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公開番号
2024135102
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045623
出願日
2023-03-22
発明の名称
液晶装置および電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02F
1/1339 20060101AFI20240927BHJP(光学)
要約
【課題】液晶の劣化により生じたイオン性不純物をキセロゲルにより取り除くことができ、液晶パネルを大型化することなく液晶の劣化による影響を低減できる液晶装置および電子機器を提供する。
【解決手段】第1基板と、第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間で平面視で外周部に配置されるシール材と、前記第1基板と前記第2基板との間、かつ平面視で前記シール材によって囲まれる内側に配置される液晶層と、少なくとも前記シール材の一部に沿って配置されるキセロゲルを含む吸着層と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1基板と、
第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置されるシール材と、
前記第1基板と前記第2基板との間、かつ平面視で前記シール材によって囲まれる内側に配置される液晶層と、
少なくとも前記シール材の一部に沿って配置されるキセロゲルを含む吸着層と、
を備えることを特徴とする液晶装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記吸着層は、前記シール材の前記液晶層側の側面に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
【請求項3】
前記吸着層は、前記シール材の前記液晶層とは反対側の側面に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
【請求項4】
前記吸着層は、前記シール材の角部に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の液晶装置。
【請求項5】
第1基板と、
第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置されるシール材と、
前記第1基板と前記第2基板との間、かつ平面視で前記シール材によって囲まれる内部に配置される液晶層と、
前記第1基板と前記液晶層との間に配置される画素電極と、
前記画素電極よりも前記シール材側に配置されるダミー画素電極と、
平面視で前記画素電極と前記ダミー画素電極との間に配置され、キセロゲルを含む吸着層と、
を備えることを特徴とする液晶装置。
【請求項6】
前記第1基板は、配向膜を有し、
前記吸着層は、前記配向膜よりも前記第1基板側に配置される、
ことを特徴とする請求項5に記載の液晶装置。
【請求項7】
前記第1基板は、配向膜を有し、
前記吸着層は、前記配向膜と重ならない位置に配置される、
ことを特徴とする請求項5に記載の液晶装置。
【請求項8】
前記吸着層は、平面視で前記画素電極と前記ダミー画素電極との間に配置された遮光層と重なる位置に配置される、
ことを特徴とする請求項5に記載の液晶装置。
【請求項9】
第1基板と、
第2基板と、
前記第1基板と前記第2基板との間に配置される液晶層と、
前記第1基板と前記液晶層との間に配置される第1画素電極と、
前記第1基板と前記液晶層との間に配置され、平面視で前記第1画素電極と並んで配置される第2画素電極と、
平面視で前記第1画素電極と前記第2画素電極との間に配置され、キセロゲルを含む吸着層と、
を備えることを特徴とする液晶装置。
【請求項10】
前記第1基板は、配向膜を有し、
前記吸着層は、前記配向膜よりも前記第1基板側に配置される、
ことを特徴とする請求項9に記載の液晶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶装置および電子機器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、液晶装置として、シール材の内部に設けられた液晶を循環させる循環流路がシール材及び隔壁によって構成され、循環流路は、循環流路の液晶を強制的に流動させる強制循環装置が設けられるとともに、表示領域よりイオンに対する吸着性を高くする構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-187213号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示される液晶装置では、循環経路を設ける分十分なスペースを確保する必要があるため、表示領域を縮小化したり、パネルを大型化しなければならないという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の1つの態様によれば、第1基板と、第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置されるシール材と、前記第1基板と前記第2基板との間、かつ平面視で前記シール材の内部に配置される液晶層と、少なくとも前記シール材の一部に沿って配置されるキセロゲルを含む吸着層と、を備える、液晶装置が提供される。
【0006】
本発明の別の態様によれば、第1基板と、第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置されるシール材と、前記第1基板と前記第2基板との間、かつ平面視で前記シール材の内部に配置される液晶層と、前記第1基板と前記液晶層との間に配置される画素電極と、前記画素電極よりも前記シール材側に配置されるダミー画素電極と、平面視で前記画素電極と前記ダミー画素電極との間に配置され、キセロゲルを含む吸着層と、を備える、液晶装置が提供される。
【0007】
本発明の別の態様によれば、第1基板と、第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置される液晶層と、前記第1基板と前記液晶層との間に配置される第1画素電極と、前記第1基板と前記液晶層との間に配置され、平面視で前記第1画素電極と並んで配置される第2画素電極と、平面視で前記第1画素電極と前記第2画素電極との間に配置され、キセロゲルを含む吸着層と、を備える、液晶装置が提供される。
【0008】
本発明の別の態様によれば、上述した液晶装置を備えた電子機器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態による液晶装置の構成例を示す平面図。
図1に示す液晶装置のH-H′断面図。
図1に示す液晶装置の画素の具体的構成例を模式的に示す断面図。
本発明の第1実施形態の変形例による液晶装置の画素の具体的構成例を模式的に示す断面図。
本発明の第2実施形態による液晶装置の画素の具体的構成例を模式的に示す断面図。
本発明の第3実施形態による液晶ディスプレイの構成例を示す分解斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
(【0011】以降は省略されています)
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