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公開番号2024102637
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006658
出願日2023-01-19
発明の名称苗移植機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類A01C 11/02 20060101AFI20240724BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】使用する苗マット数をより正確に検出すること。
【解決手段】実施形態に係る苗移植機は、圃場内を走行しながら圃場に苗を植え付ける苗移植機であって、走行車体と、苗タンクと、苗植付部と、電極と、制御部とを備える。走行車体は、圃場内を走行可能である。苗タンクは、走行車体に設けられ、苗マットを貯留する。苗植付部は、苗タンクにおいて搬送されてきた苗マットから苗を掻き取り、掻き取った苗を植え付ける。電極は、苗タンクに設けられ、抵抗値を測定する。制御部は、電極によって測定された抵抗値に基づいて、苗タンクにおいて搬送される苗マットを検出する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
圃場内を走行しながら該圃場に苗を植え付ける苗移植機であって、
圃場内を走行可能な走行車体と、
前記走行車体に設けられ、苗マットを貯留する苗タンクと、
前記苗タンクにおいて搬送されてきた苗マットから苗を掻き取り、掻き取った苗を植え付ける苗植付部と、
前記苗タンクに設けられ、抵抗値を測定する電極と、
前記電極によって測定された抵抗値に基づいて、前記苗タンクにおいて搬送される苗マットを検出する制御部と
を備える、苗移植機。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記電極によって測定された抵抗値の変化によって、前記苗タンクにおける苗マットと苗マットとの継ぎ目を検出する、請求項1に記載の苗移植機。
【請求項3】
前記電極は、前記苗タンクにおいて苗マットの搬送路となる底面に設けられ、
前記苗タンクは、前記底面に段差を有する、請求項2に記載の苗移植機。
【請求項4】
前記苗タンクは、前記底面における前記段差の下方に、苗マットに押下されるスイッチをさらに有する、請求項3に記載の苗移植機。
【請求項5】
前記苗タンクは、苗マットの搬送路となる底面に沿って延びており、前記底面において上方から苗マットを抑える苗抑え棒を有し、
前記苗抑え棒は、苗マットの搬送方向の上流側および下流側に分割され、
前記電極は、前記搬送方向の上流側および下流側の前記苗抑え棒とする、請求項1に記載の苗移植機。
【請求項6】
前記搬送方向の下流側の前記苗抑え棒は、前記搬送方向の上流側の端部が上方へ向けて屈曲形成される、請求項5に記載の苗移植機。
【請求項7】
前記苗タンクは、苗マットの搬送路となる底面と、側面とを有し、
前記電極は、複数の電極板であり、前記側面において苗マットの搬送方向に沿って間をあけて設けられ、
前記制御部は、前記電極板によって測定された抵抗値の変化によって、苗マットが前記搬送方向のいずれの位置にあるかを検出する、請求項1に記載の苗移植機。
【請求項8】
前記苗タンクは、苗マットの搬送方向における圧縮率を示す目盛を有し、
前記制御部は、前記苗植付部を制御するとともに、前記目盛の値に基づいた前記圧縮率が入力されると、入力された前記圧縮率に応じて前記苗植付部による苗の植付量を補正する、請求項1~7のいずれか一つに記載の苗移植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、苗移植機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、圃場内を走行しながら圃場の土壌面に苗を植え付ける苗移植機において、所望の苗マット数で適切に苗の植え付け作業を行うために、植え付け作業を行う圃場面積と圃場面積に使用する苗マット数とから基準苗取量を算出し、算出した基準苗取量に基づいて苗取量を調節する技術が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-122311号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のような従来技術は、使用する苗マット数をより正確に検出する点について改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、使用する苗マット数をより正確に検出することができる苗移植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る苗移植機(1)は、圃場内を走行しながら該圃場に苗を植え付ける苗移植機(1)であって、圃場内を走行可能な走行車体(2)と、前記走行車体(2)に設けられ、苗マット(M
PL
)を貯留する苗タンク(35)と、前記苗タンク(35)において搬送されてきた苗マット(M
PL
)から苗を掻き取り、掻き取った苗を植え付ける苗植付部(3)と、前記苗タンク(35)に設けられ、抵抗値を測定する電極(90)と、前記電極(90)によって測定された抵抗値に基づいて、前記苗タンク(35)において搬送される苗マット(M
PL
)を検出する制御部(100)とを備える。
【発明の効果】
【0007】
実施形態に係る苗移植機によれば、使用する苗マット数をより正確に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る苗移植機を示す概略側面図である。
図2は、実施形態に係る苗移植機の制御系の一例を示すブロック図である。
図3は、苗マット検出のための制御系の一例を示すブロック図である。
図4は、苗マット検出構成の第1例の説明図(その1)である。
図5は、苗マット検出構成の第1例の説明図(その2)である。
図6は、苗マット検出構成の第2例の説明図である。
図7は、苗マット検出構成の第3例の説明図(その1)である。
図8は、苗マット検出構成の第3例の説明図(その2)である。
図9は、苗マット検出構成の第4例の説明図(その1)である。
図10は、苗マット検出構成の第4例の説明図(その2)である。
図11は、苗マット検出構成の第5例の説明図である。
図12は、苗マット検出構成の第6例の説明図である。
図13は、苗マット検出構成の第7例の説明図である。
図14は、苗マット検出構成の第8例の説明図(その1)である。
図15は、苗マット検出構成の第8例の説明図(その2)である。
図16は、苗マット圧縮率検出構成の説明図である。
図17は、苗植付量補正のための制御系の一例を示すブロック図である。
図18は、EVモードの駆動系を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本願の開示する苗移植機の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0010】
<苗移植機の概要>
図1を参照して実施形態に係る苗移植機1の概要について説明する。図1は、実施形態に係る苗移植機1を示す概略側面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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