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公開番号2024132356
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-01
出願番号2023043088
出願日2023-03-17
発明の名称シールチェック装置
出願人株式会社イシダ
代理人個人,個人,個人
主分類B65B 57/02 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】搬送部の下方に配置される収納部の上面に内容物が堆積することを抑制できるシールチェック装置を提供する。
【解決手段】シールチェック装置1は、商品Pを搬送する搬送部20と、搬送部20によって搬送される商品Pを押圧する押圧部30と、押圧部30が商品Pを押圧したときの商品Pの変位を検出する検出部と、搬送部20及び押圧部30の少なくとも一方を制御する制御基板60が収納される収納部10と、を備える。収納部10は、搬送部20の下方に配置されており、収納部10の上面13の少なくとも一部には、収納部10の側面に向かって下方に傾斜する傾斜部が形成されている。
【選択図】図4


特許請求の範囲【請求項1】
包装済み商品のシール状態を検査するシールチェック装置であって、
前記商品を搬送する搬送部と、
前記搬送部によって搬送される前記商品を押圧する押圧部と、
前記押圧部が前記商品を押圧したときの前記商品の変位を検出する検出部と、
前記搬送部及び前記押圧部の少なくとも一方を制御する制御基板が収納される収納部と、を備え、
前記収納部は、前記搬送部の下方に配置されており、
前記収納部の上面の少なくとも一部には、前記収納部の側面に向かって下方に傾斜する傾斜部が形成されている、シールチェック装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記上面の全てが前記傾斜部によって形成されている、請求項1記載のシールチェック装置。
【請求項3】
前記傾斜部は、前記搬送部の搬送方向から見たときに、前記搬送方向と鉛直方向との両方に直交する幅方向における中心位置が最も高くなるように形成されている、請求項1又は2記載のシールチェック装置。
【請求項4】
前記搬送部及び前記押圧部を支持する支持部を更に備え、
前記支持部は、前記搬送部及び前記押圧部の設置角度を調整する調整部材を有している、請求項1又は2記載のシールチェック装置。
【請求項5】
前記制御基板を含む電気部品が、前記収納部における内面のうち、前記搬送部の搬送方向に交差する内面と、鉛直方向に交差する内面とに固定されており、
前記収納部の内面を前記搬送部の搬送方向と鉛直方向との両方に直交する幅方向における一方側から見たときに、互いに対向する内面に配置される前記電気部品同士は、対向方向に所定の間隔があくように設けられている、請求項1又は2記載のシールチェック装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一側面は、シールチェック装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
菓子等の内容物が包装袋に袋詰めされた商品のシール不良を発見するために、包装袋のシール状態を検査するシールチェック装置が知られている(例えば、特許文献1)。このようなシールチェック装置では、包装済み商品を搬送する搬送部と、搬送部によって搬送される包装済み商品を押圧する押圧部と、が設けられている。ここで、商品が良好にシールされていない場合には、作用する押圧力によって商品内の空気等が外部へ漏れ出して包装袋が萎む結果、商品が変位(押圧中の押圧部の高さ位置が変化)する。シールチェック装置では、このような商品の変位に基づいて、シールの良否を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-149074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなシールチェック装置では、搬送部及び押圧部の少なくとも一方を制御する制御基板が収納される収納部が、搬送部の下方に設けられることがある。ところが、シールチェック装置に搬送されてくる商品の中には、シール不良のため包装済み商品から内容物から漏れ出したり、押圧部材によって押圧されたときに破袋して内容物が漏れ出したりすることがある。このように漏れ出た内容物は、収納部の上面に堆積し、不衛生な状態となる。また、搬送部と収納部上面との間の空間は、決して広い空間ではないので、堆積物を取り除く掃除等もし難いといった状況がある。
【0005】
そこで、本発明の一側面の目的は、搬送部の下方に配置される収納部の上面に内容物が堆積することを抑制できるシールチェック装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係るシールチェック装置は、包装済み商品のシール状態を検査するシールチェック装置であって、商品を搬送する搬送部と、搬送部によって搬送される商品を押圧する押圧部と、押圧部が商品を押圧したときの商品の変位を検出する検出部と、搬送部及び押圧部の少なくとも一方を制御する制御基板が収納される収納部と、を備え、収納部は、搬送部の下方に配置されており、収納部の上面の少なくとも一部には、収納部の側面に向かって下方に傾斜する傾斜部が形成されている。
【0007】
この構成のシールチェック装置では、搬送部の下方に配置される収納部の上面の少なくとも一部が傾斜部として形成されている。このため、搬送部から傾斜部に落下した包装済み商品の内容物は傾斜部を滑り落ち、シールチェック装置が設置されている床面等に落下する。この結果、搬送部の下方に配置される収納部の上面に内容物が堆積することを抑制できる。
【0008】
(2)上記(1)に記載のシールチェック装置において、上面の全てが傾斜部によって形成されてもよい。この構成では、包装済み商品から漏れ出た内容物が収納部の上面に堆積されるのを最低限に留めることができる。
【0009】
(3)上記(1)又は(2)に記載のシールチェック装置において、傾斜部は、搬送部の搬送方向から見たときに、搬送方向と鉛直方向との両方に直交する幅方向における中心位置が最も高くなるように形成されてもよい。この構成では、幅方向における一方側からシールチェック装置を見たときのシールチェック装置の前方又は後方に、包装済み商品から漏れ出た内容物を落下させることができる。この結果、漏れ出た内容物の清掃が容易となる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)の何れか一つに記載のシールチェック装置において、搬送部及び押圧部を支持する支持部を更に備え、支持部は、搬送部及び押圧部の設置角度を調整する調整部材を有してもよい。この構成では、搬送部及び押圧部の設置角度を容易に調整できるので、上流側の装置の構成に合わせたシールチェック装置の設置が容易となる。
(【0011】以降は省略されています)

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