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公開番号2024139415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023050343
出願日2023-03-27
発明の名称配設装置
出願人大成建設株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類E04D 13/18 20180101AFI20241002BHJP(建築物)
要約【課題】太陽電池モジュールの更新を比較的簡易に行える装置の提供。
【解決手段】太陽電池モジュールを配設する配設装置であって、太陽電池モジュールを支持する支持体と、互いに平行に配索され、前記支持体が固定された一対の線材と、前記一対の線材を走行させる走行機構と、を備え、前記走行機構は、前記一対の線材が巻き掛けられる第一の回転部材及び第二の回転部材を備え、前記第一の回転部材の回転によって前記一対の線材を前記第一の回転部材と前記第二の回転部材との間で走行させる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
太陽電池モジュールを配設する配設装置であって、
太陽電池モジュールを支持する支持体と、
互いに平行に配索され、前記支持体が固定された一対の線材と、
前記一対の線材を走行させる走行機構と、を備え、
前記走行機構は、
前記一対の線材が巻き掛けられる第一の回転部材及び第二の回転部材を備え、前記第一の回転部材の回転によって前記一対の線材を前記第一の回転部材と前記第二の回転部材との間で走行させる、
ことを特徴とする配設装置。
続きを表示(約 830 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配設装置であって、
前記太陽電池モジュールに接続される一対の電気ケーブルを備え、
前記一対の電気ケーブルの一方は、前記一対の線材の一方に沿って該一方の線材に係止され、
前記一対の電気ケーブルの他方は、前記一対の線材の他方に沿って該他方の線材に係止される、
ことを特徴とする配設装置。
【請求項3】
請求項1に記載の配設装置であって、
前記一対の線材は、地上から建物の一方の外壁、屋根及び前記一方の外壁の反対側の他方の外壁に渡って配索され、
前記第一の回転部材は、前記一方の外壁の側において地上に配置され、
前記第二の回転部材は、前記他方の外壁の側において地上に配置され、
前記走行機構は、
前記屋根に設けられ、かつ、前記一対の線材の走行を案内する複数の案内部材を備える、
ことを特徴とする配設装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の配設装置であって、
前記太陽電池モジュールは、可撓性を有するシート状の太陽電池モジュールであり、
前記支持体は、可撓性を有し、かつ、前記太陽電池モジュールが表面に脱着可能に固定されるシート状の部材である、
ことを特徴とする配設装置。
【請求項5】
請求項1に記載の配設装置であって、
前記第一の回転部材を回転する電動機を備え、前記第一の回転部材に分離可能に接続される移動式の駆動ユニットを備える、
ことを特徴とする配設装置。
【請求項6】
請求項1に記載の配設装置であって、
前記一対の線材の各線材は、その両端部が前記第一の回転部材に固定され、
前記第一の回転部材の回転によって、前記一対の線材が送り出され、同時に巻き取られる、
ことを特徴とする配設装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は太陽電池モジュールの配設装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
太陽電池モジュールの配設形態として、空き地に敷設する方式や屋根に配設する方式が知られている。屋根に太陽電池モジュールを配設する方式では、例えば、折板屋根の凸部に固定金具を取り付け、軽量鉄骨材を直交させて、その上に太陽電池モジュールを支持する構造が提案されている(特許文献1等)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-79707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シリコン系太陽電池モジュールの使用を想定した従来の配設形態は、数十年単位の耐用期間を想定して大規模な工事が必要となる場合が多い。例えば、屋根に太陽電池モジュールを配設する工事では作業用の足場が必要となり、また、屋根上での作業工数も多い。太陽電池モジュールの経年劣化によりこれを更新する場合には、同様の工事が繰り返されることになる。ペロブスカイト系太陽電池モジュールに代表されるように耐用年数が短いモジュールの使用を想定した場合、工事頻度の点で不利であり、太陽電池モジュールを比較的簡易に更新できることが望まれる。
【0005】
本発明の目的は、太陽電池モジュールの更新が比較的簡易に行える配設装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、
太陽電池モジュールを配設する配設装置であって、
太陽電池モジュールを支持する支持体と、
互いに平行に配索され、前記支持体が固定された一対の線材と、
前記一対の線材を走行させる走行機構と、を備え、
前記走行機構は、
前記一対の線材が巻き掛けられる第一の回転部材及び第二の回転部材を備え、前記第一の回転部材の回転によって前記一対の線材を前記第一の回転部材と前記第二の回転部材との間で走行させる、
ことを特徴とする配設装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、太陽電池モジュールの更新が比較的簡易に行える配設装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る配設装置の概要図。
図1の配設装置の走行機構の説明図。
図1の配設装置の説明図。
電気ケーブルの配線図。
太陽電池モジュールの更新作業の説明図。
走行機構の別例の説明図。
(A)及び(B)は走行機構の別例の説明図。
端子箱の別の構成例を示す配線図。
配設装置の別例の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
<第一実施形態>
<配設装置の適用例と構造>
図1は本発明の一実施形態に係る配設装置1の概要図である。各図において矢印X及びYは互いに直交する水平方向を示し、矢印Zは上下方向を示す。図1の例は、建物100の屋根101上に複数の太陽電池モジュールPVを配設した例である。建物100は例えば工場であり、比較的平らな屋根101を有し、高さが例えば10m程度である。太陽電池モジュールPVは、ペロブスカイト系太陽電池モジュールであり、矩形のシートの形態を有し、かつ、可撓性を有するフレキシブル太陽光パネルである。図1の例では一例として18枚の太陽電池モジュールPVが屋根101上に敷設されている。
(【0011】以降は省略されています)

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