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公開番号
2024129537
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-27
出願番号
2023038823
出願日
2023-03-13
発明の名称
車載機器設定装置、車載機器設定方法、およびプログラム
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
16/037 20060101AFI20240919BHJP(車両一般)
要約
【課題】車載機器に対するユーザごとの設定を好適に登録、管理することができる車載機器設定装置、車載機器設定方法、およびプログラムを提供すること。
【解決手段】車両のユーザが所望する車両に搭載されている車載機器の設定に関する設定情報がユーザごとに紐付けられているユーザ設定情報を記憶する記憶部と、ユーザ設定情報の設定情報が示す設定値を、対応する車載機器に設定する設定部と、車載機器から現在の設定値である現在設定値を取得し、ユーザ設定情報の設定値を、取得した現在設定値に更新する更新部と、を備え、設定部は、車両を今回使用するユーザとして選択された使用ユーザに対応するユーザ設定情報である使用ユーザ設定情報の設定値を、前回の設定を再現する再現設定値として車載機器に設定し、更新部は、使用ユーザ設定情報において、再現設定値として車載機器に設定した設定値を、取得した現在設定値に更新する、車載機器設定装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両のユーザごとに、前記車両に搭載されている車載機器の設定に関する設定情報を紐付ける車載機器設定装置であって、
前記ユーザが所望する前記設定情報が前記ユーザごとに紐付けられているユーザ設定情報を記憶する記憶部と、
前記ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報が示す設定値を、対応する前記車載機器に設定する設定部と、
前記車載機器から、現在設定されている設定値である現在設定値を取得し、前記ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報が示す前記設定値を、取得した前記現在設定値に更新する更新部と、
を備え、
前記設定部は、前記車両を今回使用する前記ユーザとして選択された使用ユーザに対応する前記ユーザ設定情報である使用ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報が示す前記設定値を、対応する前記車載機器における前回の設定を再現する再現設定値として、対応する前記車載機器に設定し、
前記更新部は、前記使用ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報において、前記再現設定値として対応する前記車載機器に設定した前記設定値を、取得した前記現在設定値に更新する、
車載機器設定装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記車載機器との間で通信を行う通信部、をさらに備え、
前記更新部は、前記通信部を介して前記現在設定値を取得する、
請求項1に記載の車載機器設定装置。
【請求項3】
前記更新部は、前記設定部によって対応する前記車載機器への前記再現設定値の設定が完了した後に、前記現在設定値を取得し、前記再現設定値として対応する前記車載機器に設定した前記設定値を、取得した前記現在設定値に更新する、
請求項2に記載の車載機器設定装置。
【請求項4】
前記更新部は、前記使用ユーザによる前記車載機器に対する操作によって前記現在設定値が変更された場合に、変更された前記現在設定値である変更設定値を取得し、前記再現設定値として対応する前記車載機器に設定した前記設定値を、取得した前記変更設定値に更新する、
請求項2または請求項3に記載の車載機器設定装置。
【請求項5】
前記更新部は、取得できない前記現在設定値がある場合、前記取得できない前記現在設定値の再度の取得を繰り返す、
請求項4に記載の車載機器設定装置。
【請求項6】
前記再現設定値は、前記設定値が初期値の状態である、あるいは、前記設定値が設定されていない未設定の状態である前記設定値を含む、
請求項5に記載の車載機器設定装置。
【請求項7】
車両のユーザごとに、前記車両に搭載されている車載機器の設定に関する設定情報を紐付ける車載機器設定装置のコンピュータが、
記憶部に記憶された、前記ユーザが所望する前記設定情報が前記ユーザごとに紐付けられているユーザ設定情報のうち、前記車両を今回使用する前記ユーザとして選択された使用ユーザに対応する前記ユーザ設定情報である使用ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報が示す設定値を、対応する前記車載機器における前回の設定を再現する再現設定値として、対応する前記車載機器に設定し、
前記車載機器から、現在設定されている前記設定値である現在設定値を取得し、
前記使用ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報において、前記再現設定値として対応する前記車載機器に設定した前記設定値を、取得した前記現在設定値に更新する、
車載機器設定方法。
【請求項8】
車両のユーザごとに、前記車両に搭載されている車載機器の設定に関する設定情報を紐付ける車載機器設定装置のコンピュータに、
記憶部に記憶された、前記ユーザが所望する前記設定情報が前記ユーザごとに紐付けられているユーザ設定情報のうち、前記車両を今回使用する前記ユーザとして選択された使用ユーザに対応する前記ユーザ設定情報である使用ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報が示す設定値を、対応する前記車載機器における前回の設定を再現する再現設定値として、対応する前記車載機器に設定させ、
