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公開番号2024135511
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046230
出願日2023-03-23
発明の名称管状留置具
出願人SBカワスミ株式会社,住友ベークライト株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61F 2/95 20130101AFI20240927BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】生体管腔に対する侵襲性の低いフックを有する管状留置具を提供する。
【解決手段】長尺の留置装置20により生体管腔2内に導入され、留置装置20から遠位側に放出されて生体管腔2に留置される管状留置具1は、径方向に拡縮可能な環状骨格部11と、環状骨格部11を管状に被覆する皮膜部12と、管状留置具1の遠位端に設けられ、留置装置20に設けられた係合部23と係合するフック部13と、を備える。フック部13は、非金属の線状部材で屈曲自在に形成される。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
長尺の留置装置により生体管腔内に導入され、前記留置装置から遠位側に放出されて前記生体管腔に留置される管状留置具であって、
径方向に拡縮可能な環状骨格部と、
前記環状骨格部を管状に被覆する皮膜部と、
前記管状留置具の遠位端に設けられ、前記留置装置に設けられた係合部と係合するフック部と、を備え、
前記フック部は、非金属の線状部材で屈曲自在に形成される
管状留置具。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記フック部は、前記環状骨格部および前記皮膜部に縫着される
請求項1に記載の管状留置具。
【請求項3】
前記環状骨格部は、軸方向にジグザグ状に折り返された線材が周方向に環状をなすように構成され、
前記フック部は、前記線材の折り返しの頂点からずれた位置で前記環状骨格部に取り付けられる
請求項1に記載の管状留置具。
【請求項4】
前記環状骨格部は、軸方向にジグザグ状に折り返された線材が周方向に環状をなすように構成され、
前記フック部は、遠位側が開くように折り返した前記線材に前記線状部材を環状に掛け渡して1つの結び目で結んで形成される
請求項1に記載の管状留置具。
【請求項5】
前記結び目は、前記管状留置具を前記留置装置に充填したときに、前記係合部と前記管状留置具の間に配置される
請求項4に記載の管状留置具。
【請求項6】
前記フック部は、前記皮膜部の内側に取り付けられる
請求項1に記載の管状留置具。
【請求項7】
前記線状部材は、生体吸収される材料で形成されている
請求項1に記載の管状留置具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、管状留置具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、血管などの生体管腔に生じた病変部位に留置され、病変部位への体液の流入を遮断させる管状留置具が知られている。
この種の管状留置具は、カテーテルなどの留置装置を用いて生体管腔内に導入される。また、留置装置の先端チップに係止するために、管状留置具の遠位側に金属線材でフックが設けられることもある(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-41259号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
金属線材のフックは、生体管腔よりも硬いため、接触により生体管腔の内壁を傷つける可能性がある。また、例えば、MRI検査の際に、管状留置具から突出した状態の金属線材のフックが発熱し、生体管腔にダメージを与える可能性もある。
【0005】
そこで、本発明は上記の状況に鑑みてなされたものであって、生体管腔に対する侵襲性の低いフックを有する管状留置具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、長尺の留置装置により生体管腔内に導入され、留置装置から遠位側に放出されて生体管腔に留置される管状留置具である。管状留置具は、径方向に拡縮可能な環状骨格部と、環状骨格部を管状に被覆する皮膜部と、管状留置具の遠位端に設けられ、留置装置に設けられた係合部と係合するフック部と、を備える。フック部は、非金属の線状部材で屈曲自在に形成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、生体管腔に対する侵襲性の低いフックを有する管状留置具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の管状留置具の構成例を示す斜視図である。
本実施形態の管状留置具が生体管腔に留置された使用状態を模式的に示す図である。
管状留置具の遠位端を周方向に展開して内周側からみた状態の一例を示す図である。
(a)は本実施形態の留置装置の分解図であり、(b)は本実施形態の留置装置の組立状態を示す図である。
先端チップとフック部の係合状態の例を示す斜視図である。
(a)は先端チップの平面図であり、(b)は先端チップの側面図である。
先端チップの他の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、実施形態に係るカバードステントの構成例について説明する。なお、図面における各部の形状、寸法等は模式的に示したもので、実際の形状や寸法等を示すものではない。
【0010】
また、図面では、管状留置具および留置装置の軸方向Axを適宜矢印で示す。また、軸方向Axに略直交する方向を径方向と定義し、軸方向Axを中心とする回転方向を周方向と定義する。また、図面において管状留置具および留置装置の遠位側を符号Dで示し、管状留置具および留置装置の近位側を符号Pで示す。
(【0011】以降は省略されています)

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