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公開番号2024135034
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023045525
出願日2023-03-22
発明の名称ステータ組立体
出願人ミネベアミツミ株式会社
代理人個人,個人
主分類H02K 24/00 20060101AFI20240927BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】組立作業を効率化することができるステータ組立体を提供する。
【解決手段】ステータ組立体1は、ステータコア22と、ステータコア22に巻回される巻き線25を有する複数のコイル23と、巻き線25に電気的に接続される端子35と、ステータコア22上に設けられて、端子35を支持する端子台33と、を備える。端子台33は、凹部39と、凹部39内に形成された複数の貫通孔40と、を有する。貫通孔40内でリード線36に電気的に接続された端子35は充填材43で覆われる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ステータコアと、
前記ステータコアに巻回される巻き線を有する複数のコイルと、
前記巻き線に電気的に接続される端子と、
前記ステータコア上に設けられて、前記端子を支持する端子台と、を備え、
前記端子台は、凹部と、前記凹部内に形成された複数の貫通孔と、を有し、
前記貫通孔内でリード線に電気的に接続された前記端子は充填材で覆われる、ステータ組立体。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記充填材は前記複数の貫通孔にまたがって配置される、請求項1に記載のステータ組立体。
【請求項3】
前記充填材は前記凹部内に充填される、請求項2に記載のステータ組立体。
【請求項4】
前記凹部は、前記端子台の上面から軸線方向に凹み、
前記上面は、前記凹部よりも径方向外側まで延在する、請求項1に記載のステータ組立体。
【請求項5】
前記凹部は、その径方向内側に軸線方向に延在する立壁を有する、請求項1に記載のステータ組立体。
【請求項6】
前記端子台は、前記ステータコアに周方向に円弧状に形成された長孔上に配置され、
前記複数の貫通孔は前記長孔に沿って円弧状に配置される、請求項1~5のいずれか1項に記載のステータ組立体。
【請求項7】
前記凹部は、軸線周りに規定される円弧の接線方向に延在する、請求項6に記載のステータ組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はステータ組立体に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
例えば電気自動車(EV)の駆動源である走行用モータには、例えば特許文献1に開示されるようなレゾルバが組み込まれる。このレゾルバは、走行用モータの回転軸に取り付けられて回転軸の回転角度を検出する。回転角度の検出によって回転軸の回転速度を特定することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-11562号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のレゾルバでは、端子ピン基台部に形成された収容部内で端子とリード線とが電気的に接続される。電気的に接続された部分には充填材が塗布される。塗布にあたって、端子ピン基台部を含むステータ組立体を上下に移動させつつポッティングが行われる。組立作業の効率化が求められる。
【0005】
そこで、本発明は、組立作業を効率化することができるステータ組立体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るステータ組立体は、ステータコアと、前記ステータコアに巻回される巻き線を有する複数のコイルと、前記巻き線に電気的に接続される端子と、前記ステータコア上に設けられて、前記端子を支持する端子台と、を備え、前記端子台は、凹部と、前記凹部内に形成された複数の貫通孔と、を有し、前記貫通孔内でリード線に電気的に接続された前記端子は充填材で覆われる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す上面斜視図である。
一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す平面図である。
一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す下面斜視図である。
図1の4-4線に沿った断面図である。
一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す部分拡大斜視図である。
一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す部分拡大平面図である。
図6の7-7線に沿った部分拡大断面図である。
一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す部分拡大透視平面図である。
一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す部分拡大下面図である。
充填材塗布装置44が凹部39内に充填材43を充填する様子を概略的に示す部分拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す上面斜視図である。図2は、一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す平面図である。図3は、一具体例に係るレゾルバ1の構造を概略的に示す下面斜視図である。このレゾルバ1は、例えば、インナーロータタイプのレゾルバであり、かつ、VR(バリアブルリラクタンス)型レゾルバである。レゾルバ1は、例えば、電気自動車(EV)等の駆動源である電動モータ(図示せず)の回転軸の回転角度を検出することによって電動モータの回転速度を特定する。
【0009】
図1~図3を併せて参照すると、レゾルバ1は、電動モータの回転軸心に一致する回転軸線xを規定する。なお、図1~図3では、電動モータの回転軸の図示を省略している。以下の実施形態の説明において、回転軸線xの方向において、一方の側を上側Aと規定し、上側Aの反対側の他方の側を下側Bと規定する。ただし、上側A及び下側Bは、重力方向における上側及び下側とは必ずしも一致しない。また、回転軸線xに垂直に規定される径方向において、回転軸線xから遠ざかる側を径方向外側Cと規定し、回転軸線xに向かう側を径方向内側Dと規定する。また、回転軸線x周りに周方向が規定される。
【0010】
レゾルバ1は、レゾルバ1の回転軸線x周りに環状に形成されたロータ10を備える。ロータ10は、回転軸線x方向に積層された複数枚の薄板の積層体から形成される。積層体は磁性材料から形成される。ロータ10の径方向外側Cに規定される外周面には、例えば、周方向に90度の角度間隔で径方向外側Cに向かって突出する複数(本実施形態では4つ)の凸部11が規定される。すなわち、このロータ10は軸倍角4Xの構造を有している。ロータ10の平面視における各凸部11の輪郭は径方向外側Cに凸の曲線で規定される。なお、ロータ10の構造は軸倍角4Xに限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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