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公開番号2024129494
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-27
出願番号2023038732
出願日2023-03-13
発明の名称ステータ、及び回転機
出願人株式会社明電舎
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 3/04 20060101AFI20240919BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータのコスト低減や軽量化をしながらも、損失を改善することである。
【解決手段】回転機のステータであって、ステータコアと、前記ステータコアに巻き回され、前記ステータコアのスロットに収容されるステータコイルと、を有し、前記ステータコイルは、前記スロット内の部分のうち少なくともロータと対向する側の部分の材質はアルミニウムであり、前記スロット内以外の部分の材質は銅である。
【選択図】図3


特許請求の範囲【請求項1】
回転機のステータであって、
ステータコアと、
前記ステータコアに巻き回され、前記ステータコアのスロットに収容されるステータコイルと、
を有し、
前記ステータコイルは、前記スロット内の部分のうち少なくともロータと対向する側の部分の材質はアルミニウムであり、前記スロット内以外の部分の材質は銅である、
ことを特徴とするステータ。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記ステータコイルは、前記スロット内の部分のすべての材質はアルミニウムである、
ことを特徴とする請求項1に記載のステータ。
【請求項3】
前記ステータコイルは、平角線である、
ことを特徴とする請求項1に記載のステータ。
【請求項4】
前記ステータコイルは、平角線をU字形状に成形したセグメントコイルである、
ことを特徴とする請求項3に記載のステータ。
【請求項5】
前記ステータコイルは、平角線を予め巻き回したカセットコイルである、
ことを特徴とする請求項3に記載のステータ。
【請求項6】
請求項1に記載の前記ステータと、ロータと、を有する回転機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータ、及び回転機に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
モータのコスト低減や軽量化の観点からは、ステータコイルの材質を、高価で重い銅から安価で軽量のアルミニウムに変更することが検討される。しかし、アルミニウムは銅よりも電気伝導率が低いため、コイルをアルミニウムにすると銅損が大きくなって発熱が大きくなる。このことから、巻線の材質を銅からアルミニウムに変更する場合、巻線の断面積を大きくする必要があり、サイズが大型化してしまう。
【0003】
特許文献1では、ロータの径方向外側に設けたステータコアが径方向内側に突出する歯部を有し、歯部にインシュレータを介して線材を巻きつける構成において、線材のうち最も歯部に近い巻きつけの一層目をアルミニウムにし、そのほかの部分を銅にする構成を開示している。この構成では、歯部に近い側が線材の放熱に有利であるとし、その個所を発熱が大きいアルミニウムにすることで、コスト低減や軽量化に寄与しながらアルミニウムの発熱の問題を解決しようとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2010-183788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、引用文献1では、モータの損失改善については考慮されておらず、モータの損失について改善の余地があった。
【0006】
本発明は、モータのコスト低減や軽量化をしながらも、損失を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係るステータは、回転機のステータであって、ステータコアと、前記ステータコアに巻き回され、前記ステータコアのスロットに収容されるステータコイルと、を有し、前記ステータコイルは、前記スロット内の部分のうち少なくともロータと対向する側の部分の材質はアルミニウムであり、前記スロット内以外の部分の材質は銅である。
【0008】
上記の一態様のステータにおいて、前記ステータコイルは、前記スロット内の部分のすべての材質はアルミニウムである。
【0009】
上記の一態様のステータにおいて、前記ステータコイルは、平角線である。
【0010】
上記の一態様のステータにおいて、前記ステータコイルは、平角線をU字形状に成形したセグメントコイルである。
(【0011】以降は省略されています)

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