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公開番号2024092627
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208707
出願日2022-12-26
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類G05G 1/01 20080401AFI20240701BHJP(制御;調整)
要約【課題】オートクルーズ機構およびブレーキ機構を効率よく配置した作業車両を提供する。
【解決手段】
無段変速装置41を操作する変速ペダル18と、車体を制動するブレーキペダル19を備えた作業車両において、ハンドルポスト20の一側方に、変速ペダル18を所定の踏込み位置で固定するクルーズ機構Cを操作するクルーズレバー83を設け、クルーズ機構Cはクルーズレバー83の下方であって車体の左右一側に設けられ、ブレーキペダル19を操作した状態で固定するパーキング機構Pをクルーズ機構Cの反対側に構成した。
【選択図】 図7



特許請求の範囲【請求項1】
無段変速装置(41)を操作する変速ペダル(18)と、車体を制動するブレーキペダル(19)を備えた作業車両において、ハンドルポスト(20)の一側方に、変速ペダル(18)を所定の踏込み位置で固定するクルーズ機構(C)を操作するクルーズレバー(83)を設け、クルーズ機構(C)はクルーズレバー(83)の下方であって車体の左右一側に設けられ、ブレーキペダル(19)を操作した状態で固定するパーキング機構(P)をクルーズ機構Cの反対側に構成したことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
操縦席(7)を載置するマウントブラケット(92)を備え、パーキング機構(P)は、マウントブラケット(92)に設けるロック部(96)の係止片(95)とブレーキペダル(19)の踏み込みに応じて回動するペダル連動軸(76)に取り付けられたパーキングアーム(90)に設けるブレーキ固定爪(91)がかみ合うことで制動状態を保持する構成とした請求項1に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
前進方向を向いた運転手の左手方向の足元にブレーキペダル、右側下方のトランスミッションケースの側方にブレーキ機構、運転席側方のフェンダ上に構成されたオートクルーズ入切レバーを備え、ブレーキペダルを踏み込み操作するとオートクルーズ入り状態を解除する作業車両が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4720113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように構成すると、フェンダ上のオートクルーズ入切レバーでオートクルーズ入りに操作でき、ブレーキペダルを踏み込み操作するとオートクルーズ入り状態を解除できるが、上記の構成では下方のブレーキ機構やフェンダに構成されたオートクルーズ入切レバー周辺のリンク等の構成が嵩張って大きくなってしまい、特に小型車においてはスペースを圧迫していた。
【0005】
本発明は、オートクルーズ機構およびブレーキ機構を効率よく配置した作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、無段変速装置41を操作する変速ペダル18と、車体を制動するブレーキペダル19を備えた作業車両において、ハンドルポスト20の一側方に、変速ペダル18を所定の踏込み位置で固定するクルーズ機構Cを操作するクルーズレバー83を設け、クルーズ機構Cはクルーズレバー83の下方であって車体の左右一側に設けられ、ブレーキペダル19を操作した状態で固定するパーキング機構Pをクルーズ機構Cの反対側に構成した。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、操縦席7を載置するマウントブラケット92を備え、パーキング機構Pは、マウントブラケット92に設けるロック部96の係止片95とブレーキペダル19の踏み込みに応じて回動するペダル連動軸76に取り付けられたパーキングアーム90に設けるブレーキ固定爪91がかみ合うことで制動状態を保持する構成とした。
【発明の効果】
【0008】
請求項1に記載の発明によれば、ハンドルポスト20を挟んで、クルーズ機構とパーキング機構を左右に振り分けて配置することができ各機構が肥大化することなく、効率よく配置することができる。
【0009】
請求項2に記載の発明によると、請求項1に記載の効果に加え、重量物で操縦席7を支持するマウントブラケット90は高剛性に構成される部材であるので、これにロック部96を固定することで安定して強固に制動状態を保持できる。振動を吸収するマウントを介した操縦席7側でなく、マウントブラケット90にロック部96を設けることでこのロック部96はパーキングアーム90やブレーキ固定爪91と同様にエンジン振動に対して同調し易く、かみ合いのズレが生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係るトラクタの左側面図である。
図1のトラクタの平面図である。
同上トラクタの動力伝達装置の動力伝動線図である。
同上トラクタの静油圧式の無段変速装置の構成および動作状態を示す概要図である。
同上トラクタのブレーキペダルと連携機構を示す斜視図である。
同上トラクタのクルーズ機構とパーキング機構を示す側面図である。
図6の平面図である。
同上トラクタのパーキング機構及びその周辺の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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