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公開番号2024129358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038508
出願日2023-03-13
発明の名称組合せ計量装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20240919BHJP(測定;試験)
要約【課題】搬送面に開口が設けられている場合であっても、物品から漏出した水分による機能悪化の防止及び清掃性の向上を実現すること。
【解決手段】一実施形態に係る組合せ計量装置1は、取得部7i~7nにより取得された複数の物品の重量値に基づき組合せ計算を行い、予め設定される目標重量値となる物品の組合せをホッパ6i~6nから排出させる制御部51と、ホッパ6i~6nから排出される物品を受け取り、物品よりも小さい複数の開口9Dを有する搬送面9Bを有し、搬送面9Bを滑落させながら物品を下流に排出させる排出シュート9と、排出シュート9における開口9Dの下方に配置され、排出シュート9における開口9Dを通じ搬送面90の内部から外部に通過し、排出シュート9から落ちる水分Xを回収する水分回収機構20とを有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
外部から投入される物品を受け取り下流に搬送する搬送部と、
第1ゲートを有し、前記第1ゲートを閉状態として前記搬送部から搬送される前記物品を一時的に受け取り、さらに前記ゲートを開状態として前記物品を下流に排出する複数のホッパと、
前記複数のホッパのそれぞれに滞留する前記物品の重量値を取得する取得部と、
前記取得部により取得された複数の前記重量値に基づき組合せ計算を行い、予め設定される目標重量値となる前記物品の組合せを前記ホッパから排出させる制御部と、
前記ホッパから排出される前記物品を受け取り、前記物品よりも小さい複数の開口を有する搬送面を有し、前記搬送面を滑落させながら前記物品を下流に排出させる排出シュートと、
前記排出シュートにおける前記開口の下方に配置され、前記排出シュートにおける前記開口を通じ前記搬送面の内部から外部に通過し、前記排出シュートから落ちる水分を回収する水分回収機構と、を有する、組合せ計量装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記水分回収機構は、前記排出シュートの上端の外側縁部よりも外側まで延びている、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
第2ゲートを有し、前記第2ゲートを閉状態として前記排出シュートから排出される前記物品を一時的に受け取り、さらに前記第2ゲートを開状態として前記物品を下流に排出するタイミングホッパを更に有し、
前記水分回収機構は、前記第2ゲートを駆動する駆動部を保護するカバーによって構成される、請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
前記水分回収機構は、前記駆動部を構成するエアシリンダの内筒を保護する、請求項3に記載の組合せ計量装置。
【請求項5】
前記搬送面は、前記排出シュートの外部から内部に向けて突起する突起部を有し、
前記開口は、前記物品の搬送方向における前記突起部の下端に形成される、請求項1に記載の組合せ計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、分散テーブルや供給トラフやホッパや排出シュート等の搬送面において鎧戸構造が設けられている組合せ計量装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-77761号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の組合せ計量装置では、上述の搬送面に開口が設けられているため、物品のドリップ(肉汁やタレ等の水分)の漏出が発生してしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、搬送面に開口が設けられている場合であっても、物品から漏出した水分又はその水分が乾燥したことによる機能悪化の防止及び清掃性の向上を実現できる組合せ計量装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る組合せ計量装置は、外部から投入される物品を受け取り下流に搬送する搬送部と、第1ゲートを有し、前記第1ゲートを閉状態として前記搬送部から搬送される前記物品を一時的に受け取り、さらに前記ゲートを開状態として前記物品を下流に排出する複数のホッパと、前記複数のホッパのそれぞれに滞留する前記物品の重量値を取得する取得部と、前記取得部により取得された複数の前記重量値に基づき組合せ計算を行い、予め設定される目標重量値となる前記物品の組合せを前記ホッパから排出させる制御部と、前記ホッパから排出される前記物品を受け取り、前記物品よりも小さい複数の開口を有する搬送面を有し、前記搬送面を滑落させながら前記物品を下流に排出させる排出シュートと、前記排出シュートにおける前記開口の下方に配置され、前記排出シュートにおける前記開口を通じ前記搬送面の内部から外部に通過し、前記排出シュートから落ちる水分を回収する水分回収機構と、を有することを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、搬送面に開口が設けられている場合であっても、物品から漏出した水分による機能悪化の防止及び清掃性を向上する組合せ計量装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る組合せ計量装置1の全体構成の一例を説明する図である。
図2は、本実施形態に係る組合せ計量装置1の排出シュート9の搬送面9Bの一例について説明するための図である。
図3は、本実施形態に係る組合せ計量装置1の排出シュート9の搬送面9Bの一例について説明するための図である。
図4は、本実施形態に係る組合せ計量装置1の水分回収機構20の一例について説明するための図である。
図5は、変更例1に係る組合せ計量装置1の一例について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1~図4を参照して、本発明の第1実施形態に係る組合せ計量装置1について説明する。図1は、本実施形態に係る組合せ計量装置1の全体構成の一例を示す図であり、図2及び図3は、本実施形態に係る組合せ計量装置1の排出シュート9の搬送面9Bの一例を説明するための図であり、図4は、本実施形態に係る組合せ計量装置1の水分回収機構20の一例について説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

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