TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024119397
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026268
出願日2023-02-22
発明の名称表示制御装置、方法、表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/23 20240101AFI20240827BHJP(車両一般)
要約【課題】サングラスをしたまま暗い環境に入ってしまった場合に、迅速に車両の運行を支援できる表示制御装置を提供する。
【解決手段】表示器312は支援画像を表示し、制御回路は、車両の運転者がサングラスを装着しているか否かに関連するサングラス関連情報と、車両がトンネル又は暗い環境に侵入するか否かに関連する環境関連情報と、を取得し、サングラス関連情報と環境関連情報に基づき、運転者がサングラスを装着し、かつ車両がトンネル又は暗い環境に侵入すると推定された場合、支援画像の数を増加させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される表示部を制御する表示制御装置(100)であって、
車両の運転者がサングラスを装着しているか否かに関連するサングラス関連情報と、
車両がトンネル又は暗い環境に侵入するか否かに関連する環境関連情報と、を取得し、
前記サングラス関連情報と前記環境関連情報に基づき、前記運転者がサングラスを装着し、かつ前記車両がトンネル又は暗い環境に侵入すると推定された場合、前記表示部に表示させる支援画像の数を増加させる制御回路(120)を備える、
表示制御装置(100)。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記環境関連情報は、前記車両内の照度を含み、
前記制御回路(120)は、前記照度が所定の閾値未満であった場合、前記車両が暗い環境に侵入すると推定する、
請求項1に記載の表示制御装置(100)。
【請求項3】
前記環境関連情報は、前記車両の近傍の地図情報を含み、
前記制御回路(120)は、前記地図情報に基づき、前記車両が前記トンネルに侵入すると推定する、
請求項1に記載の表示制御装置(100)。
【請求項4】
前記環境関連情報は、前記車両内の照度、及び前記車両の近傍の地図情報を含み、
前記制御回路(120)は、前記照度が所定の閾値未満であることに基づいて、前記車両が前記暗い環境に侵入したと判定し、かつ前記地図情報に基づき前記車両が前記トンネルに侵入すると推定した場合、前記表示部に表示させる前記支援画像の数を増加させる、
請求項1に記載の表示制御装置(100)。
【請求項5】
前記制御回路(120)は、前記地図情報に基づき、前記車両が屋内施設に侵入すると推定され、かつ前記運転者がサングラスを装着ていると推定された場合、前記表示部に表示させる前記支援画像の数を増加させる、
請求項3に記載の表示制御装置(100)。
【請求項6】
前記環境関連情報は、前記車両内の照度を含み、
前記制御回路(120)は、
1)前記運転者がサングラスを装着せず、かつ前記照度が所定の閾値未満であった場合、前記支援画像の輝度モードを、第1輝度モードから前記第1輝度モードより輝度が低い第2輝度モードへ遷移させ、
2)前記運転者がサングラスを装着して、かつ前記照度が所定の閾値未満であった場合、前記輝度モードを、前記第1輝度モードから前記第1輝度モードより輝度が低く前記第2輝度モードより輝度が高い第3輝度モードへ遷移させる、
請求項1に記載の表示制御装置(100)。
【請求項7】
車両に搭載される表示装置(310,320)であって、
表示器(312、312A、322)と、
前記表示器(312、312A、322)を制御して、支援画像を表示させ、
車両の運転者がサングラスを装着しているか否かに関連するサングラス関連情報と、
車両がトンネル又は暗い環境に侵入するか否かに関連する環境関連情報と、を取得し、
前記サングラス関連情報と前記環境関連情報に基づき、前記運転者がサングラスを装着し、かつ前記車両がトンネル又は暗い環境に侵入すると推定された場合、前記支援画像の数を増加させる制御回路(120)を備える、
表示装置(310,320)。
【請求項8】
前記環境関連情報は、前記車両内の照度を含み、
前記制御回路(120)は、
1)前記運転者がサングラスを装着せず、かつ前記照度が所定の閾値未満であった場合、前記支援画像の輝度モードを、第1輝度モードから前記第1輝度モードより輝度が低い第2輝度モードへ遷移させ、
2)前記運転者がサングラスを装着して、かつ前記照度が所定の閾値未満であった場合、前記輝度モードを、前記第1輝度モードから前記第1輝度モードより輝度が低く前記第2輝度モードより輝度が高い第3輝度モードへ遷移させる、
請求項7に記載の表示装置(310,320)。
【請求項9】
車両に搭載される表示部を制御する方法であって、
車両の運転者がサングラスを装着しているか否かに関連するサングラス関連情報を取得することと、
車両がトンネル又は暗い環境に侵入するか否かに関連する環境関連情報を取得することと、
前記サングラス関連情報と前記環境関連情報に基づき、前記運転者がサングラスを装着し、かつ前記車両がトンネル又は暗い環境に侵入すると推定された場合、前記表示部に表示させる支援画像の数を増加させることと、を含む、
方法。
【請求項10】
前記環境関連情報は、前記車両内の照度を含み、
1)前記運転者がサングラスを装着せず、かつ前記照度が所定の閾値未満であった場合、前記支援画像の輝度モードを、第1輝度モードから前記第1輝度モードより輝度が低い第2輝度モードへ遷移させることと、
2)前記運転者がサングラスを装着して、かつ前記照度が所定の閾値未満であった場合、前記輝度モードを、前記第1輝度モードから前記第1輝度モードより輝度が低く前記第2輝度モードより輝度が高い第3輝度モードへ遷移させることと、を含む、
