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公開番号2024133960
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-03
出願番号2023043998
出願日2023-03-20
発明の名称ヘッドアップディスプレイ装置
出願人日本精機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240926BHJP(車両一般)
要約【課題】ケーブルが噛み込まれることを抑制することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、照明光を発する光源と、照明光を受けて表示光を発する表示パネルと、表示パネルを制御する制御基板と、光源基板を介して光源と制御基板とを電気的に接続するケーブルC2と、光源と制御基板の間に位置し、表示パネルを収容する表示器ケース15と、を備える。表示器ケース15は、ケーブルC2に沿ってケーブルC2の途中に形成される非露出領域L3を覆うように収容するケーブル収容部13cを備える。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
照明光を発する光源と、
前記照明光を受けて表示光を発する表示器と、
前記表示器を制御する制御基板と、
前記光源と前記制御基板を電気的に接続するケーブルと、
前記光源と前記制御基板の間に位置し、前記表示器を収容するケースと、を備え、
前記ケースは、前記ケーブルに沿って前記ケーブルの途中に形成される非露出領域を覆うように前記ケーブルの前記非露出領域を収容するケーブル収容部を備える、
ヘッドアップディスプレイ装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ケースは、
前記ケーブル収容部を有し、前記表示器が収容されるホルダと、
前記ホルダに装着されることにより前記ケーブル収容部を閉じつつ前記表示器を前記ホルダとの間で保持するカバーと、を備える、
請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項3】
前記ケースは、前記ケースの外で、前記ケーブルの前記非露出領域とは別の位置を保持するケーブル保持部を備える、
請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項4】
前記ヘッドアップディスプレイ装置は、前記ヘッドアップディスプレイ装置の外側を覆う筐体を備え、
前記ケースは、ビスにより前記筐体に固定され、
前記ケーブル収容部は、前記ビスに対応して位置する前記ケーブルの前記非露出領域を覆う、
請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項5】
前記ケーブルは、前記非露出領域の少なくとも一部にわたって形成される目印材を有する、
請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項6】
前記ケーブルは、複数の配線を含むフレキシブルケーブルであり、
前記目印材は、前記複数の配線を束ねる結束材である、
請求項5に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項7】
前記表示光の光路を区画するブラインドカバー又は前記ケースは、前記ケーブルの端部を仮固定できる仮固定部を備える、
請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
【請求項8】
前記ケーブルは、前記非露出領域の少なくとも一部にわたって形成される目印材を有し、
前記目印材は、前記ケーブルの伸長方向の非中央に設けられ、
前記仮固定部は、前記制御基板と前記ケースの間に位置しており、
前記ケーブル収容部と前記制御基板との間の前記ケーブルの長さは、前記ケーブル収容部と前記光源が実装される光源基板との間の前記ケーブルの長さよりも長く形成され、
前記仮固定部は、前記ケーブルが正しい向きで前記ケーブル収容部に組み付けられた場合には前記ケーブルの端部が届く位置に設けられ、前記ケーブルが反対の向きで前記ケーブル収容部に組み付けられた場合には前記ケーブルの端部が届かない位置に設けられている、
請求項7に記載のヘッドアップディスプレイ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置では、光源用基板と回路基板との間が光源用コードにより電気的に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/235284号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の構成においては、光源用コードが表示ユニットの外側を通過しており、光源用コード(ケーブル)が、他の部品、例えば、表示ユニットを隠すカバー等に噛み込まれるおそれがある。
【0005】
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、ケーブルが噛み込まれることを抑制することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置は、照明光を発する光源と、前記照明光を受けて表示光を発する表示器と、前記表示器を制御する制御基板と、前記光源と前記制御基板を電気的に接続するケーブルと、前記光源と前記制御基板の間に位置し、前記表示器を収容するケースと、を備え、前記ケースは、前記ケーブルに沿って前記ケーブルの途中に形成される非露出領域を覆うように前記ケーブルの前記非露出領域を収容するケーブル収容部を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、ケーブルが噛み込まれることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の模式図である。
本開示の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。
本開示の第1実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の部分的な斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る表示部カバーと基板カバーが取り外された状態のヘッドアップディスプレイ装置の部分的な斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る表示部、照明部、ケーブル、ブラインドカバー及び制御基板等の斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る中間組立体の斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る表示パネルホルダとケーブルの斜視図である。
本開示の第1実施形態に係るケーブルが組み付けられた表示パネルホルダと表示パネルカバーとの分解斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る表示パネルホルダとケーブルの部分的な斜視図である。
本開示の第1実施形態に係る表示パネルホルダの部分的な斜視図である。
本開示の第1実施形態に係るケーブル保持孔内にケーブルの結束材を挿入する手順を示す図である。
本開示の第2実施形態に係るケーブル、各結束材及び表示パネルホルダの位置関係を示す概略図である。
本開示の変形例に係るケーブル、各結束材及び表示パネルホルダの位置関係を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置の第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200のダッシュボード内に設置される。ヘッドアップディスプレイ装置100は、車両200の被投射部材の一例であるフロントガラス201に向けて像を表す表示光Lを出射する。表示光Lはフロントガラス201で反射して視認者1(主に車両200の運転者)に到達する。これにより、虚像Vが視認者1により視認可能に表示される。
【0010】
ヘッドアップディスプレイ装置100は、図2に示すように、照明部18と、表示部10と、凹面鏡30と、筐体60と、制御基板70と、図4に示すケーブルC1,C2と、を備える。以下の説明では、車幅方向をX方向と規定し、車両高さ方向をY方向と規定し、車両前後方向をZ方向と規定する。
(【0011】以降は省略されています)

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