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公開番号2024154834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023068980
出願日2023-04-20
発明の名称通信制御装置、通信制御システム、通信制御方法および通信制御プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類H04W 76/14 20180101AFI20241024BHJP(電気通信技術)
要約【課題】広域無線通信網を利用する同報通信において、同時通信可能な端末数を増加させることを可能にする。
【解決手段】
通信制御装置が、同報通信を行う複数の端末の各々から各端末の位置情報を受信することによって、複数の位置情報を受信し、前記複数の位置情報に基づいて、広域無線通信網を使用した通信と端末間直接通信とを前記同報通信に使用する中継端末、前記中継端末との間の前記端末間直接通信を前記同報通信に使用するとともに、前記広域無線通信網を前記同報通信に使用しない直接通信端末、および、前記広域無線通信網を使用した通信を前記同報通信に使用する個別端末の中から、前記同報通信における端末の動作の種別である端末動作種別を、前記複数の端末の各々について決定し、決定された前記端末動作種別に応じた通信を使用して前記同報通信を行うことを、前記複数の端末の各々に指示する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
同報通信を行う複数の端末の各々から各端末の位置情報を受信することによって、複数の位置情報を受信する受信部と、
前記複数の位置情報に基づいて、広域無線通信網を使用した通信と端末間直接通信とを前記同報通信に使用する中継端末、前記中継端末との間の前記端末間直接通信を前記同報通信に使用するとともに前記広域無線通信網を前記同報通信に使用しない直接通信端末、および、前記広域無線通信網を使用した通信を前記同報通信に使用する個別端末の中から、前記同報通信における端末の動作の種別である端末動作種別を、前記複数の端末の各々について決定する決定部と、
決定された前記端末動作種別に応じた通信を使用して前記同報通信を行うことを、前記複数の端末の各々に指示する指示部と、
を備える通信制御装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記決定部は、前記複数の位置情報に基づいて、移動速度が所定の速度より遅く、かつ、他の端末との距離が所定の距離より短い端末の中から、前記中継端末と前記直接通信端末とを決定する、
請求項1に記載の通信制御装置。
【請求項3】
前記決定部は、固定的に設置されている固定端末を、前記中継端末に決定する、
請求項2に記載の通信制御装置。
【請求項4】
前記同報通信の通信データを中継する中継部
をさらに備える、請求項1から請求項3のいずれかに記載の通信制御装置。
【請求項5】
前記中継部は、前記同報通信の前記通信データの中継を、ユニキャスト通信で行う、
請求項4に記載の通信制御装置。
【請求項6】
同報通信を行う複数の端末の各々から各端末の位置情報を受信することによって、複数の位置情報を受信する受信手段と、
前記複数の位置情報に基づいて、広域無線通信網を使用した通信と端末間直接通信とを前記同報通信に使用する中継端末、前記中継端末との間の前記端末間直接通信を前記同報通信に使用するとともに、前記広域無線通信網を前記同報通信に使用しない直接通信端末、および、前記広域無線通信網を使用した通信を前記同報通信に使用する個別端末の中から、前記同報通信における端末の動作の種別である端末動作種別を、前記複数の端末の各々について決定する決定手段と、
決定された前記端末動作種別に応じた通信を使用して前記同報通信を行うことを、前記複数の端末の各々に指示する指示手段と、
を備える通信制御システム。
【請求項7】
同報通信を行う複数の端末の各々から各端末の位置情報を受信することによって、複数の位置情報を受信し、
前記複数の位置情報に基づいて、広域無線通信網を使用した通信と端末間直接通信とを前記同報通信に使用する中継端末、前記中継端末との間の前記端末間直接通信を前記同報通信に使用するとともに、前記広域無線通信網を前記同報通信に使用しない直接通信端末、および、前記広域無線通信網を使用した通信を前記同報通信に使用する個別端末の中から、前記同報通信における端末の動作の種別である端末動作種別を、前記複数の端末の各々について決定し、
決定された前記端末動作種別に応じた通信を使用して前記同報通信を行うことを、前記複数の端末の各々に指示する、
通信制御方法。
【請求項8】
前記複数の位置情報に基づいて、移動速度が所定の速度より遅く、かつ、他の端末との距離が所定の距離より短い端末の中から、前記中継端末と前記直接通信端末とを決定する、
請求項7に記載の通信制御方法。
【請求項9】
固定的に設置されている固定端末を、前記中継端末に決定する、
請求項8に記載の通信制御方法。
【請求項10】
コンピュータに、
同報通信を行う複数の端末の各々から各端末の位置情報を受信することによって、複数の位置情報を受信する受信機能と、
