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公開番号2024135961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046891
出願日2023-03-23
発明の名称ストレージシステムおよび情報処理システム
出願人キオクシア株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G06F 16/907 20190101AFI20240927BHJP(計算;計数)
要約【課題】重要なデータを長期的に保存できるストレージシステムおよび情報処理システムを実現する。
【解決手段】コントローラは、一つ以上の保存可能期間のうち、一つ以上のデータ部のうちの第1データ部に対応する第1保存可能期間が第1閾値以上である場合、一つ以上の第1ブロックとは異なる第2ブロックに前記第1データ部を書き込み、前記一つ以上の第1ブロックに格納されている前記第1データ部を無効化する。前記コントローラは、前記第1保存可能期間が前記第1閾値より短く、且つ前記第1データ部が前記一つ以上の第1ブロックに保存されている期間が前記第1保存期間に達した場合、前記一つ以上の第1ブロックに格納されている前記第1データ部を無効化する。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
ストレージシステムであって、
各々が消去動作の単位である複数のブロックを含む一つ以上の不揮発性メモリと、
前記複数のブロックのうちの一つ以上の第1ブロックに一つ以上のデータ部が格納されている場合、前記一つ以上のデータ部がそれぞれに対応する前記一つ以上の第1ブロックに保存されるべき一つ以上の保存可能期間を管理するコントローラと、を具備し、
前記コントローラは、
前記一つ以上の保存可能期間のうち、前記一つ以上のデータ部のうちの第1データ部に対応する第1保存可能期間が第1閾値以上である場合、前記複数のブロックのうちの前記一つ以上の第1ブロックとは異なる第2ブロックに前記第1データ部を書き込み、前記一つ以上の第1ブロックに格納されている前記第1データ部を無効化し、
前記第1保存可能期間が前記第1閾値より短く、且つ前記第1データ部が前記一つ以上の第1ブロックに保存されている期間が前記第1保存可能期間に達した場合、前記一つ以上の第1ブロックに格納されている前記第1データ部を無効化するように構成される、
ストレージシステム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記コントローラは、
前記第1保存可能期間が前記第1閾値未満であり、且つ前記第1データ部が前記一つ以上の第1ブロックに保存されている期間が前記第1保存可能期間に達する前に、前記第1データ部が一つ以上の条件のうちの少なくとも一つの条件を満たした場合、前記第1保存可能期間に前記満たされた少なくとも一つの条件に対応する第1期間を加算し、
前記第1期間を加算した前記第1保存可能期間が前記第1閾値に達した場合、前記第2ブロックに前記第1データ部を書き込み、前記一つ以上の第1ブロックに格納されている前記第1データ部を無効化し、
前記第1期間を加算した前記第1保存可能期間が前記第1閾値に達することなく、前記第1データ部が前記一つ以上の第1ブロックに保存されている期間が前記第1保存可能期間に達した場合、前記一つ以上の第1ブロックに格納されている前記第1データ部を無効化するように構成される、
請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項3】
前記コントローラは、
前記一つ以上の第1ブロックにおけるデータを新たに格納可能な空き記憶領域を示す指標が第2閾値以下になったことに応じて、
前記一つ以上の第1ブロックのうちの、データの書き込みが最も古い第3ブロックに格納され、無効化されていない全てのデータ部を、前記第2ブロックに書き込み、
前記第3ブロックに格納されている前記全てのデータ部を無効化するように構成される、
請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項4】
前記ストレージシステムは、
複数のデータ部を一時的に格納する揮発性メモリをさらに具備し、
前記コントローラは、
前記揮発性メモリに格納されている複数のデータ部のうちの、最も古い第2データ部と、2番目に古い第3データ部とが類似するか否かを、前記第2データ部の特徴を示す第1情報と、前記第3データ部の特徴を示す第2情報とに基づいて判定し、
前記第2データ部と前記第3データ部とが類似しない場合、前記第2データ部を前記一つ以上の第1ブロックの何れか一つのブロックに格納して、前記揮発性メモリから前記第2データ部を削除し、
前記第2データ部と前記第3データ部とが類似する場合、前記揮発性メモリから前記第2データ部を削除するように構成される、
請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項5】
前記一つ以上のデータ部のそれぞれは、画像データ、音声データ、およびメタデータの少なくとも一つを含む、
請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項6】
設定情報を外部装置から受信する第2インタフェースをさらに具備し、
前記設定情報は、前記一つ以上の保存可能期間の初期値または前記第1閾値を含む、
請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項7】
前記一つ以上の不揮発性メモリは、
前記一つ以上の第1ブロックを含む第1の不揮発性メモリと、前記一つ以上の第2ブロックを含む第2の不揮発性メモリと、を含む、
あるいは、前記一つ以上の第1ブロックと前記一つ以上の第2ブロックとを含む一つの不揮発性メモリである、
