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公開番号2024138669
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-09
出願番号2023049260
出願日2023-03-27
発明の名称1極端子台の製造方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 43/24 20060101AFI20241002BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】金型を共用して複数種の1極端子台を製造する技術を提供する。
【解決手段】金型ユニット9は、1極端子台1Aの樹脂部4を成形するためのキャビティを構成する複数の金型91,92,93,94と、予め成形された端子2を保持し、金型91に組み込まれる駒95と、を備えている。1極端子台1Aを製造する際は、まず、金型91の凹部90に駒95を組み込み、駒95に予め成形された端子2を取り付ける。また、金型94の凸部に予め成形されたカラー3を取り付ける。次に、金型91,92,93,94を閉じ、キャビティに溶融樹脂を充填する。そして、所定の硬化時間を置いた後、金型91,92,93,94を開き、完成品の1極端子台1Aを取り出す。金型ユニット9は、駒95を別のものと入れ替えることで、複数種の1極端子台を製造することができる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
一端側に第1接続部が形成され、他端側に第2接続部が形成された端子と、前記端子を保持した樹脂部と、を備えた1極端子台の製造方法であって、
前記樹脂部を成形するためのキャビティを構成する複数の金型と、予め成形された前記端子を保持し、何れかの金型に組み込まれる駒と、を備えた金型ユニットを用い、
複数種の端子と、各端子を保持する複数種の駒と、を用意しておき、
複数種の端子及び複数種の駒から一の端子及び一の駒を選択し、選択した一の駒を前記金型に組み込み、前記キャビティに前記一の端子をセットした状態で当該キャビティに溶融樹脂を充填して、前記1極端子台を製造する
ことを特徴とする1極端子台の製造方法。
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
前記第1接続部がボルト挿通孔を備え、前記複数種の端子は、前記ボルト挿通孔の位置又は向きが互いに異なっている
ことを特徴とする請求項1に記載の1極端子台の製造方法。
【請求項3】
前記1極端子台が、前記樹脂部に保持された円筒状のカラーを備え、
前記キャビティに前記端子及び前記カラーをセットした状態で当該キャビティに溶融樹脂を充填して、前記1極端子台を製造する
ことを特徴とする請求項1に記載の1極端子台の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端子台に関するものである。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
配線接続用の端子台には様々な構造のものがあるが、その一例として、図9に示すものがある(特許文献1を参照)。図9に示す端子台500は、自動車に搭載された走行用モータの筐体に固定されるものであり、3つのバスバ502と、2つのカラー503と、これらを保持したハウジング504と、を備えている。
【0003】
各バスバ502は、第1接続部521と、第2接続部522と、を備えている。第1接続部521は、例えば、走行用モータの端子と接続される。第2接続部522は、例えば、インバータの端子と接続される。
【0004】
カラー503は、金属で構成され、円筒状に形成されている。このカラー503には、端子台500を走行用モータの筐体に固定するためのボルトが通される。
【0005】
ハウジング504は、絶縁性の合成樹脂で構成されている。ハウジング504は、金型のキャビティに溶融樹脂が充填され、溶融樹脂が固化されて成形されている。また、バスバ502やカラー503は、ハウジング504が成形される際に金型のキャビティにセットされ、ハウジング504にインサート成形されている。
【0006】
上記端子台500以外にも、車両毎の搭載条件に合わせるため、様々な形状の端子台が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-52013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述した様々な形状の端子台を製造するにあたっては、製品毎に金型を起工する必要があり、開発期間やコストがかかるという問題があった。
【0009】
そこで、本発明は、金型を共用して複数種の1極端子台を製造する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、一端側に第1接続部が形成され、他端側に第2接続部が形成された端子と、前記端子を保持した樹脂部と、を備えた1極端子台の製造方法であって、前記樹脂部を成形するためのキャビティを構成する複数の金型と、予め成形された前記端子を保持し、何れかの金型に組み込まれる駒と、を備えた金型ユニットを用い、複数種の端子と、各端子を保持する複数種の駒と、を用意しておき、複数種の端子及び複数種の駒から一の端子及び一の駒を選択し、選択した一の駒を前記金型に組み込み、前記キャビティに前記一の端子をセットした状態で当該キャビティに溶融樹脂を充填して、前記1極端子台を製造することを特徴とするものである。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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