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公開番号
2024132707
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-01
出願番号
2023043593
出願日
2023-03-17
発明の名称
車線制御装置、制御方法、およびプログラム
出願人
三菱重工機械システム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G07B
15/00 20110101AFI20240920BHJP(チェック装置)
要約
【課題】有料道路の事業者などが安全だと判断した料金所について、車線を選択的にフリーフロー化することにより、料金所の渋滞の発生を抑制することができる車線制御装置を提供する。
【解決手段】料金所の車線を走行する車両に対し処理を行う料金収受システムが有する料金所機械を制御する車線制御装置は、通常運用モードとシングルレーンフリーフロー運用モードとを切り替える切替部と、前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、前記料金所機械の一つであり前記車線を開放または閉塞するバーを有する発進制御機に対し、前記車線を常時開放した状態とするように指示する制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
料金所の車線を走行する車両に対し処理を行う料金収受システムが有する料金所機械を制御する車線制御装置であって、
通常運用モードとシングルレーンフリーフロー運用モードとを切り替える切替部と、
前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、前記料金所機械の一つであり前記車線を開放または閉塞するバーを有する発進制御機に対し、前記車線を常時開放した状態とするように指示する制御部と、
を備える車線制御装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、前記料金所機械の一つであり前記車両に搭載された車載器と無線通信を行うアンテナに対し、電波を常時放射するように指示する、
請求項1に記載の車線制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、前記料金所機械の一つであり前記車両に向けて情報を表示する路側表示器に対し、前記通常運用モードと異なる表示をするように指示する、
請求項2に記載の車線制御装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記料金所機械の一つであり前記車両に搭載された車載器と無線通信を行うアンテナを介して前記車両の通行料金を収受する料金収受処理を行い、
前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、進入側車両検知器および通信用車両検知器が前記車両の前記アンテナの通信範囲への進入を検知してから通過を検知するまでの期間に、前記アンテナと前記車両の前記車載器との無線通信が行われなかった場合に、前記車両が前記車載器を搭載していない非ETC車両であると判断する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の車線制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記車両が非ETC車両であると判断した場合に、前記料金所機械の一つであり前記車両に向けて通知を行う通知装置に対し、前記車両の停車を促す通知を出力するように指示する、
請求項4に記載の車線制御装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記車両が非ETC車両であると判断した場合に、前記発進制御機に対し前記バーを閉じるように指示する、
請求項4に記載の車線制御装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記車両が非ETC車両であると判断した場合に、前記発進制御機に対し前記バーを閉じるように指示する、
請求項5に記載の車線制御装置。
【請求項8】
料金所の車線を走行する車両に対し処理を行う料金収受システムが有する料金所機械を制御する制御方法であって、
通常運用モードとシングルレーンフリーフロー運用モードとを切り替えるステップと、
前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、前記料金所機械の一つであり前記車線を開放または閉塞するバーを有する発進制御機に対し、前記車線を常時開放した状態とするように指示するステップと、
を有する制御方法。
【請求項9】
料金所の車線を走行する車両に対し処理を行う料金収受システムが有する料金所機械を制御する車線制御装置に、
通常運用モードとシングルレーンフリーフロー運用モードとを切り替えるステップと、
前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、前記料金所機械の一つであり前記車線を開放または閉塞するバーを有する発進制御機に対し、前記車線を常時開放した状態とするように指示するステップと、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、車線制御装置、制御方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
有料道路の料金所には、車両から通行料金を自動的に収受する電子式料金収受システム(Electronic Toll Collection System;ETC(登録商標)システム、「自動料金収受システム」とも言う)が設けられている場合がある。ETCシステムは、車線に設けられたアンテナと車両に搭載された車載器との間で無線通信を行うことにより、自動的に通行料金の収受処理(料金収受処理)を行う(たとえば、特許文献1を参照)。ETCシステムが設けられた車線をETCレーン、車載器を搭載する車両をETC車両とも記載する。
【0003】
料金所は、車載器を搭載していない非ETC車両が通行料金の支払いのために一時停車する一般レーンが併設され、ETCレーンおよび一般レーン通過後に車線数が少なくなる(合流部がある)車線構造を有している場合がある。ETCレーンを通過するETC車両の速度が速いと、一般レーンで一時停車してから合流部へ流入する非ETC車両との速度差が大きくなり、合流部においてETC車両と非ETC車両との接触事故が発生する危険性が高くなる。また、ユーザ対応などのために係員(収受員)が車線に降りるときに、ETC車両の速度が速いと係員との接触事故が発生する危険性が高くなる。このような接触事故を抑制するという安全上の理由により、ETCレーンには速度制限が設けられている。
【0004】
この速度制限の一環として、ETCレーンには発進制御機が設置されている。発進制御機は、車両に対する料金収受処理が完了するまでバーを閉じてETCレーンを閉塞(車両の退出を規制)し、料金収受処理の完了後にバーを開いてETCレーンを開放(車両の退出を許可)する。ETC車両は、ETCレーンにおいて、発進制御機のバーと接触しないように減速して走行する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-161674号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
大型連休期間や通勤時間帯などの交通量が増加する期間では、ETCレーンにおいて渋滞が発生する場合がある。渋滞の要因の一つとして、上記したETCレーンの速度制限が挙げられる。
【0007】
一方で、昨今はETCの利用を促進して非ETC車両を減少させ、料金所を無人化(ETC専用化)することが考えられている。このとき、非ETC車両の走行がほとんどなく、また、係員が車線に降りるケースがない料金所については、ETCレーンをフリーフロー化して速度制限を緩和したとしても、安全性を保つことができると考えられる。
【0008】
本開示の目的は、有料道路の事業者などが安全だと判断した料金所について、車線を選択的にフリーフロー化することにより、料金所の渋滞の発生を抑制することができる車線制御装置、制御方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様によれば、車線制御装置は、料金所の車線を走行する車両に対し処理を行う料金収受システムが有する料金所機械を制御する車線制御装置であって、通常運用モードとシングルレーンフリーフロー運用モードとを切り替える切替部と、前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、前記料金所機械の一つであり前記車線を開放または閉塞するバーを有する発進制御機に対し、前記車線を常時開放した状態とするように指示する制御部と、を備える。
【0010】
本開示の一態様によれば、制御方法は、料金所の車線を走行する車両に対し処理を行う料金収受システムが有する料金所機械を制御する制御方法であって、通常運用モードとシングルレーンフリーフロー運用モードとを切り替えるステップと、前記シングルレーンフリーフロー運用モードに切り替えた場合に、前記料金所機械の一つであり前記車線を開放または閉塞するバーを有する発進制御機に対し、前記車線を常時開放した状態とするように指示するステップと、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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