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公開番号2024135188
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045752
出願日2023-03-22
発明の名称圧縮応力の推定方法、成型体の製造方法及び成型コークスの製造方法
出願人株式会社神戸製鋼所,国立大学法人東北大学
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G01N 3/08 20060101AFI20240927BHJP(測定;試験)
要約【課題】本発明は、種々の石炭について成型条件の設定の容易化を図ることが可能な圧縮応力の推定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係る圧縮応力の推定方法は、石炭の充填構造を含む成型体の成型時における前記石炭の圧縮応力を、石炭に固有のハードグローブ指数を使用して決定したパラメータを用いた離散要素法によって推定する工程を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
石炭の充填構造を含む成型体の成型時における前記石炭の圧縮応力を、石炭に固有のハードグローブ指数を使用して決定したパラメータを用いた離散要素法によって推定する工程を備える圧縮応力の推定方法。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
石炭の充填構造を含む成型体の製造方法であって、
成型時における前記石炭の圧縮応力を、石炭に固有のハードグローブ指数を使用して決定したパラメータを用いた離散要素法によって推定する工程と、
前記推定する工程で推定された圧縮応力に基づいて、前記成型時の成型条件を制御する工程と
を備える成型体の製造方法。
【請求項3】
石炭の充填構造を含む成型コークスの製造方法であって、
成型時における前記石炭の圧縮応力を、石炭に固有のハードグローブ指数を使用して決定したパラメータを用いた離散要素法によって推定する工程と、
前記推定する工程で推定された圧縮応力に基づいて、前記成型時の成型条件を制御する工程と、
前記制御する工程で制御された成型条件で成型体を成型する工程と、
前記成型する工程で成型された成型体を乾留する工程と
を備える成型コークスの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、圧縮応力の推定方法、成型体の製造方法及び成型コークスの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
石炭の充填構造を含む成型体は、成型条件によって強度等の品質が変化する。従来、成型体の成型条件は、実験による試行錯誤によって求められている。
【0003】
例えばフェロコークス等の成型コークスは、使用する原料種が変わると、成型時の圧縮応力が変化する。そのため、この成型コークスについて目標とする強度等を得るためには、原料の圧縮応力に応じた成型条件を求めることが望まれる。一方で、成型時における成型体の力学特性は複雑であり、複数の因子が相互に影響し合う。そのため、試行錯誤に基づく検討結果によって成型過程の理論化を図ることは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-169902号公報
【非特許文献】
【0005】
He et al., International Journal of Mineral Processing, 142 (2015), 73
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
数値解析は、様々な因子の影響を切り離して定量的に評価することを可能とする手法であり、成型過程の論理化に有効であると考えられる。特に、離散要素法は、成型条件が充填構造全体に及ぼす影響だけでなく、充填構造を構成する個々の粒子の運動に及ぼす影響を解析できるため、成型過程の理論化に適していると考えられる。
【0007】
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、成型体の成型時における石炭の圧縮応力を、離散要素法を用いて推定することで、種々の石炭について成型条件の設定の容易化を図ることが可能な圧縮応力の推定方法を提供することを目的とする。
【0008】
なお、特許文献1には、粉状物質に水分を添加して混合造粒する造粒工程における造粒物の粒度予測方法について、離散要素法を用いて粒子同士の衝突回数を算出することが記載されている。特許文献1には、離散要素法を用いて算出された粒子同士の衝突回数と、ポピュレーションバランスモデルを用いて算出された粒子の粒度分布とを互いに反映させることで、造粒物の粒度を精度よく予測できることが記載されている。また、非特許文献1には、他分野における圧縮応力の検討例が記載されている。
【0009】
しかしながら、今日までに離散要素法を用いて、石炭の充填構造を含む成型体の成型過程における圧縮応力を推定することは検討されていない。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者らは、離散要素法を用いて、石炭の充填構造を含む成型体の成型時における石炭の圧縮応力を推定することで、種々の石炭についての成型過程の理論化を図り得ることを知得し、本発明を完成させた。
(【0011】以降は省略されています)

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