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公開番号
2024132138
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-30
出願番号
2023042816
出願日
2023-03-17
発明の名称
小物部品の供給装置の選別構造
出願人
矢嶋工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65G
47/14 20060101AFI20240920BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】頭部と軸部を有する小物部品に適用できる小物部品の供給装置の選別構造を提供する。
【解決手段】選別構造100は、ベルトコンベヤ151の搬送面152が、不適正姿勢のボルトBを前記バケット10内に戻す側が上となるように、水平方向に対して傾斜するように配設される。リフト機構部20で押し上げられたボルトBが、搬送面152の上となる側から送られ、搬送面152に対して垂直となるように配設される選別壁部170が配設され、選別壁部170には、曲がり部172と、直線部174と、切欠部179と、が配設され、 曲がり部172は、頭部B1を下にした適正姿勢のボルトBを直線部174側へ搬送し、不適正姿勢のボルトBをバケット10内に戻すように形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
適正姿勢の、頭部と前記頭部より小径に形成された軸部とを有する小物部品を、シュートを経て供給可能に構成されて、
多数の前記小物部品を貯留するバケットと、前記バケットの底壁側から前記バケットの側壁の上端側に前記小物部品を押し上げるリフト機構部と、前記側壁の上端側に配置されて、前記リフト機構部で押し上げられた前記小物部品を前記シュート側に搬送可能とする搬送部と、を備え、
前記バケットが、上方に長方形の開口を有した略直方体形状とされ、
前記搬送部が、前記側壁の上端側に配置されて前記シュート側に前記小物部品を搬送するベルトコンベヤを備え、搬送する前記小物部品の内、適正姿勢の前記小物部品を前記シュート側へ搬送し、不適正姿勢の前記小物部品を前記バケット内に戻し可能に構成される小物部品の供給装置に用いられる選別構造であって、
前記選別構造は、前記ベルトコンベヤの前記小物部品が搬送される搬送面が、不適正姿勢の前記小物部品を前記バケット内に戻す側が上となるように、水平方向に対して傾斜するように配設され、
前記リフト機構部で押し上げられた前記小物部品が、前記搬送面の上となる側から送られ、
前記搬送面に対して垂直となるように配設される選別壁部が配設され、
前記選別壁部には、前記搬送面の前記小物部品を前記バケット内に戻す側に向かうにしたがって、前記小物部品の送り領域が狭まるように曲がる曲がり部と、前記曲がり部と連設され前記ベルトコンベヤの前記小物部品の送り方向に沿って形成された直線部と、前記頭部が前記搬送面との間に進入可能に切欠かれた切欠部と、が配設され、
前記曲がり部は、前記頭部を下にした適正姿勢の前記小物部品を前記直線部側へ搬送し、不適正姿勢の前記小物部品を前記バケット内に戻すように形成されていることを特徴とする小物部品の供給装置の選別構造。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記シュートは、前記ベルトコンベヤの前記小物部品の送り方向の下流側に配設され、前記頭部と前記軸部の位置を上下方向において変換して送り方向下流側に送るガイドシュートを含み、
前記ガイドシュートは、前記軸部が進入可能、かつ、前記頭部が進入不可能、に平行に配される一対の板を備え、
前記一対の板は、前記軸部が進入する縦部と、前記縦部の下方に位置する横部と、を有し、前記縦部において前記一対の板の間に前記軸部を進入させた後、前記横部の上面側で、前記頭部の前記軸部側の面と接してガイドすることを特徴とする請求項1に記載の小物部品の供給装置の選別構造。
【請求項3】
プレート体に、前記搬送部と、前記選別壁部と、が配設され一体化されたユニットとされ、
前記プレート体を介して、前記小物部品の供給装置に取り付け可能とされていることを特徴とする請求項1に記載の小物部品の供給装置の選別構造。
【請求項4】
前記選別壁部の前記小物部品の送り方向の上流側には、前記リフト機構部から送られた前記小物部品が、転倒しないように受け止める受けプレートを備えていることを特徴とする請求項1に記載の小物部品の供給装置の選別構造。
【請求項5】
前記選別壁部で選別された前記小物部品を、前記搬送面の前記小物部品を前記バケット内に戻す側とは反対側、かつ、前記シュート側にガイドする出口倣いプレートを備えていることを特徴とする請求項1に記載の小物部品の供給装置の選別構造。
【請求項6】
前記リフト機構部の前記小物部品を押し上げる棚部と、前記ベルトコンベヤとの間に、前記小物部品の転倒を防止する、緩衝板部を備え、
