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公開番号2024131111
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023041176
出願日2023-03-15
発明の名称磁気ディスク装置
出願人株式会社東芝,東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G11B 20/10 20060101AFI20240920BHJP(情報記憶)
要約【課題】 磁気ヘッドの寿命低下を抑制可能な磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】少なくとも1枚の磁気ディスクと、第1磁気ヘッドと、第2磁気ヘッドと、カウンタと未ライト検出部とメモリとを有するコントローラと、を備え、前記コントローラは、第1ブロックにデータをライトするコマンドを受けた際、第1磁気ヘッドのライト回数が第1閾値を超えているか否かを判断し、前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えている場合、前記第2磁気ヘッドのライト回数が第2閾値を超えているか否かを判断し、前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えていない場合、第2記録面に未ライトの第2ブロックが存在するか否かを判断し、前記第2ブロックが存在する場合、前記第1ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスと前記第2ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスとを入れ替える、磁気ディスク装置。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1記録面及び第2記録面を有し、前記第1記録面及び前記第2記録面にはそれぞれ論理ブロックアドレスが割り当てられている複数のブロックが含まれる、少なくとも1枚の磁気ディスクと、
前記第1記録面にデータをライトする第1磁気ヘッドと、
前記第2記録面にデータをライトする第2磁気ヘッドと、
前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数を検出するカウンタと、前記複数のブロックから未ライトのブロックを検出する未ライト検出部と、前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数に対する第1閾値と前記第1閾値以下である第2閾値とを記憶しているメモリと、を有するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記複数のブロックのうちの前記第1記録面の第1ブロックにデータをライトするコマンドを受けた際、
前記第1ブロックにデータをライトする第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えているか否かを判断し、
前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えていない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えている場合、前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えているか否かを判断し、
前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えている場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えていない場合、前記第2記録面に未ライトの第2ブロックが存在するか否かを判断し、
前記第2ブロックが存在しない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第2ブロックが存在する場合、前記第1ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスと前記第2ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスとを入れ替え、前記第2磁気ヘッドで前記第2ブロックにデータをライトするように制御する、
磁気ディスク装置。
続きを表示(約 3,400 文字)【請求項2】
前記第1記録面及び前記第2記録面は、前記1枚の磁気ディスクの表裏面に設けられている、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項3】
前記磁気ディスクは複数枚であり、
前記第1記録面及び前記第2記録面は、異なる磁気ディスクの面に設けられている、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項4】
前記コントローラは、
前記複数のブロックの各々に未ライトがあるか否かを示すフラグを、論理ブロックアドレスに関連付けて前記メモリに記憶し、
前記フラグに基づいて前記第2ブロックが存在するか否かを判断する、
請求項1に記載の磁気ディスク装置。
【請求項5】
第1記録面及び第2記録面を有し、前記第1記録面及び前記第2記録面にはそれぞれ論理ブロックアドレスが割り当てられている複数のブロックが含まれる、少なくとも1枚の磁気ディスクと、
前記第1記録面にデータをライトする第1磁気ヘッドと、
前記第2記録面にデータをライトする第2磁気ヘッドと、
前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数を検出するカウンタと、ライトされているデータが周期的な繰り返しパターンで構成されているか否かを検出するパターン検出部と、前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数に対する第1閾値と前記第1閾値以下である第2閾値とを記憶しているメモリと、を有するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記複数のブロックのうちの前記第1記録面の第1ブロックにデータをライトするコマンドを受けた際、
前記第1ブロックにデータをライトする第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えているか否かを判断し、
前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えていない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えている場合、第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えているか否かを判断し、
前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えている場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えていない場合、前記第1ブロックにライトされている第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されているか否かを判断し、
前記第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されていない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されている場合、第2記録面に周期的な繰り返しパターンで構成されている第3データがライトされている第3ブロックが存在するか否かを判断し、
前記第3ブロックが存在しない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第3ブロックが存在する場合、前記第1データと前記第3データとが同一か否かを判断し、
前記第1データと前記第3データとが同一でない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第1データと前記第3データとが同一である場合、前記第1ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスと前記第3ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスとを入れ替え、前記第2磁気ヘッドで前記第3ブロックにデータをライトするように制御する、
