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公開番号2024130932
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023040902
出願日2023-03-15
発明の名称映像表示システム、及び映像表示方法
出願人株式会社アマダ
代理人個人,個人,個人
主分類G05B 19/4063 20060101AFI20240920BHJP(制御;調整)
要約【課題】加工システムの状態を的確に視認することができる映像表示システムを提供する。
【解決手段】映像表示システムは、材料Wを加工する加工機10及び周辺装置20を含む加工システムを撮像する撮像装置と、撮像装置により得られる撮像映像を表示する表示装置72と、表示装置72に表示される撮像映像を制御する表示制御装置80と、を有している。表示制御装置80は、システム制御装置60から得られる情報に基づいて、加工システムの中で注目すべき注目部位を特定し、注目部位に合わせて撮像映像を選択し、選択した撮像映像を表示装置72に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
材料を加工する加工機及び前記加工機と協働して動作する周辺装置を含む加工システムを撮像する撮像装置と、
前記撮像装置により得られる撮像映像を表示する表示装置と、
前記表示装置に表示される前記撮像映像を制御する表示制御装置と、を有し、
前記表示制御装置は、
前記加工システムを制御するシステム制御装置から得られる情報に基づいて、前記加工システムの中で注目すべき注目部位を特定し、
前記注目部位に合わせて前記撮像映像を選択し、
選択した前記撮像映像を前記表示装置に表示する
映像表示システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記注目部位は、前記周辺装置及び前記周辺装置において動作する可動部を含む
請求項1記載の映像表示システム。
【請求項3】
前記撮像装置は、前記加工システムを撮像した前記撮像映像をそれぞれ出力する複数のカメラを含み、
前記表示制御装置は、前記複数のカメラの中から、前記注目部位を撮像するカメラを選択することで、前記撮像映像の選択を行う
請求項1記載の映像表示システム。
【請求項4】
前記表示制御装置は、選択された前記カメラにより得られる前記撮像映像の中から、前記注目部位に対応する領域を切り出すことで、前記撮像映像の選択を行う
請求項3記載の映像表示システム。
【請求項5】
前記周辺装置は、
前記加工機が加工する前記材料を積載場所から取り出す一枚取装置と、
前記一枚取装置が取り出した前記材料を前記加工機に搬入する、及び前記加工機が前記材料を加工することで作成される製品を、前記加工機から搬出する搬入搬出装置と、を含む
請求項1記載の映像表示システム。
【請求項6】
前記表示制御装置は、前記加工システムにおいて異常が発生している場合に前記システム制御装置から得られるアラーム発生情報に基づいて、前記注目部位を特定する
請求項1記載の映像表示システム。
【請求項7】
前記表示制御装置は、前記加工システムを利用者が手動操作している場合に前記システム制御装置から得られる前記手動操作の情報に基づいて、前記注目部位を特定する
請求項1記載の映像表示システム。
【請求項8】
前記表示制御装置は、前記周辺装置において動作する可動部の情報に基づいて、前記注目部位を特定する
請求項1記載の映像表示システム。
【請求項9】
コンピュータが、
材料を加工する加工機及び前記加工機と協働して動作する周辺装置を含む加工システムを撮像する撮像装置から、撮像映像を取得し、
前記加工システムを制御するシステム制御装置から得られる情報に基づいて、前記加工システムの中で注目すべき注目部位を特定し、
前記注目部位に合わせて前記撮像映像を選択し、
選択した前記撮像映像を表示装置に表示する
映像表示方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、映像表示システム、及び映像表示方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
材料を加工する加工機及び周辺装置を備えた加工システムが知られている。この類の加工システムでは、加工システムの動作状況などを確認するためにカメラにより得られた撮像映像を、作業者が視認可能な表示装置に表示することが行われている。
【0003】
特許文献1には、工作機械を制御する数値制御装置が、Gコードにより、工作機械を撮像するビデオカメラを操作する手法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5620446号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示される手法は、加工プログラムに対して、ビデオカメラを操作するためのGコードを記述する必要があるが、加工プログラムに記述された内容でしかビデオカメラを制御することができない。そのため、加工システムの状態を的確に視認することができず、利用者にとって必ずしも使い勝手がいいものではなかった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、材料を加工する加工機及び加工機と協働して動作する周辺装置を含む加工システムを撮像する撮像装置と、撮像装置により得られる撮像映像を表示する表示装置と、表示装置に表示される撮像映像を制御する表示制御装置と、を有し、表示制御装置は、加工システムを制御するシステム制御装置から得られる情報に基づいて、周辺装置の中で注目すべき注目部位を特定し、注目部位に合わせて撮像映像を選択し、選択した撮像映像を表示装置に表示する、映像表示システムである。
【0007】
本発明の一態様において、表示制御装置は、システム制御装置から得られる情報を用いることで、加工システムの動作状況を把握することができるので、加工システムにおいて注目すべき注目部位を自律的に判断することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、加工システムの注目部位が自動的に表示されるので、利用者は加工システムの注目部位を適切に視認することができる。これにより、利用者の利便性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係る映像表示システムを示すブロック図である。
図2は、映像表示システムが適用される加工システムの構成を示す図である。
図3は、カメラによって撮像可能な撮像領域及び表示装置に表示される切出領域を説明する図である。
図4は、映像表示システムによる動作を示すフローチャートである。
図5は、アラーム動作処理を示すフローチャートである。
図6は、一枚取アラーム動作処理を示すフローチャートである。
図7は、材料搬入アラーム動作処理を示すフローチャートである。
図8は、製品搬出アラーム動作処理を示すフローチャートである。
図9は、手動操作動作処理を示すフローチャートである。
図10は、搬入搬出装置動作処理を示すフローチャートである。
図11は、搬入搬出装置の座標位置と、カメラ及び視点との関係を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照し、本実施形態に係る映像表示システムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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