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公開番号2024158702
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074107
出願日2023-04-28
発明の名称車両ナンバー読取方法、車両ナンバー読取装置及び車両ナンバー読取プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 16/58 20190101AFI20241031BHJP(計算;計数)
要約【課題】信頼精度が高い読み取り結果を出力可能な車両ナンバー読取方法等を提供する。
【解決手段】車両ナンバー読取方法では、映像を取得し、前記映像の第1のフレームから、車両のナンバーに関する第1の情報を読み取り、前記第1の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出し、前記映像の第2のフレームから、前記車両のナンバーに関する第2の情報を読み取り、前記第2の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出し、前記第1の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアと、前記第2の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアとに基づいて、それぞれの項目毎に前記第1の情報または前記第2の情報のうちのいずれかを選択し、選択された情報で構成される第3の情報を前記車両のナンバーとして出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
コンピュータが、
映像を取得し、
前記映像の第1のフレームから、車両のナンバーに関する第1の情報を読み取り、
前記第1の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出し、
前記映像の第2のフレームから、前記車両のナンバーに関する第2の情報を読み取り、
前記第2の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出し、
前記第1の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアと、前記第2の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアとに基づいて、それぞれの項目毎に前記第1の情報または前記第2の情報のうちのいずれかを選択し、
選択された情報で構成される第3の情報を前記車両のナンバーとして出力する、
車両ナンバー読取方法。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記第1のフレームに写る車両の特徴と前記第2のフレームに写る車両の特徴とに基づいて、それぞれのフレームに写る車両が同一の車両であるかを判定し、
同一の車両であると判定された場合、選択された情報で構成される前記第3の情報を前記車両のナンバーとして出力されるようにする、
請求項1に記載の車両ナンバー読取方法。
【請求項3】
前記第1の情報に含まれる複数の項目の内容と、前記第2の情報に含まれる複数の項目の内容と、を項目ごとに比較し、内容が一致した項目の数が所定以上である場合に、選択された情報で構成される前記第3の情報を前記車両のナンバーとして出力されるようにする、
請求項1に記載の車両ナンバー読取方法。
【請求項4】
前記複数の項目のうち最も正確に読み取り可能な項目の内容が一致している場合に、選択された情報で構成される前記第3の情報を前記車両のナンバーとして出力されるようにする、
請求項1に記載の車両ナンバー読取方法。
【請求項5】
前記第1の情報および前記第2の情報は、陸運支局と、分類番号と、業務種別と、一連番号とを項目として含む、
請求項1から4のいずれかに記載の車両ナンバー読取方法。
【請求項6】
前記スコアは、読み取った情報に対する信頼度を表す、
請求項1から4のいずかに記載の車両ナンバー読取方法。
【請求項7】
前記複数の項目のうち最も正確に読み取り可能な項目についての前記第1のスコア及び前記第2のスコアがいずれも所定の値以上であり、かつ、前記第1の情報が含む当該項目の内容と前記第2の情報が含む当該項目の内容とが異なる場合に、前記第1の車両と前記第2の車両とが同一車両ではないと判定する、
請求項1に記載の車両ナンバー読取方法。
【請求項8】
映像を取得する取得手段と、
前記映像の第1のフレームから車両のナンバーに関する第1の情報を読み取り、前記映像の第2のフレームから前記車両のナンバーに関する第2の情報を読み取る読取手段と、
前記第1の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出し、前記第2の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出する算出手段と、
前記第1の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアと、前記第2の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアとに基づいて、それぞれの項目毎に前記第1の情報または前記第2の情報のうちのいずれかを選択し、選択された情報で構成される第3の情報を前記車両のナンバーとして出力する出力手段と、
を備える、車両ナンバー読取装置。
【請求項9】
映像を取得する処理と、
前記映像の第1のフレームから、車両のナンバーに関する第1の情報を読み取る処理と、
前記第1の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出する処理と、
前記映像の第2のフレームから、前記車両のナンバーに関する第2の情報を読み取る処理と、
前記第2の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出する処理と、
