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公開番号2024137179
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-07
出願番号2023048595
出願日2023-03-24
発明の名称振動発生装置
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人
主分類B06B 1/06 20060101AFI20240927BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約【課題】小型化かつ高出力化することが可能な振動発生装置を提供する。
【解決手段】振動発生装置は、圧電体層と、第1方向において圧電体層を挟む第1電極および第2電極と、を備え、第1電極と第2電極との間に電圧を印加することで前記第1方向に直交する第2方向に伸縮する圧電素子10と、第2方向に延伸し、第1方向における幅が第1方向と第2方向とに直交する第3方向における幅より小さい棒状であり、第2方向における中央部において第1方向における幅が狭くなる幅狭部22を有し、幅狭部上に前記圧電素子を搭載する筐体20と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
圧電体層と、第1方向において前記圧電体層を挟む第1電極および第2電極と、を備え、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加することで前記第1方向に直交する第2方向に伸縮する圧電素子と、
前記第2方向に延伸し、前記第1方向における幅が前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向における幅より小さい棒状であり、前記第2方向における中央部において前記第1方向における幅が狭くなる幅狭部を有し、前記幅狭部上に前記圧電素子を搭載する筐体と、
を備える振動発生装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記筐体は、一方の先端が尖ったペン形状である請求項1に記載の振動発生装置。
【請求項3】
前記幅狭部の前記第2方向における中点は、前記筐体の前記第2方向における中点より前記尖った先端の方に位置する請求項2に記載の振動発生装置。
【請求項4】
前記圧電素子の前記第1方向における面は、前記幅狭部上の面に固定されている請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発生装置。
【請求項5】
前記圧電素子の前記第1方向における面が固定された振動板と、
前記幅狭部上に固定され、前記振動板を前記第2方向における両端において固定し、前記第3方向における前記振動板の両端を自由端とする固定部材と、
を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発生装置。
【請求項6】
前記固定部材のヤング率は前記筐体のヤング率より大きい請求項5に記載の振動発生装置。
【請求項7】
前記圧電素子は、前記振動板を前記第1方向において挟むように設けられ、互いに反転する信号が供給される第1圧電素子および第2圧電素子を含む請求項5に記載の振動発生装置。
【請求項8】
前記振動板の中央部に設けられた錘を備える請求項5に記載の振動発生装置。
【請求項9】
前記幅狭部は、前記圧電素子が搭載される面に前記第1方向に凹む凹部を有し、
前記圧電素子は、前記凹部の底面に搭載されている請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発生装置。
【請求項10】
前記幅狭部において前記圧電素子を覆う蓋を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の振動発生装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動発生装置に関し、圧電素子を有する振動発生装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
電気信号を音波に変換するトランスデューサのように振動発生装置に圧電素子を用いることが知られている。振動発生装置に振動板を有するランジュバン型振動子を用いることが知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-314369号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ペン型のように棒状の筐体を有する振動発生装置では、棒状の筐体に圧電素子を設けかつ高出力化が求められる。振動板を有する振動発生装置では、振動板を小さくすると出力が低下する。振動版を大きくすると出力は高くなるが大型化してしまう。振動発生装置の小型化と高出力化を両立することが難しい。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、小型化かつ高出力化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、圧電体層と、第1方向において前記圧電体層を挟む第1電極および第2電極と、を備え、前記第1電極と前記第2電極との間に電圧を印加することで前記第1方向に直交する第2方向に伸縮する圧電素子と、前記第2方向に延伸し、前記第1方向における幅が前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向における幅より小さい棒状であり、前記第2方向における中央部において前記第1方向における幅が狭くなる幅狭部を有し、前記幅狭部上に前記圧電素子を搭載する筐体と、を備える振動発生装置である。
【0007】
上記構成において、前記筐体は、一方の先端が尖ったペン形状である構成とすることができる。
【0008】
上記構成において、前記幅狭部の前記第2方向における中点は、前記筐体の前記第2方向における中点より前記尖った先端の方に位置する構成とすることができる。
【0009】
上記構成において、前記圧電素子の前記第1方向における面は、前記幅狭部上の面に固定されている構成とすることができる。
【0010】
上記構成において、前記圧電素子の前記第1方向における面が固定された振動板と、前記幅狭部上に固定され、前記振動板を前記第2方向における両端において固定し、前記第3方向における前記振動板の両端を自由端とする固定部材と、を備える構成とすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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