磁気ディスク装置。
【請求項6】
前記第1記録面及び前記第2記録面は、前記1枚の磁気ディスクの表裏面に設けられている、
請求項5に記載の磁気ディスク装置。
【請求項7】
前記磁気ディスクは複数枚であり、
前記第1記録面及び前記第2記録面は、異なる磁気ディスクの面に設けられている、
請求項5に記載の磁気ディスク装置。
【請求項8】
前記コントローラは、
前記複数のブロックの各々にライトされているデータが周期的な繰り返しパターンで構成されているか否かを示すフラグを、論理ブロックアドレスに関連付けて前記メモリに記憶し、
前記フラグに基づいて前記第3ブロックが存在するか否かを判断する、
請求項5に記載の磁気ディスク装置。
【請求項9】
前記周期的な繰り返しパターンで構成されたデータは、0のみで構成されたデータ、又は1のみで構成されたデータである、
請求項5に記載の磁気ディスク装置。
【請求項10】
第1記録面及び第2記録面を有し、前記第1記録面及び前記第2記録面にはそれぞれ論理ブロックアドレスが割り当てられている複数のブロックが含まれる、少なくとも1枚の磁気ディスクと、
前記第1記録面にデータをライトする第1磁気ヘッドと、
前記第2記録面にデータをライトする第2磁気ヘッドと、
前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数を検出するカウンタと、前記複数のブロックから未ライトのブロックを検出する未ライト検出部と、前記複数のブロックの各々にライトされているデータが周期的な繰り返しパターンで構成されているか否かを検出するパターン検出部と、前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数に対する第1閾値と前記第1閾値以下である第2閾値とを記憶しているメモリと、を有しているコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記複数のブロックのうちの第1記録面の第1ブロックにデータをライトするコマンドを受けた際、
前記第1ブロックにデータをライトする第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えているか否かを判断し、
前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えていない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えている場合、前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えているか否かを判断し、
前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えている場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えていない場合、前記第2記録面に未ライトの第2ブロックが存在するか否かを判断し、
前記第2ブロックが存在する場合、前記第1ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスと前記第2ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスとを入れ替え、前記第2磁気ヘッドで前記第2ブロックにデータをライトし、
前記第2ブロックが存在しない場合、前記第1ブロックにライトされている第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されているか否かを判断し、
前記第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されていない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されている場合、第2記録面に周期的な繰り返しパターンで構成されている第3データがライトされている第3ブロックが存在するか否かを判断し、
前記第3ブロックが存在しない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第3ブロックが存在する場合、前記第1データと前記第3データとが同一か否かを判断し、
前記第1データと前記第3データとが同一でない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、
前記第1データと前記第3データとが同一である場合、前記第1ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスと前記第3ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスとを入れ替え、前記第2磁気ヘッドで前記第3ブロックにデータをライトするように制御する、
磁気ディスク装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、磁気ディスク装置に関する。
続きを表示(約 4,400 文字)【背景技術】
【0002】
磁気ディスク装置は、複数の磁気ディスクと、磁気ディスクにデータをライトする複数の磁気ヘッドと、を備えている。磁気ディスク装置には、高記録密度化を実現するために、高周波アシスト磁気記録型式(MAMR:Microwave Assisted Magnetic Recording)や熱アシスト磁気記録型式(HAMR:Heat Assisted Magnetic Recording)などのエネルギーアシスト記録型式が用いられるが、ライト回数に応じて磁気ヘッドのライト性能が低下することが知られている。
一般的なウェアレベリング(Wear Levering)では、磁気ディスクの記録領域おけるライト状況を監視し、空いている領域にデータを優先的にライトすることで、データが集中することを抑制している。しかしながら、上記のようなアルゴリズムでは、特定の磁気ヘッドにおいて、ライト回数が増加し、寿命が短くなる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2021/0065744号明細書
米国特許第11023352号明細書
米国特許第9218849号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態の課題は、磁気ヘッドの寿命低下を抑制可能な磁気ディスク装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態に係る磁気ディスク装置は、第1記録面及び第2記録面を有し、前記第1記録面及び前記第2記録面にはそれぞれ論理ブロックアドレスが割り当てられている複数のブロックが含まれる、少なくとも1枚の磁気ディスクと、前記第1記録面にデータをライトする第1磁気ヘッドと、前記第2記録面にデータをライトする第2磁気ヘッドと、前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数を検出するカウンタと、前記複数のブロックから未ライトのブロックを検出する未ライト検出部と、前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数に対する第1閾値と前記第1閾値以下である第2閾値とを記憶しているメモリと、を有するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記複数のブロックのうちの前記第1記録面の第1ブロックにデータをライトするコマンドを受けた際、前記第1ブロックにデータをライトする第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えているか否かを判断し、前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えていない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えている場合、前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えているか否かを判断し、前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えている場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えていない場合、前記第2記録面に未ライトの第2ブロックが存在するか否かを判断し、前記第2ブロックが存在しない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、前記第2ブロックが存在する場合、前記第1ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスと前記第2ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスとを入れ替え、前記第2磁気ヘッドで前記第2ブロックにデータをライトするように制御する。
