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公開番号2025034203
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140444
出願日2023-08-30
発明の名称振動アクチュエータ
出願人フォスター電機株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B06B 1/04 20060101AFI20250306BHJP(機械的振動の発生または伝達一般)
要約【課題】小型かつ簡易な構造で加振できる振動アクチュエータを提供する。
【解決手段】振動アクチュエータ10は、筒状に形成されたケース12と、ケース12に収容され、コイル44に対してヨーク22及びマグネット24が相対移動することで振動を発生させる可動子14と、可動子14よりも小径のスペーサ28を介して可動子14の一端側に取付けられた板バネ16と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
筒状に形成されたケースと、
前記ケースに収容され、コイルに対してヨーク及びマグネットが相対移動することで振動を発生させる可動子と、
前記可動子よりも小径のスペーサを介して前記可動子の一端側に取付けられた板バネと、
を有する振動アクチュエータ。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記板バネは、前記ケースの一端側の開口を閉塞する上蓋と前記ケースとの間に挟持されており、
前記コイルは、前記ケースの他端側の開口を閉塞する下蓋に設けられている、請求項1に記載の振動アクチュエータ。
【請求項3】
前記下蓋は、前記ケースにおける他端側の開口と接する蓋本体部と、前記蓋本体部から前記ケースの一端側へ突出された円筒部とを含んで構成されており、
前記コイルは、前記円筒部の外面に形成された凹部に巻回されている、請求項2に記載の振動アクチュエータ。
【請求項4】
前記ケースの内部にはシャフトが設けられており、
前記シャフトの一端部に前記板バネの中心が取付けられており、
前記シャフトの他端側には、前記ヨーク及び前記マグネットが取付けられている、請求項1に記載の振動アクチュエータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、可動体と、固定体と、可動体を固定体に対して可動自在に支持する弾性支持部(板バネ)を備えた振動アクチュエータが開示されている。この特許文献1に記載の振動アクチュエータでは、ケースを貫通するようにシャフトが垂設されており、シャフトに沿って可動体が移動するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7022617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、昨今、小型かつ簡易的な振動アクチュエータの需要が高まっている。しかしながら、特許文献1に記載された振動アクチュエータでは、板バネが可動体の外周部に直接的に固定されているため、大型にしなければ加振性能を十分に得られない可能性がある。
【0005】
本発明は、小型かつ簡易な構造で加振できる振動アクチュエータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係る振動アクチュエータは、筒状に形成されたケースと、前記ケースに収容され、コイルに対してヨーク及びマグネットが相対移動することで振動を発生させる可動子と、前記可動子よりも小径のスペーサを介して前記可動子の一端側に取付けられた板バネと、を有する。
【0007】
上記態様では、筒状に形成されたケースに可動子が収容されており、可動子は、コイルに対してヨーク及びマグネットが相対移動することで振動を発生させる。また、可動子の一端側には板バネが取付けられている。これにより、可動子が発生させた振動が板バネに伝達され、加振対象物を振動させることができる。ここで、板バネは、可動子よりも小径のスペーサを介して可動子に取付けられている。これにより、可動子に直接的に板バネが取付けられた構造と比較して、板バネの振動領域を広く確保することができ、小型であっても加振性能を確保できる。
【0008】
第2の態様に係る振動アクチュエータは、第1の態様において、前記板バネは、前記ケースの一端側の開口を閉塞する上蓋と前記ケースとの間に挟持されており、前記コイルは、前記ケースの他端側の開口を閉塞する下蓋に設けられている。
【0009】
上記態様では、板バネは上蓋とケースとの間に挟持されている。また、コイルは、ケースの他端側の開口を閉塞する下蓋に設けられている。これにより、板バネ及びコイルを取付けるための専用の部品を別途設ける必要がなく、構造を簡易にできる。
【0010】
第3の態様に係る振動アクチュエータは、第2態様において、前記下蓋は、前記ケースにおける他端側の開口と接する蓋本体部と、前記蓋本体部から前記ケースの一端側へ突出された円筒部とを含んで構成されており、前記コイルは、前記円筒部の外面に形成された凹部に巻回されている。
(【0011】以降は省略されています)

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