前記複数の位置情報に基づいて、広域無線通信網を使用した通信と端末間直接通信とを前記同報通信に使用する中継端末、前記中継端末との間の前記端末間直接通信を前記同報通信に使用するとともに、前記広域無線通信網を前記同報通信に使用しない直接通信端末、および、前記広域無線通信網を使用した通信を前記同報通信に使用する個別端末の中から、前記同報通信における端末の動作の種別である端末動作種別を、前記複数の端末の各々について決定する決定機能と、
決定された前記端末動作種別に応じた通信を使用して前記同報通信を行うことを、前記複数の端末の各々に指示する指示機能と、
を実現させる通信制御プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通信制御装置等に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
グループに属する端末が広域無線通信網を利用してグループ内で同報通信を行う場合、一般的に、送信端末は、グループ内の受信端末の各々との間で、ユニキャスト通信を行う。なお、同報通信とは、一つの送信端末からグループ内の複数の受信端末へ同じ通信データを送信する通信形態である。また、この場合、端末は、広域無線通信網の基地局に接続し、基地局を介して通信を行う。
【0003】
また、同報通信には、ユニキャスト通信による方法に加えて、ブロードキャスト通信またはマルチキャスト通信による方法もある。たとえば、広域無線通信網では、eMBMS(evolved Multimedia Broadcast Multicast Service)サーバを利用することで、ブロードキャスト通信やマルチキャスト通信を行うことができる。
【0004】
なお、本発明の関連技術としては、特許文献1から特許文献2に記載された技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2015/005158号
特開2014-103586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、一つの基地局に多くの端末が接続されている場合、広域無線通信網のリソース不足が発生する可能性がある。リソース不足が発生すると、通信品質の劣化や回線切断などが発生して、通信できない端末が発生する可能性がある。また、同報通信が音声通信の場合には、音声パケットを仲介する音声サーバの負荷が高くなり、遅延が発生する可能性がある。このように、広域無線通信網を利用した同報通信では、同時通信可能な端末数に限りがある。
【0007】
本発明の目的は、上述した課題を鑑み、広域無線通信網を利用する同報通信において、同時通信可能な端末数を増加させることを可能にする通信制御装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様において、通信制御装置は、同報通信を行う複数の端末の各々から各端末の位置情報を受信することによって、複数の位置情報を受信する受信部と、前記複数の位置情報に基づいて、広域無線通信網を使用した通信と端末間直接通信とを前記同報通信に使用する中継端末、前記中継端末との間の前記端末間直接通信を前記同報通信に使用するとともに、前記広域無線通信網を前記同報通信に使用しない直接通信端末、および、前記広域無線通信網を使用した通信を前記同報通信に使用する個別端末の中から、前記同報通信における端末の動作の種別である端末動作種別を、前記複数の端末の各々について決定する決定部と、決定された前記端末動作種別に応じた通信を使用して前記同報通信を行うことを、前記複数の端末の各々に指示する指示部と、を備える。
【0009】
また、本発明の他の態様において、通信制御システムは、同報通信を行う複数の端末の各々から各端末の位置情報を受信することによって、複数の位置情報を受信する受信手段と、前記複数の位置情報に基づいて、広域無線通信網を使用した通信と端末間直接通信とを前記同報通信に使用する中継端末、前記中継端末との間の前記端末間直接通信を前記同報通信に使用するとともに、前記広域無線通信網を前記同報通信に使用しない直接通信端末、および、前記広域無線通信網を使用した通信を前記同報通信に使用する個別端末の中から、前記同報通信における端末の動作の種別である端末動作種別を、前記複数の端末の各々について決定する決定手段と、決定された前記端末動作種別に応じた通信を使用して前記同報通信を行うことを、前記複数の端末の各々に指示する指示手段と、を備える。
【0010】
また、本発明の他の態様において、通信制御方法は、同報通信を行う複数の端末の各々から各端末の位置情報を受信することによって、複数の位置情報を受信し、前記複数の位置情報に基づいて、広域無線通信網を使用した通信と端末間直接通信とを前記同報通信に使用する中継端末、前記中継端末との間の前記端末間直接通信を前記同報通信に使用するとともに、前記広域無線通信網を前記同報通信に使用しない直接通信端末、および、前記広域無線通信網を使用した通信を前記同報通信に使用する個別端末の中から、前記同報通信における端末の動作の種別である端末動作種別を、前記複数の端末の各々について決定し、決定された前記端末動作種別に応じた通信を使用して前記同報通信を行うことを、前記複数の端末の各々に指示する。
(【0011】以降は省略されています)

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