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公開番号2025034992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141710
出願日2023-08-31
発明の名称振動アクチュエータ及び接触型入力装置
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人弁理士法人鷲田国際特許事務所
主分類B06B 1/04 20060101AFI20250306BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約【課題】組立が容易であり、低背化を図ることができる。
【解決手段】コアと、コアの周囲に配置されるコイルと、コア上に配置され、コイルに接続される配線部及びコイルの内側に配置され、コイルとコアとを絶縁する絶縁部を一体に備える基板と、を有する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
コアと、
前記コアの周囲に配置されるコイルと、
前記コア上に配置され、前記コイルに接続される配線部と前記コイルの内側に配置され、前記コイルと前記コアとを絶縁する絶縁部を一体に備える基板と、
を有する、
振動アクチュエータ。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記コアは、板状体であり、
前記絶縁部は、シート状であり、前記コイルの内側で、前記コアの周囲を覆うように前記コアを巻いて配置される、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項3】
前記配線部は前記コア上で前記絶縁部より厚みを有し、且つ、前記コア上で前記絶縁部に隣接して設けられ、
前記コイルは前記配線部に隣接して前記絶縁部上に配置される、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項4】
前記絶縁部は、放熱部を有する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項5】
前記放熱部は、一部を前記コイルと前記コアとの間から外方に突出する突出部を有する、
請求項4記載の振動アクチュエータ。
【請求項6】
前記コアの中央部に前記コイルを配置し前記基板を有する電磁石と、
前記コアの両端部に対向配置される磁性体を有するプレートと、
前記コイルの両側で前記コアを支持すると共に、前記プレートに接続された弾性支持部と、
を備え、
前記基板を介した前記コイルへの通電により生ずる磁力により、前記コイル又は前記プレートの一方が他方に近接するよう変位して振動する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項7】
前記コアに取り付けられ、前記コイルの領域と、前記配線部の領域に開口を有する枠状の錘部を有する、
請求項1記載の振動アクチュエータ。
【請求項8】
請求項6記載の振動アクチュエータを操作面の裏面に配置した接触型入力装置であって、
前記操作面へのユーザの接触動作に応じて前記コイルに通電し、前記コイル又は前記プレートの一方が他方に近接するよう変位して振動し、前記ユーザに触感を提示する、
接触型入力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動アクチュエータ及びこれを備える接触型入力装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、感知パネルであるタッチパネルに表示された表示画面に接触した操作者の指腹等に対し、接触操作感(接触して操作する感覚)として、振動アクチュエータにより振動を付与する構成が知られている(特許文献1)。
【0003】
特許文献1には、タッチパネルの裏面に、振動伝達部を介して振動アクチュエータが取り付けられた携帯端末装置が開示されている。この装置の振動アクチュエータは、振動伝達部に固定されるハウジング内に、可動子が、タッチパネルに対して垂直に配置されたガイドシャフトに沿って往復移動可能に配置されている。振動アクチュエータでは、タッチパネルへの操作に対応して可動子をハウジングに衝突させることで、衝突音が発生する可能性はあるものの、振動伝達部を介してタッチパネルに接触する指腹に振動を付与している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-070729号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1の振動アクチュエータでは、タッチパネルの表示面に対して垂直に配置したガイドシャフトに沿って可動子を往復移動させているので、装置自体としては、表示面に対して垂直な長さ、つまり厚みを有する構成となる。
【0006】
よって、装置自体としては、厚みを薄く低背化を図ることが可能な振動アクチュエータが望まれている。
【0007】
また、特許文献1の振動アクチュエータの駆動回路では、可動子として、マグネットとマグネットを挟む2つのヨークとを有し、固定子として、可動体を囲むボビンと、ボビンに巻回された2つのコイルとを有するのでその組み立てに時間がかかる。よってより部品点数を削減して組立性を向上させたいという要望がある。
【0008】
本発明の目的は、組立が容易であり、低背化が可能な振動アクチュエータ及び接触型入力装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の振動アクチュエータは、
コアと、
前記コアの周囲に配置されるコイルと、
前記コア上に配置され、前記コイルに接続される配線部と前記コイルの内側に配置され、前記コイルと前記コアとを絶縁する絶縁部を一体に備える基板と、
を有する構成を採る。
【0010】
なお、上記構成において、前記コアの中央部に前記コイルを配置し前記基板を有する電磁石と、前記コアの両端部に対向配置される磁性体を有するプレートと、前記コイルの両側で前記コアを支持すると共に、前記プレートに接続された弾性支持部と、を備え、前記基板を介した前記コイルへの通電により生ずる磁力により、前記コイル又は前記プレートの一方が他方に近接するよう変位して振動する構成を採る振動アクチュエータとしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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