【0006】
また、一実施形態に係る磁気ディスク装置は、第1記録面及び第2記録面を有し、前記第1記録面及び前記第2記録面にはそれぞれ論理ブロックアドレスが割り当てられている複数のブロックが含まれる、少なくとも1枚の磁気ディスクと、前記第1記録面にデータをライトする第1磁気ヘッドと、前記第2記録面にデータをライトする第2磁気ヘッドと、前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数を検出するカウンタと、ライトされているデータが周期的な繰り返しパターンで構成されているか否かを検出するパターン検出部と、前記第1磁気ヘッド及び前記第2磁気ヘッドの各々のライト回数に対する第1閾値と前記第1閾値以下である第2閾値とを記憶しているメモリと、を有するコントローラと、を備え、前記コントローラは、前記複数のブロックのうちの前記第1記録面の第1ブロックにデータをライトするコマンドを受けた際、前記第1ブロックにデータをライトする第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えているか否かを判断し、前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えていない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、前記第1磁気ヘッドのライト回数が前記第1閾値を超えている場合、第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えているか否かを判断し、前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えている場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、前記第2磁気ヘッドのライト回数が前記第2閾値を超えていない場合、前記第1ブロックにライトされている第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されているか否かを判断し、前記第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されていない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、前記第1データが周期的な繰り返しパターンで構成されている場合、第2記録面に周期的な繰り返しパターンで構成されている第3データがライトされている第3ブロックが存在するか否かを判断し、前記第3ブロックが存在しない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、前記第3ブロックが存在する場合、前記第1データと前記第3データとが同一か否かを判断し、前記第1データと前記第3データとが同一でない場合、前記第1磁気ヘッドで前記第1ブロックにデータをライトし、前記第1データと前記第3データとが同一である場合、前記第1ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスと前記第3ブロックに割り当てられている論理ブロックアドレスとを入れ替え、前記第2磁気ヘッドで前記第3ブロックにデータをライトするように制御する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態に係る磁気ディスク装置の構成を示すブロック図である。
図2は、上記実施形態の磁気ディスク装置における磁気ヘッド及び磁気ディスクを示す斜視図である。
図3は、上記実施形態に係る磁気ディスク及び磁気ヘッドの一例を示す拡大断面図である。
図4は、上記実施形態に係る磁気ディスク装置のライト時における制御の一例を示す図である。
図5は、図4に続く、上記実施形態に係る磁気ディスク装置のライト時における制御の一例を説明するための図である。
図6は、上記実施形態に係る磁気ディスク装置のライト時における制御の一例を示す図である。
図7は、図6に続く、上記実施形態に係る磁気ディスク装置のライト時における制御の一例を示す図である。
図8は、上記実施形態に係る磁気ディスク装置のライト処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図9は、図8に続く、上記実施形態に係る磁気ディスク装置のライト処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図10は、図9に続く、上記実施形態に係る磁気ディスク装置のライト処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図11は、図9に続く、上記実施形態に係る磁気ディスク装置のライト処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図12は、図8に続く、第1変形例のライト処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図13は、図8に続く、第2変形例のライト処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る磁気ディスク装置について説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の趣旨を保っての適宣変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面や説明をより明確にするため、実際の様態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宣省略することがある。
【0009】
図1は、一実施形態に係る磁気ディスク装置10の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、磁気ディスク装置10は、矩形状の筐体11と、筐体11内に配置された記録媒体としての磁気ディスク12と、磁気ディスク12を支持及び回転するスピンドルモータ14と、磁気ヘッド16と、を備えている。
磁気ディスク12には、データをライト可能な領域として、ユーザから利用可能なユーザデータ領域12aと、ホスト45などから転送されたデータ(又はコマンド)をユーザデータ領域12aの所定の領域にライトする前に一時的に保持するメディアキャッシュ領域12bと、システム管理に必要な情報を記録するシステムエリア12cとが割り当てられている。
なお、メディアキャッシュ領域12bは、必ずしも割り当てられなくともよく、システムエリア12cは、後述するメモリ47などに割り当ててもよい。
磁気ヘッド16は、磁気ディスク12にデータをライトするライトヘッド16Wと、磁気ディスク12からデータをリードするリードヘッド16Rと、を有している。
【0010】
磁気ディスク装置10は、磁気ヘッド16を磁気ディスク12上の任意のトラック上に移動するとともに位置決めするヘッドアクチュエータ18を備えている。ヘッドアクチュエータ18は、磁気ヘッド16を移動可能に支持するキャリッジアッセンブリ20と、キャリッジアッセンブリ20を回動させるボイスコイルモータ(VCM)22と、を含んでいる。
キャリッジアッセンブリ20は、筐体11に回動自在に支持された軸受部24と、軸受部24から延出した複数のサスペンション26と、を有している。磁気ヘッド16は、各サスペンション26の先端に支持されている。
(【0011】以降は省略されています)

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