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公開番号2024130131
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-30
出願番号2023039663
出願日2023-03-14
発明の名称乗物用紫外線照射システム
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類A61L 2/10 20060101AFI20240920BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】使用者が紫外線の照射範囲を確認することが可能な乗物用紫外線照射システムを提供する。
【解決手段】車室内に向けて紫外線を照射する紫外線照射部23と、車室内の画像を撮影するカメラ24と、カメラ24によって撮影された画像を表示する画像表示部53と、制御部21,51と、を備え、制御部21,51は、紫外線照射部23からの紫外線の出射範囲及び出射方向に基づいて、車室内における紫外線の照射範囲L1を算出し、照射範囲L1を画像と共に画像表示部53に表示する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
乗物室内に向けて紫外線を照射する紫外線照射部と、
前記乗物室内の画像を撮影するカメラと、
前記カメラによって撮影された画像を表示する画像表示部と、
制御部と、を備え、
前記制御部は、前記紫外線照射部からの前記紫外線の出射範囲及び出射方向に基づいて、前記乗物室内における前記紫外線の照射範囲を算出し、前記照射範囲を前記画像と共に前記画像表示部に表示する、乗物用紫外線照射システム。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記乗物室内に設置された前記紫外線の照射対象と前記紫外線照射部との距離を検出する距離センサと、
前記照射対象に対する前記紫外線の照射時間を計時する計時部と、
を備え、
前記制御部は、前記距離及び前記照射時間に基づいて、前記照射対象の除菌状態を判定し、前記除菌状態を前記画像と共に前記画像表示部に表示する、請求項1に記載の乗物用紫外線照射システム。
【請求項3】
報知部を備え、
前記制御部は、前記照射範囲内における全ての前記照射対象について前記除菌状態を判定した後、前記照射範囲内における全ての前記照射対象の前記除菌状態が、所定の状態に達した場合において、除菌が完了したことを前記報知部に報知させる、請求項2に記載の乗物用紫外線照射システム。
【請求項4】
前記紫外線照射部は、前記乗物室内の内面に対して着脱可能に取り付けられている、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の乗物用紫外線照射システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示される技術は、乗物用紫外線照射システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、菌やウイルスへの危機感が大きくなり除菌へのニーズが高まっており、乗物においても、乗物室内の除菌が望まれている。そこで、下記特許文献1に示すような紫外線照射装置を乗物室内に設置することが検討されている。特許文献1に記載された紫外線照射装置は、除菌対象に紫外線を照射して除菌を行うことが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-054017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
乗物内に上記特許文献1のような紫外線照射装置を設置した場合、乗物内に設置された他の機器によって紫外線が遮られることから、紫外線が届かない箇所が生じ、除菌が不十分になる事態が懸念される。また、紫外線照射部の照射範囲には限界があるため、一つの紫外線照射部のみでは、乗物室内の全範囲を照射することが困難となる事態が懸念される。このため、紫外線照射部の照射範囲を確認した上で、紫外線が届かない箇所については、他の方法で除菌を行ったり、紫外線が届かなかった箇所に紫外線が照射されるように紫外線照射部の設置箇所を変更したりすることが求められる。しかしながら、紫外線は目視が不可能であるため、その照射範囲を確認することは困難であるという問題がある。
【0005】
本明細書で開示される技術は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、使用者が紫外線の照射範囲を確認することが可能な乗物用紫外線照射システムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段として、本明細書で開示される乗物用紫外線照射システムは、乗物室内に向けて紫外線を照射する紫外線照射部と、前記乗物室内の画像を撮影するカメラと、前記カメラによって撮影された画像を表示する画像表示部と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記紫外線照射部からの前記紫外線の出射範囲及び出射方向に基づいて、前記乗物室内における前記紫外線の照射範囲を算出し、前記照射範囲を前記画像と共に前記画像表示部に表示することを特徴とする。
【0007】
使用者は、画像表示部に表示された画像を視ることで紫外線の照射範囲を確認することができる。これにより、紫外線照射部を適切な箇所に設置することや、紫外線が照射されない箇所を他の方法で除菌することが可能となる。
【0008】
また、前記乗物室内に設置された前記紫外線の照射対象と前記紫外線照射部との距離を検出する距離センサと、前記照射対象に対する前記紫外線の照射時間を計時する計時部と、を備え、前記制御部は、前記距離及び前記照射時間に基づいて、前記照射対象の除菌状態を判定し、前記除菌状態を前記画像と共に前記画像表示部に表示するものとすることができる。
【0009】
使用者は、画像表示部に表示された画像を視ることで照射対象の除菌状態を確認することができる。これにより、使用者は、乗物室内の除菌が確実に実行されていることを知ることができ、安心感を得ることができる。また、使用者は、除菌状態の時間変化を確認することで、除菌が完了する時刻を推測することが可能となる。
【0010】
また、報知部を備え、前記制御部は、前記照射範囲内における全ての前記照射対象について前記除菌状態を判定した後、前記照射範囲内における全ての前記照射対象の前記除菌状態が、所定の状態に達した場合において、除菌が完了したことを前記報知部に報知させるものとすることができる。使用者は、乗物室内の除菌が完了したことを知ることができ、除菌が完了した後、乗物室内に入ることが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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