前記緩衝板部の水平方向に対する角度は、前記棚部の上面の水平方向に対する角度より小さく、前記ベルトコンベヤの前記小物部品が搬送される搬送面の水平方向に対する角度より大きいことを特徴とする請求項1に記載の小物部品の供給装置の選別構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バケット内に貯留した頭部と軸部を有する小物部品の内、適正姿勢の小物部品をシュートを経て溶接機等へ供給する小物部品の供給装置の選別構造に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の小物部品の供給装置として、本出願人が先にした、特許文献1に記載されるものがあった。これによれば、供給装置は、適正姿勢のナットをシュートを経て供給可能に構成されて、ナットを貯留するバケットと、バケット内のナットを押し上げるリフト機構部と、リフト機構部で押し上げられたナットをシュート側に搬送可能とする搬送部と、を備えていた。搬送部は、適正姿勢のナットをシュート側へ搬送し、不適正姿勢のナットをバケット内に戻す選別部が配設さされていた。バケットは、上方に長方形の開口を有した略直方体形状とされていた。搬送部は、シュート側にナットを搬送するベルトコンベヤを備え、選別部が、ベルトコンベヤのナットを直線状に搬送する上面の上方に、取替可能に取付座に取り付けられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許5819694号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の小物部品の供給装置では、ナットや、溶接用突起が設けられたナットには適用できるが、そのままでは、頭部と軸部を有する小物部品に適用できなかったので、当該小物部品にも適用可能とすることが望まれていた。
【0005】
本発明は、頭部と軸部を有する小物部品に適用できる小物部品の供給装置の選別構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の請求項1記載の発明では、適正姿勢の、頭部と前記頭部より小径に形成された軸部とを有する小物部品を、シュートを経て供給可能に構成されて、
多数の前記小物部品を貯留するバケットと、前記バケットの底壁側から前記バケットの側壁の上端側に前記小物部品を押し上げるリフト機構部と、前記側壁の上端側に配置されて、前記リフト機構部で押し上げられた前記小物部品を前記シュート側に搬送可能とする搬送部と、を備え、
前記バケットが、上方に長方形の開口を有した略直方体形状とされ、
前記搬送部が、前記側壁の上端側に配置されて前記シュート側に前記小物部品を搬送するベルトコンベヤを備え、搬送する前記小物部品の内、適正姿勢の前記小物部品を前記シュート側へ搬送し、不適正姿勢の前記小物部品を前記バケット内に戻し可能に構成される小物部品の供給装置に用いられる選別構造であって、
前記選別構造は、前記ベルトコンベヤの前記小物部品が搬送される搬送面が、不適正姿勢の前記小物部品を前記バケット内に戻す側が上となるように、水平方向に対して傾斜するように配設され、
前記リフト機構部で押し上げられた前記小物部品が、前記搬送面の上となる側から送られ、
前記搬送面に対して垂直となるように配設される選別壁部が配設され、
前記選別壁部には、前記搬送面の前記小物部品を前記バケット内に戻す側に向かうにしたがって、前記小物部品の送り領域が狭まるように曲がる曲がり部と、前記曲がり部と連設され前記ベルトコンベヤの前記小物部品の送り方向に沿って形成された直線部と、前記頭部が前記搬送面との間に進入可能に切欠かれた切欠部と、が配設され、
前記曲がり部は、前記頭部を下にした適正姿勢の前記小物部品を前記直線部側へ搬送し、不適正姿勢の前記小物部品を前記バケット内に戻すように形成されている。
【0007】
これによれば、小物部品を搬送面の、高い位置にある不適正姿勢の小物部品をバケット内に戻す側から、低い位置にあるその反対側に、一旦移動させ、ベルトコンベヤの搬送面を利用して、頭部を下の姿勢で揃えることが可能となる。そして、頭部が切欠部に進入して搬送面とで挟み込まれることで、小物部品が倒れないようにして、バケット内に戻されないようにできる。曲がり部により、搬送面の小物部品をバケット内に戻す側に持ち上げることで、小物部品にブレーキがかかり、小物部品の送り方向に沿う直線部で搬送スピードが上がり、小物部品間に隙間が生じ、重なりを低減するので、安定した選別ができる。よって、頭部と軸部を有する小物部品に好適な選別構造とすることができる。
【0008】
また、前記シュートは、前記ベルトコンベヤの前記小物部品の送り方向の下流側に配設され、前記頭部と前記軸部の位置を上下方向において変換して送り方向下流側に送るガイドシュートを含み、
前記ガイドシュートは、前記軸部が進入可能、かつ、前記頭部が進入不可能、に平行に配される一対の板を備え、
前記一対の板は、前記軸部が進入する縦部と、前記縦部の下方に位置する横部と、を有し、前記縦部において前記一対の板の間に前記軸部を進入させた後、前記横部の上面側で、前記頭部の前記軸部側の面と接してガイドする。
【0009】
これによれば、頭部を下にした小物部品を、エスケープと呼ばれる一個分離ユニットに搬送する場合、搬送面が平らになるため、油等によるひっつきが発生しやすくなるおそれがあった。これに対して、一対の板の縦部の間に軸部を進入させた後、一対の板の横部の上面側で、頭部の軸部側の面と接してガイドすることで、小物部品のひっつきを防止することができる。さらに、一対の板で構成することでコストを削減することができる。
【0010】
また、プレート体に、前記搬送部と、前記選別壁部と、が配設され一体化されたユニットとされ、
前記プレート体を介して、前記小物部品の供給装置に取り付け可能とされている。
(【0011】以降は省略されています)
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