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公開番号2024138779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023049453
出願日2023-03-27
発明の名称紙幣処理装置
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07D 11/14 20190101AFI20241002BHJP(チェック装置)
要約【課題】紙幣挿入口の位置ずれを防止すること。
【解決手段】紙幣挿入口31aを有する紙幣挿入部31、紙幣挿入口31aを通じて挿入された紙幣が受付可能な紙幣であるか否かを鑑別する鑑別部32並びに鑑別部32にて受付可能と鑑別された紙幣を搬送する搬送機構33を備えたユニット本体30と、紙幣を収納する収納庫40が設けられたユニットベース20とを備え、ユニット本体30は、紙幣挿入部31が設けられた前方側が開閉可能となる態様で後方側がユニットベース20に回動自在に連結されるとともに、係合片352がユニットベース20に形成された係合溝237に係合することにより閉状態となる紙幣処理装置10であって、収納庫40は、ユニットベース20に対し、予め決められた範囲内で前後方向及び上下方向に変位可能に設けられ、かつバネ部材45により上方に付勢されている。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
紙幣挿入口を有する紙幣挿入部、前記紙幣挿入口を通じて挿入された紙幣が受付可能な紙幣であるか否かを鑑別する鑑別部並びに前記鑑別部にて受付可能と鑑別された紙幣を搬送する搬送機構を備えたユニット本体と、
紙幣を収納する収納庫が設けられたユニットベースと
を備え、前記ユニット本体は、前記紙幣挿入部が設けられた手前側が開閉可能となる態様で奥側が前記ユニットベースに回動自在に連結されるとともに、自身に形成された係合部が該ユニットベースに形成された被係合部に係合することにより閉状態となる紙幣処理装置であって、
前記収納庫は、前記ユニットベースに対し、予め決められた範囲内で該ユニットベースの奥行方向及び該ユニットベースに近接離反する方向に変位可能に設けられ、かつ付勢手段により前記ユニットベースから離隔する方向に付勢されていることを特徴とする紙幣処理装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記収納庫は、紙幣を上下方向に沿って積層した状態で収納することを特徴とする請求項1に記載の紙幣処理装置。
【請求項3】
前記ユニット本体は、前記ユニットベースに対して上下方向に回動するものであり、
前記ユニット本体が下方に回動して前記閉状態に保持するとともに、前記ユニット本体が上方に回動して開状態に保持するロック手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の紙幣処理装置。
【請求項4】
前記ロック手段は、前記開状態から前記閉状態に向けての前記ユニット本体の下方への回動を規制することを特徴とする請求項3に記載の紙幣処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、挿入された紙幣の金種を鑑別し、鑑別した紙幣を収納する紙幣処理装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、紙幣挿入口を有する紙幣挿入部、紙幣挿入口を通じて挿入された紙幣が受付可能な紙幣であるか否かを鑑別する鑑別部、鑑別部にて受付可能と鑑別された紙幣を搬送する搬送機構を備えたユニットカバーが、紙幣を収納する収納庫を備えた本体部に回動自在となる態様で連結され、係合部が本体部に形成された被係合部に係合することにより閉状態となる紙幣処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-92689号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記特許文献1の紙幣処理装置では、収納庫が本体部に固定されていたので、寸法誤差等を考慮してユニットカバーに遊びを持たせるようにしていた。そのため、ユニットカバーが本体部に対して開閉する度に、収納庫に対して搬送機構が適切に配置されるようユニットカバーのセット位置が変更されていた。このようなユニットカバーのセット位置の変更は、該ユニットカバーには紙幣挿入口が設けられていたために、当該紙幣処理装置を筐体に設置する際に紙幣挿入口の位置ずれを有するおそれがあった。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、紙幣挿入口の位置ずれを防止することができる紙幣処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る紙幣処理装置は、紙幣挿入口を有する紙幣挿入部、前記紙幣挿入口を通じて挿入された紙幣が受付可能な紙幣であるか否かを鑑別する鑑別部並びに前記鑑別部にて受付可能と鑑別された紙幣を搬送する搬送機構を備えたユニット本体と、紙幣を収納する収納庫が設けられたユニットベースとを備え、前記ユニット本体は、前記紙幣挿入部が設けられた手前側が開閉可能となる態様で奥側が前記ユニットベースに回動自在に連結されるとともに、自身に形成された係合部が該ユニットベースに形成された被係合部に係合することにより閉状態となる紙幣処理装置であって、前記収納庫は、前記ユニットベースに対し、予め決められた範囲内で該ユニットベースの奥行方向及び該ユニットベースに近接離反する方向に変位可能に設けられ、かつ付勢手段により前記ユニットベースから離隔する方向に付勢されていることを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記紙幣処理装置において、前記収納庫は、紙幣を上下方向に沿って積層した状態で収納することを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記紙幣処理装置において、前記ユニット本体は、前記ユニットベースに対して上下方向に回動するものであり、前記ユニット本体が下方に回動して前記閉状態に保持するとともに、前記ユニット本体が上方に回動して開状態に保持するロック手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記紙幣処理装置において、前記ロック手段は、前記開状態から前記閉状態に向けての前記ユニット本体の下方への回動を規制することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、収納庫は、ユニットベースに対し、予め決められた範囲内で該ユニットベースの奥行方向及び該ユニットベースに近接離反する方向に変位可能に設けられ、かつ付勢手段によりユニットベースから離隔する方向に付勢されているので、ユニットベースとユニット本体との寸法誤差を吸収し、収納庫をユニット本体に押し付けることができ、閉状態となるユニット本体の姿勢を変形させることがない。これにより、紙幣挿入口の位置ずれを防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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