請求項9に記載の方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両の運転者に対して画像を表示するための表示制御装置、方法、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の運転者がサングラスを装着しているかを判定し、サングラスを装着しながら、車両がトンネルに親友すると判定された場合、警報を運転者に行う警報装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-174621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両運転者は、明るい環境での運転時には、防眩目的でサングラスをかけることがある。サングラスを着用したままトンネルに入ると視界が遮られて運転に支障をきたすことが想定される。特許文献1における警報装置によれば、トンネル侵入時にサングラス着用者に、サングラスを外すように警告を促すことができるが、サングラスを外す必要があり、面倒であり、改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書に開示される特定の実施形態の要約を以下に示す。これらの態様が、これらの特定の実施形態の概要を読者に提供するためだけに提示され、この開示の範囲を限定するものではないことを理解されたい。実際に、本開示は、以下に記載されない種々の態様を包含し得る。
【0006】
本開示の概要は、サングラスをしたまま暗い環境に入ってしまった場合に、迅速に車両の運行を支援することに関する。より具体的には、サングラスをしたまま暗い環境に入ってしまった場合に運転者の視界が低下するが、このような状況に合わせた適切な情報の提供に寄与することにも関する。
【0007】
したがって、本明細書に記載される表示制御装置等は、前記課題を解決するため、以下の手段を採用した。本実施形態では、運転者がサングラスを装着し、かつ車両がトンネル又は暗い環境に侵入すると推定された場合、支援画像の数を増加させる制御回路を備える、ことをその要旨とする。
【0008】
したがって、本明細書に記載される第1の実施形態の表示制御装置は、車両に搭載される表示部を制御する表示制御装置(100)であって、
車両の運転者がサングラスを装着しているか否かに関連するサングラス関連情報と、
車両がトンネル又は暗い環境に侵入するか否かに関連する環境関連情報と、を取得し、
前記サングラス関連情報と前記環境関連情報に基づき、前記運転者がサングラスを装着し、かつ前記車両がトンネル又は暗い環境に侵入すると推定された場合、前記表示部に表示させる支援画像の数を増加させる制御回路(120)を備える。これによれば、観察者がサングラスを装着しながらトンネルに侵入した際に、運転支援が自動的に追加されるため、観察者がサングラスをすぐに外さなくても自車両の走行を支援することができる。
【0009】
第1の実施形態に従属し得る第2の実施形態の表示制御装置では、環境関連情報は、車両内の照度を含み、
制御回路は、照度が所定の閾値未満であった場合、車両が暗い環境に侵入すると推定する。これによれば、観察者がサングラスを装着しながら暗い環境に侵入した際に、運転支援が自動的に追加されるため、観察者がサングラスをすぐに外さなくても自車両の走行を支援することができるという利点も想定される。
【0010】
第1又は第2の実施形態に従属し得る第3の実施形態の表示制御装置では、環境関連情報は、車両の近傍の地図情報を含み、
制御回路は、地図情報に基づき、車両がトンネルに侵入すると推定する。これによれば、暗い環境になる前からトンネルの位置に基づき、適切なタイミングで、運転支援が自動的に追加することができ、自車両の走行を支援することができるという利点も想定される。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本精機株式会社
表示装置
6日前
日本精機株式会社
表示システム
13日前
日本精機株式会社
運転支援装置
15日前
日本精機株式会社
表示システム
16日前
日本精機株式会社
遠隔操作装置
26日前
日本精機株式会社
車載表示機器の電源装置
5日前
日本精機株式会社
表示制御装置、方法、表示装置
15日前
個人
車両用エアー傘
2か月前
個人
電池交換式自動車
1か月前
個人
自動車盗難防止装置
2か月前
個人
荷台雨除け装置
2か月前
個人
キャンピングトレーラー
3か月前
個人
連結式、キャンピングカー
1か月前
日本精機株式会社
運転支援装置
15日前
日本精機株式会社
表示システム
16日前
株式会社豊田自動織機
電動車両
3か月前
個人
全自動解除式シートベルト
3か月前
個人
移動手段のミラーカバー。
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
個人
車両の座席装置
2か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
3か月前
スズキ株式会社
車両制御装置
26日前
ダイハツ工業株式会社
レバー
1か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
個人
テーブル付きハンドルガード具
2か月前
アピオ株式会社
荷物用支持具
1か月前
個人
セパレート型キャンピングカー
2か月前
個人
視認ペダル操作システム
3か月前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
2か月前
三菱マヒンドラ農機株式会社
作業車両
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両構造
3か月前
ダイハツ工業株式会社
分解構造
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社JVCケンウッド
車両
2か月前
続きを見る