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公開番号
2024136177
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023047194
出願日
2023-03-23
発明の名称
制御装置
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
13/00 20060101AFI20240927BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】車両の利用情報の有無にかかわらず、車両の蓄電システムの充放電の傾向を正確に予測できる制御装置を提供すること。
【解決手段】制御装置10は、複数の車両30のそれぞれに搭載される蓄電システム31に関連付けられる外部蓄電装置としてのモバイル端末40の利用履歴を蓄電システム31ごとに取得する取得部21と、モバイル端末40の利用履歴に基づいて蓄電システム31と電力網100の間の充放電の傾向を推定し、推定結果に応じて複数の蓄電システム31の中から電力網100との間で充放電を行う蓄電システム31を選択する選択部25と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の車両のそれぞれに搭載される蓄電システムに関連付けられる外部蓄電装置の利用履歴を前記蓄電システムごとに取得する取得部と、
前記外部蓄電装置の前記利用履歴に基づいて前記蓄電システムと電力網の間の充放電の傾向を推定し、推定結果に応じて複数の前記蓄電システムの中から前記電力網との間で充放電を行う前記蓄電システムを選択する選択部と、を備える制御装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記外部蓄電装置は、前記車両のユーザが所有するモバイル端末である、請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記外部蓄電装置の充電頻度が高い場合は、当該外部蓄電装置に対応する前記蓄電システムの優先度を高く設定する優先度設定部を更に備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項4】
前記外部蓄電装置の充電頻度が低い場合は、当該外部蓄電装置に対応する前記蓄電システムに対して充放電に関する情報を通知する頻度を高く設定する通知部を更に備える、請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記選択部は、前記外部蓄電装置の充電状態の維持の程度及びタイミングを前記蓄電システムの選択に反映する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
前記取得部は、前記外部蓄電装置が前記車両内で充電されるタイミングで少なくとも充電履歴を含む情報を前記利用履歴として取得する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項7】
前記取得部は、前記車両内の非接触充電装置による充電時に前記利用履歴を取得する、請求項6に記載の制御装置。
【請求項8】
前記選択部は、充放電設備に接続されている蓋然性が高い前記蓄電システムを優先的に選択する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項9】
前記選択部は、電力網の需給状態が電力余剰の場合において、前記利用履歴に基づいて充電率が低い傾向を示すユーザの前記蓄電システムを優先的に選択する、請求項1に記載の制御装置。
【請求項10】
前記選択部は、前記電力網の需給状態が電力不足の場合において、前記利用履歴に基づいて充電率が高い傾向を示すユーザの前記蓄電システムを優先的に選択する、請求項1に記載の制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、より多くの人々が手ごろで信頼でき、持続可能かつ先進的なエネルギーへのアクセスを確保できるようにするため、エネルギーの効率化に貢献する蓄電池に関する研究開発が行われている。
【0003】
例えば、利用状況等に基づいて車両の蓄電池の充放電を行うタイミングを予測し、当該蓄電池の充放電を制御する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
特許文献1は、分散型エネルギーリソース管理装置に関するものである。特許文献1には、分散型エネルギーリソースとしての車両の蓄電池を有する需要家の時間単位ごとの需要電力量と供給電力量を予測する予測部と、車両の利用時間帯の情報を含む利用情報を入力する入力部と、需要電力量、供給電力量、利用情報に基づいて、蓄電池の充放電計画を作成する計画作成部と、を備える分散型エネルギーリソース管理装置について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-050126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
車両に搭載される蓄電システムを電力網の需給を調整するためのDR(Demand Response)制御に利用する場合、車両が充放電設備に接続されていることが前提となる。しかしながら、電気自動車が充放電設備を備えた車庫に入庫しているからといって当該車両が充放電設備に接続されているとは限らない。車両を充放電設備に接続するか否かは、結局のところユーザの意思決定によるところとなる。
【0007】
従来技術のように、車両に搭載されるSOCを監視したり、車両の利用情報に基づいて予測したりすることにより、車両が充放電設備に接続されていることを予測できればDR制御も精度良く実行できる。しかしながら、車両の利用情報がない場合や予測するための十分な量の利用情報がない場合もある。
【0008】
本発明は、車両の利用情報の有無にかかわらず、車両の蓄電システムの充放電の傾向を正確に予測できる制御装置を提供することを目的とする。そして、延いてはエネルギーの効率化に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1) 本発明は、複数の車両のそれぞれに搭載される蓄電システムに関連付けられる外部蓄電装置の利用履歴を前記蓄電システムごとに取得する取得部と、前記外部蓄電装置の前記利用履歴に基づいて前記蓄電システムと電力網の間の充放電の傾向を推定し、推定結果に応じて複数の前記蓄電システムの中から前記電力網との間で充放電を行う前記蓄電システムを選択する選択部と、を備える制御装置である。
【0010】
(2) (1)の制御装置において、前記外部蓄電装置は、前記車両のユーザが所有するモバイル端末であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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