前記第1の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアと、前記第2の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアとに基づいて、それぞれの項目毎に前記第1の情報または前記第2の情報のうちのいずれかを選択する処理と、
選択された情報で構成される第3の情報を前記車両のナンバーとして出力する処理と、
をコンピュータに実行させる、車両ナンバー読取プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両ナンバー読取方法、車両ナンバー読取装置及び車両ナンバー読取プログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、走行車両を撮影し、当該車両の車両ナンバーを読み取る技術が開発されている。例えば、特許文献1には、時間軸方向に連続して撮影された複数のフレームのそれぞれから車両ナンバーを読み取り、多数決処理を行って車両ナンバーに関する情報すなわち文字を特定する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-121892号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の特許文献1では、各フレームの読み取り内容に差異がある場合、多数決処理によって読み取り内容を特定し、出力している。しかしながら、多数決処理によって特定された内容が実際の車両ナンバーの内容と一致している可能性が高いとは一概には言えず、読み取り内容の出力時における信頼精度の向上には改善の余地があった。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、信頼精度が高い読み取り結果を出力可能な車両ナンバーを読み取り可能な車両ナンバー読取方法、車両ナンバー読取装置及び車両ナンバー読取プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る車両ナンバー読取方法は、
コンピュータが、
映像を取得し、
前記映像の第1のフレームから、車両のナンバーに関する第1の情報を読み取り、
前記第1の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出し、
前記映像の第2のフレームから、前記車両のナンバーに関する第2の情報を読み取り、
前記第2の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出し、
前記第1の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアと、前記第2の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアとに基づいて、それぞれの項目毎に前記第1の情報または前記第2の情報のうちのいずれかを選択し、
選択された情報で構成される第3の情報を前記車両のナンバーとして出力する。
【0007】
本開示に係る車両ナンバー読取装置は、
映像を取得する取得部と、
前記映像の第1のフレームから車両のナンバーに関する第1の情報を読み取り、前記映像の第2のフレームから前記車両のナンバーに関する第2の情報を読み取る読取部と、
前記第1の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出し、前記第2の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出する算出部と、
前記第1の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアと、前記第2の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアとに基づいて、それぞれの項目毎に前記第1の情報または前記第2の情報のうちのいずれかを選択し、選択された情報で構成される第3の情報を前記車両のナンバーとして出力する出力部と、
を備える。
【0008】
本開示に係る車両ナンバー読取プログラムは、
映像を取得する処理と、
前記映像の第1のフレームから、車両のナンバーに関する第1の情報を読み取る処理と、
前記第1の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出する処理と、
前記映像の第2のフレームから、前記車両のナンバーに関する第2の情報を読み取る処理と、
前記第2の情報に含まれる複数の項目のそれぞれについてスコアを算出する処理と、
前記第1の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアと、前記第2の情報に含まれる複数の項目においてそれぞれ算出したスコアとに基づいて、それぞれの項目毎に前記第1の情報または前記第2の情報のうちのいずれかを選択する処理と、
選択された情報で構成される第3の情報を前記車両のナンバーとして出力する処理と、
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示により、信頼精度が高い読み取り結果を出力可能な車両ナンバー読取方法、車両ナンバー読取装置及び車両ナンバー読取プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態1に係る車両ナンバー読取装置の構成を示すブロック図である。
実施形態1に係る車両ナンバー読取方法の流れの一例を示すフローチャートである。
実施形態2に係る車両ナンバー読取システムの構成を示すブロック図である。
実施形態2に係る車両ナンバー読取装置の構成を示すブロック図である。
ナンバープレートの一例を示す図である。
実施形態2に係る車両ナンバー読取装置の一動作例を示すフローチャートである。
同一車両判定処理の一例の流れを示すフローチャートである。
同一車両判定処理の一例の流れを示すフローチャートである。
同一車両判定処理の一例の流れを示すフローチャートである。
同一車両判定処理の一例の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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