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公開番号
2024135130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045665
出願日
2023-03-22
発明の名称
車両用回転支持機構
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/75 20180101AFI20240927BHJP(車両一般)
要約
【課題】ワッシャーを利用して回転部材を任意の回転方向位置に保持し易い車両用回転支持機構を得る。
【解決手段】ベース部材に固定されたブラケット33と、回転部材の骨格部材でありブラケットと対向するフレーム部材43と、ブラケットとフレーム部材の一方である第1特定部材33に設けられた第1貫通孔34と、ブラケットとフレーム部材の他方である第2特定部材43に固定され第1貫通孔を回転可能に貫通する回転中心軸73と、回転中心軸に固定され第1特定部材と対向する押さえ部71と、回転中心軸が貫通する第2貫通孔75Bを有し、押さえ部と第1特定部材とによって挟まれ山部76を2つのみ有するウェブワッシャー75と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ベース部材に固定されたブラケットと、
回転部材の骨格部材であり、前記ブラケットと対向するフレーム部材と、
前記ブラケットと前記フレーム部材の一方である第1特定部材に設けられた第1貫通孔と、
前記ブラケットと前記フレーム部材の他方である第2特定部材に固定され、前記第1貫通孔を回転可能に貫通する回転中心軸と、
前記回転中心軸に固定され、前記第1特定部材と対向する押さえ部と、
前記回転中心軸が貫通する第2貫通孔を有し、前記押さえ部と前記第1特定部材とによって挟まれ、山部を2つのみ有するウェブワッシャーと、
を備える車両用回転支持機構。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記ウェブワッシャーが塑性変形した状態で前記押さえ部と前記第1特定部材とによって挟まれる請求項1に記載の車両用回転支持機構。
【請求項3】
前記第1特定部材の前記ウェブワッシャーとの対向面である第1面、及び、前記押さえ部の前記ウェブワッシャーとの対向面である第2面が、互いに平行な平面である請求項2に記載の車両用回転支持機構。
【請求項4】
前記ウェブワッシャーの前記押さえ部との対向面に粗面処理が施されている請求項1又は請求項2に記載の車両用回転支持機構。
【請求項5】
前記ベース部材がシートであり、
前記回転部材がアームレストである請求項1又は請求項2に記載の車両用回転支持機構。
【請求項6】
前記第2特定部材にナットが固定され、
前記回転中心軸であり前記ナットに螺合される雄ねじ部、及び、前記押さえ部である頭部、を有するボルトを備える請求項1又は請求項2に記載の車両用回転支持機構。
【請求項7】
前記ウェブワッシャーが、国際標準化機構規格のISO4960で規定されたCold-reduced carbon steel strip製である請求項1又は請求項2に記載の車両用回転支持機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用回転支持機構に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には車両用回転支持機構が開示されている。この車両用回転支持機構は、シートのシートバックに固定されたボルトと、ボルトが相対回転可能に貫通するアームレストと、ボルトに螺合され且つアームレストの表面と対向するナットと、アームレストの表面とナットによって挟まれるワッシャーと、を備える。
【0003】
この車両用回転支持機構では、アームレストがシートバックに対してボルト回りに回転可能である。さらにワッシャーからアームレストに適切な大きさの力が及ぶ場合に、ワッシャーを利用して、アームレストを任意の回転方向位置に保持できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実公平6-22282号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1は、ワッシャーを利用してアームレストを任意の回転方向位置に保持することに関して改善の余地がある。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、ワッシャーを利用して回転部材を任意の回転方向位置に保持し易い車両用回転支持機構を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明に係る車両用回転支持機構は、ベース部材に固定されたブラケットと、回転部材の骨格部材であり、前記ブラケットと対向するフレーム部材と、前記ブラケットと前記フレーム部材の一方である第1特定部材に設けられた第1貫通孔と、前記ブラケットと前記フレーム部材の他方である第2特定部材に固定され、前記第1貫通孔を回転可能に貫通する回転中心軸と、前記回転中心軸に固定され、前記第1特定部材と対向する押さえ部と、前記回転中心軸が貫通する第2貫通孔を有し、前記押さえ部と前記第1特定部材とによって挟まれ、山部を2つのみ有するウェブワッシャーと、を備える。
【0008】
請求項1に記載の車両用回転支持機構のウェブワッシャーは、回転中心軸が貫通する第2貫通孔を有し、押さえ部と第1特定部材とによって挟まれる。さらにウェブワッシャーは、山部を2つのみ有する。そのため請求項1のウェブワッシャーは、山部を3つ以上有する場合と比べて、第1特定部材に対して大きな力を付与できるように設計するのが容易である。従って、請求項1に記載の車両用回転支持機構は、ワッシャーを利用して回転部材を任意の回転方向位置に保持し易い。
【0009】
請求項2に記載の発明に係る車両用回転支持機構は、請求項1に記載の車両用回転支持機構において、前記ウェブワッシャーが塑性変形した状態で前記押さえ部と前記第1特定部材とによって挟まれる。
【0010】
請求項2に記載の車両用回転支持機構のウェブワッシャーは、塑性変形した状態で押さえ部と第1特定部材とによって挟まれる。ウェブワッシャーが弾性変形した状態で押さえ部と第1特定部材とによって挟まれる場合は、回転部材を繰り返し回転させたときに、ウェブワッシャーが塑性変形する。このようにウェブワッシャーの変形状態が弾性変形から塑性変形に変化すると、ウェブワッシャーから第1特定部材に及ぶ力が徐々に小さくなる。これに対して請求項2に記載の車両用回転支持機構では、回転部材を繰り返し回転させてもウェブワッシャーの変形状態が塑性変形のままである。そのため、請求項2に記載の車両用回転支持機構では、回転部材を繰り返し回転させても、ウェブワッシャーから第1特定部材に及ぶ力が小さくなり難い。
(【0011】以降は省略されています)
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