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公開番号
2024128438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-24
出願番号
2023037411
出願日
2023-03-10
発明の名称
成形型および成形型の製造方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B29C
33/40 20060101AFI20240913BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】成形不良がより発生しにくい成形型等を提供する。
【解決手段】成形型は、射出成形用に少なくともキャビティ及びコアのいずれか一方又は双方に用いられる成形型であって、成形品の外形を形成する成形領域のうち一部に設けられ、樹脂材料により形成された樹脂部と、前記樹脂部が取り付けられ、成形品用の樹脂材料である成形樹脂材料を前記成形領域に流入させるための管路を備え、金属材料により形成された第2の金属部と、前記成形領域に前記樹脂部に接して設けられ、前記金属材料により形成された第1の金属部と、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
射出成形用に少なくともキャビティ及びコアのいずれか一方又は双方に用いられる成形型であって、
成形品の外形を形成する成形領域の一部に設けられ、樹脂材料により形成された樹脂部と、
前記成形領域の前記一部以外に設けられ、第1の金属材料により形成された第1の金属部と、
前記樹脂部および前記第1の金属部が取り付けられ、成形品用の樹脂材料である成形樹脂材料を前記成形領域に流入させるための管路を備え、第2の金属材料により形成された第2の金属部と、
を有することを特徴とする成形型。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記第1の金属部が、
リブが形成されるリブ形成部分を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の成形型。
【請求項3】
前記樹脂部が、
ボスが形成されるボス形成部分を含む、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の成形型。
【請求項4】
前記第1の金属部が、
前記ボス形成部分の内側で穴が形成される穴形成部分を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の成形型。
【請求項5】
前記管路は、
前記成形領域の入り口に接続されたゲート、前記成形型に最初に前記成形樹脂材料を流入させるためのスプール、並びに、前記ゲート及び前記スプールの間を接続するランナーの少なくとも1つである、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の成形型。
【請求項6】
前記樹脂部、前記第2の金属部および前記第1の金属部のいずれか2つまたは全部が、一体に形成されている、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の成形型。
【請求項7】
前記樹脂部を形成する前記樹脂材料の荷重たわみ温度(JIS K7191のA法)が50℃以上である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の成形型。
【請求項8】
前記樹脂部を形成する前記樹脂材料は、光重合型性樹脂である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の成形型。
【請求項9】
前記樹脂部を形成する前記樹脂材料は、熱硬化性樹脂である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の成形型。
【請求項10】
射出成形用に少なくともキャビティ及びコアのいずれか一方又は双方に用いられる成形型の製造方法であって、
成形品の外形を形成する成形領域に成形樹脂材料を流入させるための管路を備えた第2の金属部を第2の金属材料によって形成し、
前記成形領域の一部に、樹脂材料によって樹脂部を形成し、
前記成形領域の前記一部以外に、第1の金属材料によって第1の金属部を形成する、
を有することを特徴とする成形型の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、成形型等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
部品や製品を成形するために射出成形が盛んに行われている。射出成形においては、樹脂同士が完全に融合しない融着不良であるウエルドや、表面に窪みができるヒケなどの成形不良が発生することが知られている。
【0003】
これらの成形不良を抑制するために、金型温度や樹脂温度を上げたり、射出速度や射出圧力を上げたりする対策が一般的に行われている。また、成形型においても、不良抑制の工夫が検討されている。なお、成形型とは、製品の成形用の型であって、金型や木型に限らず、型の材料を特定しないものをいう。例えば、特許文献1に、成形型の内部の所定の領域に高熱伝導層を形成する方法が開示されている。この技術では、キャビティ側の型に相当する上側部品が用いられる。また、コア側の型に相当する下側部品が用いられる。そして、上側部品および下側部品の双方において、成形領域の全体に亘って、且つ、パーティングラインの近傍を除く領域に、断熱層が形成されている。また、さらに、パーティングラインの近傍の成形領域に高熱伝導層が形成されている。このため、高熱伝導層が形成されたパーティングライン近傍の成形領域では、断熱層が形成されていないので、他の成形領域と比較して、成形樹脂材料の熱が逃げやすく、成形樹脂材料が速く冷却される。特許文献1では、これにより、パーティングライン近傍のバリの発生が抑制されるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-136714号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術では、バリの発生が抑制されるのみであった。そして、成形品の形状に起因するウエルドやヒケなどの成形不良の発生抑制には効果がないという問題点があった。
【0006】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、成形不良がより発生しにくい成形型等を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明の成形型は、射出成形用に少なくともキャビティ及びコアのいずれか一方又は双方に用いられる成形型であって、成形品の外形を形成する成形領域のうち一部に設けられ、樹脂材料により形成された樹脂部と、前記樹脂部が取り付けられ、成形品用の樹脂材料である成形樹脂材料を前記成形領域に流入させるための管路を備え、第2の金属材料により形成された第2の金属部と、前記成形領域の前記樹脂部を除く部分に設けられ、第1の金属材料により形成された第1の金属部と、を有する。
【0008】
また、本発明の成形型の製造方法は、射出成形用に少なくともキャビティ及びコアのいずれか一方又は双方に用いられる成形型の製造方法であって、成形品の外形を形成する成形領域に成形樹脂材料を流入させるための管路を備えた第2の金属部を第2の金属材料によって形成し、前記成形領域の一部に、樹脂材料によって樹脂部を形成し、前記成形領域の前記樹脂部を除く部分に、第1の金属材料によって第1の金属部を形成する。
【発明の効果】
【0009】
本発明の効果は、成形不良がより発生しにくい成形型等を提供できることである。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態の成形型を示す平面図である。
第1の実施形態の成形型の具体例1を示す平面図である。
第1の実施形態の成形型の具体例1を示す断面図である。
第1の実施形態の成形型の変形例1を示す断面図である。
第1の実施形態の成形型の変形例2を示す断面図である。
第1の実施形態の成形型の変形例3を示す断面図である。
第1の実施形態の成形型の具体例2を示す平面図である。
第1の実施形態の成形型の具体例2を示す断面図である。
第1の実施形態の成形型の変形例4を示す断面図である。
第1の実施形態の成形型の具体例3を示す平面図である。
第1の実施形態の成形型の具体例3を示す断面図である。
第1の実施形態の成形型の使用形態の具体例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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