TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024100141
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003911
出願日2023-01-13
発明の名称自律走行車両
出願人株式会社豊田自動織機
代理人個人,個人
主分類G05D 1/43 20240101AFI20240719BHJP(制御;調整)
要約【課題】物体と自律走行車両とが接触することを抑制すること。
【解決手段】自律走行車両は、構造物までの距離を非接触で測定する距離計と、制御装置と、を備える。制御装置は、探索有効エリアに存在する構造物までの距離を距離計から取得する。制御装置は、探索有効エリアに存在する構造物までの距離を自律走行車両の車幅方向の距離に変換する。制御装置は、車幅方向の距離に基づいて取得される離間距離が所定距離となるように自律走行車両を操舵する。探索有効エリアは、構造物の備える凹部の幅よりも構造物における探索有効エリアの幅のほうが広くなるように設定されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
構造物から所定距離離れた状態で前記構造物に沿って走行する自律走行車両であって、
前記構造物までの距離を非接触で測定する距離計と、
制御装置と、を備え、
前記制御装置は、
予め把握した前記構造物の形状に基づいて設定された探索有効エリアに存在する前記構造物までの前記距離を前記距離計から取得し、
前記探索有効エリアに存在する前記構造物までの前記距離を前記自律走行車両の車幅方向の距離に変換し、
前記車幅方向の距離に基づいて取得される離間距離が前記所定距離となるように前記自律走行車両を操舵し、
前記探索有効エリアは、前記構造物の備える凹部の幅よりも前記構造物における前記探索有効エリアの幅のほうが広くなるように設定されている、自律走行車両。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記距離計は、水平方向に拡がる測定可能範囲に存在する前記構造物までの距離を測定し、
前記探索有効エリアは、前記測定可能範囲の一部である、請求項1に記載の自律走行車両。
【請求項3】
前記制御装置は、前記車幅方向の距離のうち最短距離を前記離間距離とする、請求項1又は請求項2に記載の自律走行車両。
【請求項4】
前記自律走行車両の自己位置を推定する自己位置推定装置を備え、
前記制御装置は、前記自己位置推定装置による前記自己位置の推定を行えない場所であって予め設定された場所で、前記構造物から前記所定距離離れた状態で前記構造物に沿って前記自律走行車両を走行させる、請求項1又は請求項2に記載の自律走行車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自律走行車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の自律走行車両は、複数の接触センサと、光学式測距センサと、を備える。複数の接触センサは、自律走行車両の前後方向に並んで設けられている。自律走行車両は、複数の接触センサを壁に接触させながら走行を行う。壁に凹部が存在している場合、自律走行車両は、光学式測距センサによって測定した距離から壁の形状を認識する。そして、自律走行車両は、壁に凹部が存在している箇所では、光学式測距センサによって測定した距離に基づいて走行を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-27020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の自律走行車両は、接触センサを用いることで走行を行っている。自律走行車両では、壁に接触センサを接触させることができない場合がある。例えば、壁に沿って物体が存在している場合、当該物体と接触センサとが接触するおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する自律走行車両は、構造物から所定距離離れた状態で前記構造物に沿って走行する自律走行車両であって、前記構造物までの距離を非接触で測定する距離計と、制御装置と、を備え、前記制御装置は、予め把握した前記構造物の形状に基づいて設定された探索有効エリアに存在する前記構造物までの前記距離を前記距離計から取得し、前記探索有効エリアに存在する前記構造物までの前記距離を前記自律走行車両の車幅方向の距離に変換し、前記車幅方向の距離に基づいて取得される離間距離が前記所定距離となるように前記自律走行車両を操舵し、前記探索有効エリアは、前記構造物の備える凹部の幅よりも前記構造物における前記探索有効エリアの幅のほうが広くなるように設定されている。
【0006】
制御装置は、距離計から取得した距離を車幅方向の距離に変換する。制御装置は、離間距離が所定距離となるように自律走行車両を操舵する。非接触で構造物までの距離を測定する距離計を用いて自律走行車両の操舵を行うことができる。このため、構造物に沿って物体が存在していた場合であっても、当該物体と自律走行車両とが接触することを抑制できる。
【0007】
上記自律走行車両について、前記距離計は、水平方向に拡がる測定可能範囲に存在する前記構造物までの距離を測定し、前記探索有効エリアは、前記測定可能範囲の一部であってもよい。
【0008】
上記自律走行車両について、前記制御装置は、前記車幅方向の距離のうち最短距離を前記離間距離としてもよい。
上記自律走行車両について、前記自律走行車両の自己位置を推定する自己位置推定装置を備え、前記制御装置は、前記自己位置推定装置による前記自己位置の推定を行えない場所であって予め設定された場所で、前記構造物から前記所定距離離れた状態で前記構造物に沿って前記自律走行車両を走行させてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、物体と自律走行車両とが接触することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
自律走行車両の使用される区域の模式図である。
図1の区域に存在するトンネルの模式図である。
図1の自律走行車両の概略構成図である。
図3の制御装置が実行する判定制御を示すフローチャートである。
図3の制御装置が実行する壁沿い操舵制御を示すフローチャートである。
図5の壁沿い操舵制御で用いられる探索有効エリアの導出方法を説明するための図である。
図2のトンネル内を走行する自律走行車両を示す模式図である。
図2のトンネル内を走行する自律走行車両を示す模式図である。
図2のトンネル内を走行する自律走行車両を示す模式図である。
図2のトンネル内を走行する自律走行車両を示す模式図である。
図3の制御装置が実行する操舵制御を示すフローチャートである。
凸部を備えるトンネル内を走行する自律走行車両を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

積水樹脂株式会社
磁性シート
今日
個人
車両レバー操作装置
今日
株式会社豊田自動織機
自動走行体
29日前
株式会社豊田自動織機
無人走行体
18日前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
エイブリック株式会社
基準電圧回路
7日前
アズビル株式会社
設定システム
8日前
エイブリック株式会社
基準電圧回路装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
制御システム
2か月前
オムロン株式会社
自律作業システム
18日前
株式会社熊谷組
巡回ルート作成装置
7日前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
9日前
株式会社ダイヘン
電力変換装置
9日前
エイブリック株式会社
シャントレギュレータ
14日前
株式会社ダイフク
搬送設備
1か月前
エイブリック株式会社
ボルテージレギュレータ
11日前
オムロン株式会社
設計装置および設計方法
18日前
東芝ライテック株式会社
管理システム
14日前
株式会社FUJI
作業機の操作表示システム
8日前
株式会社フカデン
外周部加工システム
1か月前
株式会社デンソー
電子制御装置
28日前
株式会社ダイフク
物品搬送設備
18日前
株式会社栗本鐵工所
触覚提示装置
8日前
株式会社豊田自動織機
無人走行体の走行制御システム
7日前
ミツミ電機株式会社
半導体集積回路装置
2か月前
大阪瓦斯株式会社
二次圧制御機構
1か月前
大阪瓦斯株式会社
二次圧制御機構
1か月前
日立建機株式会社
自律走行システム
1か月前
アズビル株式会社
診断システムおよび診断方法
14日前
株式会社デンソー
移動体制御装置
1か月前
本田技研工業株式会社
運転補助装置
3日前
横河電機株式会社
モジュール
2日前
株式会社豊田自動織機
移動体制御システム
今日
株式会社ダイフク
搬送設備の検査装置
1か月前
東レエンジニアリング株式会社
位置決め装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
ソーラー充電システム
14日前
続きを見る