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公開番号2024133052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2024069422,2023043664
出願日2024-04-23,2023-03-18
発明の名称金属製中空柱体
出願人ニッカル商工株式会社
代理人個人
主分類E01B 3/22 20060101AFI20240924BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】軽量かつ形状がコンパクトで移送や組立が容易な金属製中空孔柱状体の提供
【解決手段】金属プレート柱1を介して、金属プレート柱2と金属プレート柱3とがその長さ方向に対向して固定され、金属プレート柱1の長さ方向の端面と、金属プレート柱2及び金属プレート柱3の対向面とは接合又は融合して固定され、金属プレート柱2の長さ方向に垂直で金属プレート柱2の外部に向く外向面に垂直な断面において、金属プレート柱2の外向面と金属プレート柱3の外向面とは平行で、金属プレート柱1の幅W1は、金属プレート柱2の幅W2及び金属プレート柱3の幅W3よりも小さく、断面は中空孔であり、金属プレート柱2の外向面と、金属プレート柱2の外向面側の中空孔の端部との距離は金属プレート柱2の厚みより大きく、金属プレート柱3の外向面と、金属プレート柱3の外向面側の中空孔の端部との距離は金属プレート柱3の厚みより大きい金属製中空柱体。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
金属プレート柱1と接続して又は一体となって、金属プレート柱2と金属プレート柱3とがその長さ方向に対向して固定されてなる金属製中空柱体であって、
前記金属製中空柱体において、
前記金属プレート柱1の長さ方向の端面と、前記金属プレート柱2及び前記金属プレート柱3の対向する面とは接合又は融合して固定されており、
前記金属製中空柱体の、前記金属プレート柱2の長さ方向に垂直で、前記金属プレート柱2の前記金属製中空柱体の外部に向く外向面に垂直な断面において、
前記金属プレート柱2の外向面と前記金属プレート柱3の前記金属製中空柱体の外部に向く外向面とは平行で、
前記金属プレート柱1の幅W

は、前記金属プレート柱2の幅W

及び前記金属プレート柱3の幅W

よりも小さく(W

>W

、かつ、W

>W


前記断面は中空孔であり、
前記金属プレート柱2の外向面と、前記金属プレート柱2の外向面側の前記中空孔の端部との距離d

は、前記金属プレート柱2(12)の厚みD

と比べて等しいか大きく(d

≧D

)、
前記金属プレート柱3の外向面と、前記金属プレート柱3の外向面側の前記中空孔の端部との距離d

は前記金属プレート柱3の厚みD

と比べて等しいか大きい(d

≧D

)金属製中空柱体。
続きを表示(約 86 文字)【請求項2】
枕木として使用される請求項1記載の金属製中空柱体。
【請求項3】
トロリーレールとして使用される請求項1記載の金属中空柱体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は金属製中空柱体、特に、枕木、トロリーレール等に好適な金属製中空柱体に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
物品を床面に載置する際に、当該物品を運送する過程で仮置きしたり、載置場所が地面や汚染された床で、物品を汚染させないように載置する必要がある場合、中空の金属製角柱体が枕木として使用される場合がある(例えば、特許文献1の図1及び2)。
【0003】
また、物品をトロリーに吊り下げてトロリーレールに沿って移動させる際に、金属製H型柱体がトロリーレールとして使用される場合がある(例えば、特許文献2の図1及び2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実全平2-70001号公報
特開昭59-160656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1図1及び2に示されるような中空の金属製角柱体は、それ自体が嵩張るため、載置場所に中空の金属製角柱体を移送する際に、多くの本数をまとめて移送することが難しく、載置場所での保管スペースが嵩張るという課題があった。
【0006】
また、特許文献2図1及び2に示されるトロリーレールは、多くの場合、鉄鋼製でそれ自体の重量が大きく、移送や組立に労力とコストの負荷が大きいという課題があった。
【0007】
本発明は、軽量かつ形状がコンパクトで移送や組立が容易で、十分な強度を有する金属製中空柱状体を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、
〔1〕金属プレート柱1と接続して又は一体となって、金属プレート柱2と金属プレート柱3とがその長さ方向に対向して固定されてなる金属製中空柱体であって、
前記金属製中空柱体において、
前記金属プレート柱1の長さ方向の端面と、前記金属プレート柱2及び前記金属プレート柱3の対向する面とは接合又は融合して固定されており、
前記金属製中空柱体の、前記金属プレート柱2の長さ方向に垂直で、前記金属プレート柱2の前記金属製中空柱体の外部に向く外向面に垂直な断面において、
前記金属プレート柱2の外向面と前記金属プレート柱3の前記金属製中空柱体の外部に向く外向面とは平行で、
前記金属プレート柱1の幅W

は、前記金属プレート柱2の幅W

及び前記金属プレート柱3の幅W

よりも小さく(W

>W

、かつ、W

>W


前記断面は中空孔であり、
前記金属プレート柱2の外向面と、前記金属プレート柱2の外向面側の前記中空孔の端部との距離d

は、前記金属プレート柱2(12)の厚みD

と比べて等しいか大きく(d

≧D

)、
前記金属プレート柱3の外向面と、前記金属プレート柱3の外向面側の前記中空孔の端部との距離d

は前記金属プレート柱3の厚みD

と比べて等しいか大きい(d

≧D

)金属製中空柱体(以下「本発明1」ともいう)、
〔2〕枕木として使用される前項〔1〕記載の金属製中空柱体(以下「本発明2」ともいう)、並びに、
〔3〕トロリーレールとして使用される請求項1記載の金属製中空柱体(以下「本発明3」ともいう)に関する(以下、本発明1~3をまとめて「本発明」ともいう)。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、軽量かつ形状がコンパクトで移送や組立が容易で、十分な強度を有する金属製中空柱状体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明1(1)が、金属プレート柱1(11)の端面(112-2,112-3)と金属プレート柱2(12)及び金属プレート柱3(13)の内向面(122,132)とが接合又は融合している場合の断面Sの模式図。
本発明1(1)が、金属プレート柱1(11)、金属プレート柱2(12)及び金属プレート柱3(13)が一体成型されてなる場合の断面Sの模式図。
本発明1(1)が、金属プレート柱1(11)の端面(112-2,112-3)と、金属プレート柱2(12)及び金属プレート柱3(13)の内向面(122,132)とが接合又は融合している場合であって、金属プレート柱1(11)が金属プレート柱1-1、1-2及び1-3から構成されている場合の断面Sの模式図。
本発明1(1)の実施態様例(金属製中空柱体(1))の(a)正面図 (b)平面図 (c)A-A断面図(断面S)である。
本発明1(1)の比較態様例(金属製H型柱体(X))の(a)正面図 (b)平面図 (c)A-A断面図(断面S)である(記号は図4の対応箇所である)。
本発明1(1)の用途としての椅子(1C)とテーブル(1T)の模式図である。
本発明1(1)の椅子(1C)の模式図である。
本発明1(1)のベッドの模式図ある。
本発明1(1)を枕木として使用する本発明2(2)を、金属プレート柱3(13)の外向面(131)を床面(FS)に向けて載置し、金属プレート柱2(12)の外向面(121)上に物品(G)を載置した場合の断面Sを含む断面の模式図である。
本発明1(1)をトロリーロールとして使用する本発明3(3)にプレーントロリー(PT)(31)の一例を組込んだ場合の模式図で、(a)正面図と(d)右側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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