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公開番号2024092545
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208564
出願日2022-12-26
発明の名称作業車両
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類G05G 1/30 20080401AFI20240701BHJP(制御;調整)
要約【課題】コンパクトな構成でブレーキペダル操作によるオートクルーズ解除が可能な作業車両を提供することを目的とする。
【解決手段】
無段変速装置41を操作する変速ペダル18f,18rと、車体を制動するブレーキペダル19を備えた作業車両において、クルーズレバー85に連動して変速ペダル18fを所定の踏込み位置で固定するクルーズアーム82を設け、ブレーキペダル19とクルーズアーム82をクルーズ解除連係リンク88で連結し、ブレーキペダル19を踏み込むとクルーズアーム82を解除方向に作動する構成とした。また、クルーズ解除連係リンク88を、変速ペダル18fを挟んでブレーキペダルアーム19bに対向すべく配置してなる。
【選択図】 図13



特許請求の範囲【請求項1】
無段変速装置(41)を操作する変速ペダル(18f,18r)と、車体を制動するブレーキペダル(19)を備えた作業車両において、クルーズレバー(85)に連動して変速ペダル(18f)を所定の踏込み位置で固定するクルーズアーム(82)を設け、ブレーキペダル(19)とクルーズアーム(82)をクルーズ解除連係リンク(88)で連結し、ブレーキペダル(19)を踏み込むとクルーズアーム(82)を解除方向に作動する構成としたことを特徴とする作業車両。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
クルーズ解除連係リンク(88)を、変速ペダル(18f)を挟んでブレーキペダルアーム(19b)に対向すべく配置してなる請求項1に記載の作業車両。
【請求項3】
クルーズ解除連係リンク(88)は、ブレーキペダル(19)のペダル連動軸(76)とクルーズアーム軸(84)を連結する中継ロッド(87)を備え、変速ペダル(18f)の下方にクルーズアーム軸(84)を配置し変速ペダル(18f)を挟んで一側にクルーズアーム(82)を他側に中継ロッド(87)を配置してなる請求項1又は請求項2に記載の作業車両。
【請求項4】
中継ロッド(87)に長孔(87a)を設け、ブレーキペダル(19)が踏込み操作されることなくクルーズアーム(82)が操作されるとき、クルーズアーム(82)と中継ロッド(87)の連結部は長孔(87a)の範囲で移動する構成とした請求項3に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農業用トラクタ等の作業車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
前進方向を向いた運転手の左手方向の足元にブレーキペダル、右側下方のトランスミッションケースの側方にブレーキ機構、運転席側方のフェンダ上に構成されたオートクルーズ入切レバーを備え、ブレーキペダルを踏み込み操作するとオートクルーズ入り状態を解除する作業車両が公知である(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4720113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように構成すると、フェンダ上のオートクルーズ入切レバーでオートクルーズ入りに操作でき、ブレーキペダルを踏み込み操作するとオートクルーズ入り状態を解除できるが、上記の構成ではブレーキペダルとオートクルーズ入切レバーがプッシュプルワイヤで連結されることで、ブレーキペダルの踏み込みがオートクルーズ機構に作用しているが、ブレーキペダルとオートクルーズ入切レバーは離れた位置に配置されているため、長いワイヤを必要としていた。またブレーキペダル操作がオートクルーズ入切レバーを介してオートクルーズ機構に作用していたため、作用の伝達経路が肥大化していた。
【0005】
本発明は、コンパクトな構成でブレーキペダル操作によるオートクルーズ解除が可能な作業車両を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、無段変速装置41を操作する変速ペダル18f,18rと、車体を制動するブレーキペダル19を備えた作業車両において、クルーズレバー85に連動して変速ペダル18fを所定の踏込み位置で固定するクルーズアーム82を設け、ブレーキペダル19とクルーズアーム82をクルーズ解除連係リンク88で連結し、ブレーキペダル19を踏み込むとクルーズアーム82を解除方向に作動する構成とした。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、クルーズ解除連係リンク88を、変速ペダル18fを挟んでブレーキペダルアーム19bに対向すべく配置してなる。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、クルーズ解除連係リンク88は、ブレーキペダル19のペダル連動軸76とクルーズアーム軸84を連結する中継ロッド87を備え、変速ペダル18fの下方にクルーズアーム軸84を配置し変速ペダル18fを挟んで一側にクルーズアーム82を他側に中継ロッド87を配置してなる。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、中継ロッド87に長孔87aを設け、ブレーキペダル19が踏込み操作されることなくクルーズアーム82が操作されるとき、クルーズアーム82と中継ロッド87の連結部は長孔87aの範囲で移動する構成とした。
【発明の効果】
【0010】
請求項1から請求項3に記載の発明によれば、コンパクトな構成でブレーキペダル19操作によるオートクルーズ解除が可能になる。特に請求項3に記載の発明によると、変速ペダル18fとブレーキペダル19が接近配置でありながら変速ペダル18fの下方のクルーズアーム軸84を介してクルーズアーム82と中継ロッド87を対向配置することで狭い空間を有効利用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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