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公開番号
2024159948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024148325,2023030848
出願日
2024-08-30,2015-03-31
発明の名称
情報処理装置及び制御方法
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G07G
1/00 20060101AFI20241031BHJP(チェック装置)
要約
【課題】複数の撮像手段が生成した複数の画像を用いて商品を特定する際に生じる問題を解決することである。
【解決手段】情報処理装置は、取得部と認識部2030と通知部を備えている。取得部は、複数の撮像部2020により撮像された精算対象の商品の画像を取得する。認識部2030は、当該画像に基づいて商品を認識する。通知部は、各撮像部2020により撮像された画像に基づく認識結果が異なる場合に通知を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
商品を撮像して画像を生成する複数の撮像手段を、異なる位置に有し、
各前記撮像手段によって生成された画像に写っている、前記商品の画像又は前記商品に付されていて前記商品を特定するシンボルである商品情報シンボルの画像を用いて、前記商品を認識する認識手段を有し、
各前記撮像手段によって生成された画像が異なる商品を示すと認識した場合に通知を行い、
操作者を撮像した複数の時系列な操作者画像に写っている商品の位置の変化に基づいて、前記操作者画像に写っている商品が各前記撮像手段の撮像範囲に配置されるタイミングを特定し、特定した前記タイミングで各前記撮像手段に撮像させる制御手段をさらに有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
商品を撮像して画像を生成する複数の撮像手段を、異なる位置に有し、
各前記撮像手段によって生成された画像に写っている、前記商品の画像又は前記商品に付されていて前記商品を特定するシンボルである商品情報シンボルの画像を用いて、前記商品を認識する認識手段を有し、
各前記撮像手段によって生成された画像が異なる商品を示すと認識した場合に通知を行い、
操作者を撮像した複数の時系列な操作者画像に写っている商品の位置の変化に基づいて、前記操作者画像に写っている商品が各前記撮像手段の撮像範囲に配置されるタイミングを特定し、特定した前記タイミングで撮像され、生成された前記画像を、商品の認識に用いる画像として決定する制御手段をさらに有する情報処理装置。
【請求項3】
前記複数の撮像手段は、
精算対象の商品を撮像して画像を生成する第1の撮像手段と、
前記第1の撮像手段と鉛直方向及び水平方向に異なる位置に設けられ、精算対象の商品を撮像して画像を生成する第2の撮像手段と第3の撮像手段とである請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記複数の撮像手段それぞれの撮像範囲は、精算対象の商品を登録するために当該商品が通過する商品通過エリアの一部又は全部を含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の撮像手段、前記第2の撮像手段及び前記第3の撮像手段は、互いに異なる方向から精算対象の商品を撮像する請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1の撮像手段は、上方から精算対象の商品を撮像し、
前記第2の撮像手段及び前記第3の撮像手段は、側方から精算対象の商品を撮像する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2の撮像手段及び前記第3の撮像手段は、精算対象の商品が認識されるエリアを挟んで互いに対向する請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
異なる位置に備えられる、商品を撮像して画像を生成する複数の撮像手段と共に使用されるコンピュータが、
各前記撮像手段によって生成された画像に写っている、前記商品の画像又は前記商品に付されていて前記商品を特定するシンボルである商品情報シンボルの画像を用いて、前記商品を認識し、
各前記撮像手段によって生成された画像が異なる商品を示すと認識した場合に通知を行い、
操作者を撮像した複数の時系列な操作者画像に写っている商品の位置の変化に基づいて、前記操作者画像に写っている商品が各前記撮像手段の撮像範囲に配置されるタイミングを特定し、特定した前記タイミングで各前記撮像手段に撮像させる、制御方法。
【請求項9】
異なる位置に備えられる、商品を撮像して画像を生成する複数の撮像手段と共に使用されるコンピュータが、
各前記撮像手段によって生成された画像に写っている、前記商品の画像又は前記商品に付されていて前記商品を特定するシンボルである商品情報シンボルの画像を用いて、前記商品を認識し、
各前記撮像手段によって生成された画像が異なる商品を示すと認識した場合に通知を行い、
操作者を撮像した複数の時系列な操作者画像に写っている商品の位置の変化に基づいて、前記操作者画像に写っている商品が各前記撮像手段の撮像範囲に配置されるタイミングを特定し、特定した前記タイミングで撮像され、生成された前記画像を、商品の認識に用いる画像として決定する、制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
スーパーマーケット等の店舗において、操作者が自分で操作するレジ端末が運用され始めている。操作者は、購入する商品に付されているバーコードなどをレジ端末に認識させることで、購入する商品の登録を行う。その後、操作者は、画面に表示される代金をレジ端末に投入することで、登録した商品を購入する。
【0003】
このようなレジ端末に関連する技術を開示する文献として、例えば特許文献1がある。特許文献1は、スキャナとカメラを1つずつ有し、商品をスキャンした結果と、カメラによる商品の撮像結果とを利用して、スキャンされた商品と撮像された商品の異同を判定する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-160493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
商品の認識精度を高めるためには、複数の撮像手段が生成した複数の画像を用いて商品を特定することが考えられる。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、複数の撮像手段が生成した複数の画像を用いて商品を特定する際に生じる問題を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の情報処理装置は、複数の撮像手段により撮像された精算対象の商品の画像を取得する取得手段と、前記画像に基づいて前記商品を認識する認識手段と、各撮像手段により撮像された画像に基づく認識結果が異なる場合に通知を行う通知手段と、を備えている。
【0008】
本発明の第2の情報処理装置は、第1の撮像手段、第2の撮像手段及び第3の撮像手段により撮像された精算対象の商品の画像を取得する取得手段と、前記画像に基づいて前記商品を認識する認識手段と、を備え前記第2の撮像手段及び前記第3の撮像手段は、前記第1の撮像手段と鉛直方向及び水平方向に異なる位置に配置されている。
【0009】
本発明の第3の情報処理装置は、精算対象の商品を撮像する第1の撮像手段と、前記第1の撮像手段と鉛直方向及び水平方向に異なる位置に設けられ、前記商品を撮像する第2の撮像手段及び第3の撮像手段と、前記第1の撮像手段、前記第2の撮像手段、及び前記第3の撮像手段により撮像された画像に基づいて認識された商品に関する情報を出力する出力手段と、を備えている。
【0010】
本発明の第1の制御方法は、コンピュータが、複数の撮像手段により撮像された精算対象の商品の画像を取得し、前記画像に基づいて前記商品を認識し、各前記撮像手段により撮像された画像に基づく認識結果が異なる場合に通知をする。
(【0011】以降は省略されています)
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