TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024169143
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-05
出願番号
2023086363
出願日
2023-05-25
発明の名称
電力変換装置
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
3/28 20060101AFI20241128BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】消費電力を低減すること。
【解決手段】制御部は、双方向AC/DC変換器から所定値以上の交流電力が出力されているか否かを判別するとともに、第1電圧センサから検出されたコンデンサの電圧値が閾値以上か否かを判別する。制御部は、双方向AC/DC変換器から所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、コンデンサの電圧値が閾値以上であると判別した場合、双方向DC/DC変換器の制御を停止する。制御部は、双方向AC/DC変換器から所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、コンデンサの電圧値が閾値未満であると判別した場合、双方向DC/DC変換器を制御することでコンデンサを充電する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
入力された交流電力を直流電力に変換して出力するとともに入力された直流電力を交流電力に変換して出力する双方向AC/DC変換器と、
前記双方向AC/DC変換器が接続されるACアウトレットと、
前記双方向AC/DC変換器を介して入力された直流電力の電圧値を異なる電圧値に変換して出力する双方向DC/DC変換器と、
前記双方向AC/DC変換器と前記双方向DC/DC変換器との間に設けられたコンデンサと、
前記双方向AC/DC変換器及び前記双方向DC/DC変換器を制御する制御部と、
前記コンデンサの電圧値を検出する電圧検出部と、を備え、
前記制御部は、前記双方向AC/DC変換器から前記所定値以上の交流電力が出力されているか否かを判別するとともに、前記電圧検出部から検出された前記コンデンサの電圧値が閾値以上か否かを判別し、
前記双方向AC/DC変換器から前記所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、前記コンデンサの電圧値が閾値以上であると判別した場合、前記双方向DC/DC変換器の制御を停止し、
前記双方向AC/DC変換器から前記所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、前記コンデンサの電圧値が閾値未満であると判別した場合、前記双方向DC/DC変換器を制御することで前記コンデンサを充電する、電力変換装置。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
系統電源と前記双方向AC/DC変換器とを電気的に接続するか、前記ACアウトレットと前記双方向AC/DC変換器とを電気的に接続するかを選択可能に構成された切替部を備える、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記双方向AC/DC変換器から前記所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、前記コンデンサの電圧値が閾値未満であると判別した場合、前記双方向DC/DC変換器の出力電力が一定となるように前記双方向DC/DC変換器を制御することで前記コンデンサを充電する、請求項1又は請求項2に記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の電力変換装置は、切替部と、双方向充電器と、を備える。切替部は、双方向充電器とインレットとを接続するか、双方向充電器とACアウトレットとを接続するかを切り替える。インレットには、外部電源が接続される。インレットに外部電源が接続されている場合、双方向充電器によってバッテリを充電することができる。ACアウトレットには、電気機器が接続される。ACアウトレットに電気機器が接続されている場合、双方向充電器によって電気機器に電力を供給することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-112017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
双方向充電器は、AC/DC変換器と、双方向DC/DC変換器と、を備えている場合がある。外部機器に電力を供給する際には、双方向DC/DC変換器がバッテリから入力された電力を変換してAC/DC変換器に出力する。AC/DC変換器は、入力された直流電力を交流電力に変換して外部機器に供給する。双方向DC/DC変換器は、スイッチング素子のスイッチング動作によって電力変換を行う。ACアウトレットに外部機器が接続されていない場合であっても双方向DC/DC変換器を駆動すると、スイッチング素子のスイッチング動作によって消費電力が大きくなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する電力変換装置は、入力された交流電力を直流電力に変換して出力するとともに入力された直流電力を交流電力に変換して出力する双方向AC/DC変換器と、前記双方向AC/DC変換器が接続されるACアウトレットと、前記双方向AC/DC変換器を介して入力された直流電力の電圧値を異なる電圧値に変換して出力する双方向DC/DC変換器と、前記双方向AC/DC変換器と前記双方向DC/DC変換器との間に設けられたコンデンサと、前記双方向AC/DC変換器及び前記双方向DC/DC変換器を制御する制御部と、前記コンデンサの電圧値を検出する電圧検出部と、を備え、前記制御部は、前記双方向AC/DC変換器から前記所定値以上の交流電力が出力されているか否かを判別するとともに、前記電圧検出部から検出された前記コンデンサの電圧値が閾値以上か否かを判別し、前記双方向AC/DC変換器から前記所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、前記コンデンサの電圧値が閾値以上であると判別した場合、前記双方向DC/DC変換器の制御を停止し、前記双方向AC/DC変換器から前記所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、前記コンデンサの電圧値が閾値未満であると判別した場合、前記双方向DC/DC変換器を制御することで前記コンデンサを充電する。
【0006】
制御部は、双方向AC/DC変換器から所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、コンデンサの電圧値が閾値以上であると判別した場合、双方向DC/DC変換器の制御を停止する。これにより、スイッチング動作による消費電力を低減することができる。
【0007】
上記電力変換装置について、系統電源と前記双方向AC/DC変換器とを電気的に接続するか、前記ACアウトレットと前記双方向AC/DC変換器とを電気的に接続するかを選択可能に構成された切替部を備えていてもよい。
【0008】
上記電力変換装置について、前記制御部は、前記双方向AC/DC変換器から前記所定値以上の交流電力が出力されていないと判別した場合であって、前記コンデンサの電圧値が閾値未満であると判別した場合、前記双方向DC/DC変換器の出力電力が一定となるように前記双方向DC/DC変換器を制御することで前記コンデンサを充電してもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、消費電力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は電力変換装置の回路図である。
図2は双方向AC/DC変換器の回路図である。
図3は制御部が行う制御を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
恒久電源開発の装置
8日前
個人
太陽光発電システム
17日前
キヤノン株式会社
電源装置
1日前
株式会社竹中工務店
避雷設備
1日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
10日前
ダイハツ工業株式会社
溶接装置
8日前
北勢工業株式会社
保護管
15日前
株式会社セイワ
車両用配線カバー
28日前
株式会社ダイヘン
充電装置
15日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
8日前
サンデン株式会社
モータ制御装置
8日前
ダイハツ工業株式会社
ロータ構造
15日前
株式会社デンソー
電気装置
17日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
8日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
8日前
因幡電機産業株式会社
充電システム
8日前
株式会社エスイー
上載物の支持装置
1日前
個人
バネとクラッチを用いた波浪発電装置
17日前
住友電装株式会社
電気接続箱
15日前
住友電装株式会社
電気接続箱
15日前
AGC株式会社
太陽電池モジュール
1日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
24日前
三菱電機株式会社
回転子および電動機
1日前
富士電機株式会社
リニアモータ
28日前
株式会社ダイヘン
電力システム
15日前
ダイハツ工業株式会社
絶縁紙成型装置
4日前
矢崎総業株式会社
電池切替装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
15日前
三菱電機株式会社
束線器具
11日前
多摩川精機株式会社
逆起電圧可変モータ
3日前
日産自動車株式会社
光電変換装置
1日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
24日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
発電機
1日前
株式会社IJTT
オイル冷却装置
8日前
スズキ株式会社
車両用モータ構造
8日前
三菱電機株式会社
ゲート駆動装置
15日前
続きを見る
他の特許を見る