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公開番号2024136112
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023047093
出願日2023-03-23
発明の名称保護回路及び半導体装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類H01L 21/822 20060101AFI20240927BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】製造コストを抑制する。
【解決手段】実施形態に係る保護回路は、第1電源線PL1と、第2電源線PL2と、第1トランジスタ30と、第1抵抗11と、第2抵抗12と、第2トランジスタ13と、トリガ回路20と、を含む。第1トランジスタ30は、ドレインが第1電源線PL1に接続され、ソースが第2電源線PL2に接続される。第1抵抗11は、一端が第1電源線PL1に接続される。第2抵抗12は、一端が第2電源線PL2に接続される。第2トランジスタ13は、ドレインが第1電源線PL1に接続され、ソースが第1ノードN1に接続され、ゲートが第1抵抗11の他端と第2抵抗12の他端とのそれぞれに接続される。トリガ回路20は、第1ノードN1と第2電源線PL2とのそれぞれに接続され、第1ノードN1の電圧の変化に基づいて第1トランジスタ30を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1電源線と、
第2電源線と、
ドレインが前記第1電源線に接続され、ソースが前記第2電源線に接続された第1トランジスタと、
一端が前記第1電源線に接続された第1抵抗と、
一端が前記第2電源線に接続された第2抵抗と、
ドレインが前記第1電源線に接続され、ソースが第1ノードに接続され、ゲートが前記第1抵抗の他端と前記第2抵抗の他端とのそれぞれに接続された第2トランジスタと、
前記第1ノードと前記第2電源線とのそれぞれに接続され、前記第1ノードの電圧の変化に基づいて前記第1トランジスタを制御するトリガ回路と、
を含む、保護回路。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記トリガ回路は、
一端が前記第1ノードに接続された第3抵抗と、
一方電極が前記第2電源線に接続された第1キャパシタと、
正の電源端が前記第1ノードに接続され、負の電源端が前記第2電源線に接続され、入力端が前記第3抵抗の他端と前記第1キャパシタの他方電極とのそれぞれと接続された第1インバータと、
を含み、前記第1インバータの出力に基づいて、前記第1トランジスタを制御する、
請求項1に記載の保護回路。
【請求項3】
前記トリガ回路は、
正の電源端が前記第1ノードに接続され、負の電源端が前記第2電源線に接続され、入力端が前記第1インバータの出力端と接続された第2インバータと、
正の電源端が前記第1ノードに接続され、負の電源端が前記第2電源線に接続され、入力端が前記第2インバータの出力端と接続され、出力端が前記第1トランジスタのゲートに接続された第3インバータと、
をさらに含む、請求項2に記載の保護回路。
【請求項4】
前記第1キャパシタは、MOSFETの構造を利用したキャパシタである、請求項2に記載の保護回路。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の保護回路と、
前記第1電源線に接続され、外部と接続可能な第1端子と、
前記第2電源線に接続され、外部と接続可能な第2端子と、
を含み、
前記第1トランジスタの前記ドレインは、他のトランジスタを介することなく前記第1電源線に直接接続され、前記第1トランジスタの前記ソースは、他のトランジスタを介すること無く前記第2電源線に直接接続される、半導体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、保護回路及び半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ESD(Electro Static Discharge)に対する保護回路が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2006/0072267号明細書
特開2013-198126号公報
特開2014-075435号公報
特開2014-063854号公報
特開2014-120547号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
製造コストを抑制する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る保護回路は、第1電源線と、第2電源線と、第1トランジスタと、第1抵抗と、第2抵抗と、第2トランジスタと、トリガ回路と、を含む。第1トランジスタは、ドレインが第1電源線に接続され、ソースが第2電源線に接続される。第1抵抗は、一端が第1電源線に接続される。第2抵抗は、一端が第2電源線に接続される。第2トランジスタは、ドレインが第1電源線に接続され、ソースが第1ノードに接続され、ゲートが第1抵抗の他端と第2抵抗の他端とのそれぞれに接続される。トリガ回路は、第1ノードと第2電源線とのそれぞれに接続され、第1ノードの電圧の変化に基づいて第1トランジスタを制御する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る保護回路を含む半導体装置の構成例を示す回路図。
第1比較例に係る保護回路の構成例を示す回路図。
第2比較例に係る保護回路の構成例を示す回路図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態につき図面を参照して説明する。説明に際し、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付す。また、以下に示す実施形態は、技術的思想を例示するものである。実施形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を特定するものではない。実施形態は、種々の変更を加えることができる。
【0008】
[実施形態]
実施形態に係る半導体装置について説明する。
【0009】
[1]構成
[1-1]半導体装置の全体構成
図1は、実施形態に係る保護回路を含む半導体装置の構成例を示す回路図である。半導体装置ICは、外部から供給された電力を用いて、種々の動作を行う装置である。半導体装置ICは、例えば、IC(Integrated Circuit)チップである。
【0010】
半導体装置ICは、電源線PL1及びPL2、端子T1及びT2、保護回路1、並びに機能回路2を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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