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公開番号
2024135185
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045747
出願日
2023-03-22
発明の名称
測定デバイス
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H03B
5/32 20060101AFI20240927BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】高い精度で測定対象を測定することのできる測定デバイスを提供すること。
【解決手段】測定デバイスは、振動素子と、前記振動素子を加熱する温度制御回路素子と、前記振動素子を発振させる発振回路素子と、前記発振回路素子が出力する発振信号に基づいて測定対象を測定する測定回路素子と、前記振動素子、前記温度制御回路素子、前記発振回路素子および前記測定回路素子が実装されているパッケージと、を有し、前記パッケージは、気密封止されている収容空間を有し、前記収容空間に少なくとも前記振動素子および前記温度制御回路素子が収容されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
振動素子と、
前記振動素子を加熱する温度制御回路素子と、
前記振動素子を発振させる発振回路素子と、
前記発振回路素子が出力する発振信号に基づいて測定対象を測定する測定回路素子と、
前記振動素子、前記温度制御回路素子、前記発振回路素子および前記測定回路素子が実装されているパッケージと、を有し、
前記パッケージは、気密封止されている収容空間を有し、
前記収容空間に少なくとも前記振動素子および前記温度制御回路素子が収容されていることを特徴とする測定デバイス。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記パッケージは、第1面に開口する第1凹部および前記第1面と表裏関係にある第2面に開口する第2凹部を有するベースと、前記第1面に接合され前記第1凹部の開口を覆って前記収容空間を形成するリッドと、を有する請求項1に記載の測定デバイス。
【請求項3】
前記第1凹部に前記振動素子、前記温度制御回路素子、前記発振回路素子が配置され、
前記第2凹部に前記測定回路素子が配置されている請求項2に記載の測定デバイス。
【請求項4】
前記測定回路素子は、AD変換回路を含む第1測定回路素子と、前記発振信号および前記AD変換回路から出されるデジタル信号に基づいて前記測定対象を測定する第2測定回路素子と、を有し、
前記第1凹部に前記振動素子、前記温度制御回路素子、前記発振回路素子および前記第2測定回路素子が配置され、
前記第2凹部に前記第1測定回路素子が配置されている請求項2に記載の測定デバイス。
【請求項5】
前記第1凹部の底部に前記温度制御回路素子および前記第2測定回路素子が配置され、
前記第2凹部の底部に前記第1測定回路素子が配置されている請求項4に記載の測定デバイス。
【請求項6】
前記パッケージは、第1面に開口する第1凹部を有するベースと、前記第1面に接合され前記第1凹部の開口を覆って前記収容空間を形成するリッドと、を有し、
前記第1凹部に前記振動素子、前記温度制御回路素子、前記発振回路素子および前記測定回路素子が配置されている請求項1に記載の測定デバイス。
【請求項7】
前記測定対象は、外部から入力される信号の周波数である請求項1に記載の測定デバイス。
【請求項8】
前記測定対象は、外部から入力される信号の電圧である請求項1に記載の測定デバイス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定デバイスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、水晶振動子を備えた発振器が発振するクロック信号および発振器の外部から入力される外部クロック信号の一方に基づいて他方の周波数を測定する回路装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-097354号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、発振器が温度依存性を有するため、外部温度によって発振器が発振するクロック信号が変動し、周波数測定精度が低下するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の測定デバイスは、振動素子と、
前記振動素子を加熱する温度制御回路素子と、
前記振動素子を発振させる発振回路素子と、
前記発振回路素子が出力する発振信号に基づいて測定対象を測定する測定回路素子と、
前記振動素子、前記温度制御回路素子、前記発振回路素子および前記測定回路素子が実装されているパッケージと、を有し、
前記パッケージは、気密封止されている収容空間を有し、
前記収容空間に少なくとも前記振動素子および前記温度制御回路素子が収容されている。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る測定デバイスの回路構成を示すブロック図である。
測定デバイスの断面図である。
収容空間内を示す上面図である。
収容空間内を示す上面図である。
測定デバイスの回路構成を示すブロック図である。
第2実施形態に係る測定デバイスの断面図である。
第3実施形態に係る測定デバイスの断面図である。
PLL回路のブロック図である。
第4実施形態に係る測定デバイスの断面図である。
第5実施形態に係る測定デバイスの断面図である。
測定デバイスの変形例を示す断面図である。
第6実施形態に係る測定デバイスの回路構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の測定デバイスの好適な実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0008】
なお、説明の便宜上、ブロック図を除く各図には互いに直交するX軸、Y軸およびZ軸を図示している。また、以下では、Z軸の矢印側を「上」とも言い、反対側を「下」とも言う。
【0009】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る測定デバイスの回路構成を示すブロック図である。図2は、測定デバイスの断面図である。図3および図4は、それぞれ、収容空間内を示す上面図である。図5は、測定デバイスの回路構成を示すブロック図である。
【0010】
まずは、測定デバイス1の回路構成について説明する。図1に示すように、測定デバイス1は、振動素子2を発振させる発振回路91を有する。このような発振回路91は、振動素子2から出力される信号を増幅して振動素子2にフィードバックすることにより振動素子2を発振させ、発振信号を生成する回路である。
(【0011】以降は省略されています)
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