前記車載機器から、現在設定されている前記設定値である現在設定値を取得させ、
前記使用ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報において、前記再現設定値として対応する前記車載機器に設定させた前記設定値を、取得させた前記現在設定値に更新させる、
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車載機器設定装置、車載機器設定方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、車両に搭載されている種々の車載機器を動作させるための設定を、車両のユーザごとに設定する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、近年では、例えば、スマートキーなどの無線通信式の携帯キーと連動し、車載機器の設定を、携帯キーを携帯しているユーザに合わせて設定することも行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-152073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術では、例えば、空調装置における温度や風量などの設定値をユーザに紐付けられた個人設定とする場合、車両が備える設定装置に新規のユーザが登録されたときや、すでに登録されているユーザが選択されたときに、設定装置が、空調装置に現在設定されている設定値を取得して、新規のユーザの個人設定として登録、選択されたユーザの個人設定の更新を行っている。しかしながら、設定装置は、新規のユーザの登録時や、登録済みのユーザの選択時に、何らかの要因によって空調装置から現在の設定値を取得することができないことも考えられる。この場合、ユーザが空調装置に対して設定を変更する操作を行わなければ、個人設定は、初期値、あるいは以前の設定値から更新されないことになってしまう。このように、従来の技術では、個人設定の更新が阻害される場合についての考慮が成されていなかった。つまり、従来の技術では、必ずしもユーザにとって利便性が向上するものとは限らない場合があった。
【0005】
本発明は、上記の課題認識に基づいてなされたものであり、車載機器に対するユーザごとの設定を好適に登録、管理することができる車載機器設定装置、車載機器設定方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとしている。つまり、本発明は、ユーザに合わせた車載機器の設定を登録することにより、利便性の向上を目的としたものである。そして、延いては交通の安全性をより一層改善して持続可能な輸送システムの発展に寄与するものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明に係る車載機器設定装置、車載機器設定方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る車載機器設定装置は、車両のユーザごとに、前記車両に搭載されている車載機器の設定に関する設定情報を紐付ける車載機器設定装置であって、前記ユーザが所望する前記設定情報が前記ユーザごとに紐付けられているユーザ設定情報を記憶する記憶部と、前記ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報が示す設定値を、対応する前記車載機器に設定する設定部と、前記車載機器から、現在設定されている設定値である現在設定値を取得し、前記ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報が示す前記設定値を、取得した前記現在設定値に更新する更新部と、を備え、前記設定部は、前記車両を今回使用する前記ユーザとして選択された使用ユーザに対応する前記ユーザ設定情報である使用ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報が示す前記設定値を、対応する前記車載機器における前回の設定を再現する再現設定値として、対応する前記車載機器に設定し、前記更新部は、前記使用ユーザ設定情報に紐付けられている前記設定情報において、前記再現設定値として対応する前記車載機器に設定した前記設定値を、取得した前記現在設定値に更新する、車載機器設定装置である。
【0007】
(2):上記(1)の態様において、前記車載機器設定装置は、前記車載機器との間で通信を行う通信部、をさらに備え、前記更新部は、前記通信部を介して前記現在設定値を取得するものである。
【0008】
(3):上記(2)の態様において、前記更新部は、前記設定部によって対応する前記車載機器への前記再現設定値の設定が完了した後に、前記現在設定値を取得し、前記再現設定値として対応する前記車載機器に設定した前記設定値を、取得した前記現在設定値に更新するものである。
【0009】
(4):上記(2)または(3)の態様において、前記更新部は、前記使用ユーザによる前記車載機器に対する操作によって前記現在設定値が変更された場合に、変更された前記現在設定値である変更設定値を取得し、前記再現設定値として対応する前記車載機器に設定した前記設定値を、取得した前記変更設定値に更新するものである。
【0010】
(5):上記(4)の態様において、前記更新部は、取得できない前記現在設定値がある場合、前記取得できない前記現在設定値の再度の取得を繰り返すものである。
(【0011】以降は省略されています)
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