請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項8】
前記コントローラは、
前記一つ以上の第1ブロックに含まれる複数のメモリセルにメモリセル当たりNビットのデータを書き込み、
前記一つ以上の第2ブロックに含まれる複数のメモリセルにメモリセル当たりMビットのデータを書き込むように構成され、
前記Nは1以上であり、
前記Mは前記Nよりも大きい、
請求項1に記載のストレージシステム。
【請求項9】
請求項1から請求項8の何れか1項に記載のストレージシステムと、
前記ストレージシステムに接続され、前記一つ以上のデータ部に関連するデータを取得するように構成されるデバイスと、を具備する
情報処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、ストレージシステムおよび情報処理システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ユーザの記憶を補助するために、そのユーザに関するライフデータを記録する情報処理システムが開発されている。ライフデータは、例えば、ユーザが見聞きした情報やユーザの状態のような、ユーザの生活に関するデータを含む。情報処理システムは、例えば、ライフデータを取得するデバイスと、取得したライフデータを保存するストレージシステムとを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第8,014,573号明細書
米国特許第10,133,917号明細書
米国特許出願公開第2021/0174971号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ストレージシステムの記憶容量は有限である。そのため、デバイスによって取得されたライフデータの全てがストレージシステムに格納され、格納されたデータの総量がストレージシステムの記憶容量に達した場合、ストレージシステムは、新たなライフデータを記録することができなくなる。したがって、デバイスによって取得されたライフデータの全てをストレージシステムに長期的に保存することは困難である。
【0005】
取得されたライフデータは、内容によって重要性が異なる可能性がある。そのため、重要なデータを長期的に保存できる新たな機能が必要とされる。
【0006】
本発明の一実施形態が解決しようとする課題は、重要なデータを長期的に保存できるストレージシステムおよび情報処理システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態によれば、ストレージシステムは、一つ以上の不揮発性メモリと、コントローラとを具備する。前記一つ以上の不揮発性メモリは、各々が消去動作の単位である複数のブロックを含む。前記コントローラは、前記複数のブロックのうちの一つ以上の第1ブロックに一つ以上のデータ部が格納されている場合、前記一つ以上のデータ部がそれぞれに対応する前記一つ以上の第1ブロックに保存されるべき一つ以上の保存可能期間を管理する。前記コントローラは、前記一つ以上の保存可能期間のうち、前記一つ以上のデータ部のうちの第1データ部に対応する第1保存可能期間が第1閾値以上である場合、前記複数のブロックのうちの前記一つ以上の第1ブロックとは異なる第2ブロックに前記第1データ部を書き込み、前記一つ以上の第1ブロックに格納されている前記第1データ部を無効化する。前記コントローラは、前記第1保存可能期間が前記第1閾値より短く、且つ前記第1データ部が前記一つ以上の第1ブロックに保存されている期間が前記第1保存可能期間に達した場合、前記一つ以上の第1ブロックに格納されている前記第1データ部を無効化する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るストレージシステムを含む情報処理システムの構成例を示すブロック図。
実施形態に係るストレージシステムに含まれる(a)第2ストレージと、(b)第3ストレージとの構成例を示すブロック図。
実施形態に係るストレージシステムにおいて各コンテンツを段階的に格納する複数の記憶領域の例を示すブロック図。
実施形態に係るストレージシステムに保存されるコンテンツの構成例を示す図。
実施形態に係るストレージシステムにおける、第1ストレージに格納されているコンテンツを解析する構成の例を示すブロック図。
実施形態に係るストレージシステムにおいて、第1ストレージに格納されているコンテンツが比較される例を示す図。
実施形態に係るストレージシステムにおいて実行される短期記憶コンテンツ削除処理の手順の例を示すフローチャート。
実施形態に係るストレージシステムにおいて、第2ストレージ内のブロックに格納されるコンテンツの構成例を示す図。
実施形態に係るストレージシステムにおいて、第2ストレージに格納されているコンテンツの保存可能期間の例を示すタイムチャート。
実施形態に係るストレージシステムにおいて使用される保存管理テーブルの構成例を示す図。
実施形態に係るストレージシステムにおいて実行される中期記憶コンテンツ移動処理の手順の例を示すフローチャート。
実施形態に係るストレージシステムにおいて、コンテンツが第2ストレージから第3ストレージに移動される例を示す図。
実施形態に係るストレージシステムにおける、(a)関連グラフに新たな関連を追加しないコンテンツと、(b)関連グラフに新たな関連を追加するコンテンツの例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、各実施形態を説明する。
【0010】
図1は、実施形態に係るストレージシステム3を含む情報処理システム1の構成例を示すブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)

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