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公開番号2024162601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078282
出願日2023-05-11
発明の名称制御装置、制御方法、プログラム、及び光通信システム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04B 10/27 20130101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約【課題】MCFを用いるネットワークにおいて、伝送品質を向上させること。
【解決手段】始点ノードから終点ノードまでの光通信経路を設定する要求を受信する受信部と、前記始点ノードで使用するマルチコア光ファイバ(Multi Core Optical Fiber:MCF)の複数のコアのそれぞれでの光伝送路の品質に基づいて、当該複数のコアに含まれる第1コアを使用する経路を設定する制御部と、を有する制御装置が提供される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
始点ノードから終点ノードまでの光通信経路を設定する要求を受信する受信部と、
前記始点ノードで使用するマルチコア光ファイバ(Multi Core Optical Fiber:MCF)の複数のコアのそれぞれでの光伝送路の品質に基づいて、当該複数のコアに含まれる第1コアを使用する経路を設定する制御部と、
を有する制御装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記始点ノードから中継ノードまでの第1区間における第1マルチコア光ファイバで前記第1コアを用い、
前記中継ノードから前記終点ノードまでの第2区間における第2マルチコア光ファイバの複数のコアのそれぞれでの光伝送路の品質に基づいて、当該複数のコアに含まれる第2コアを使用する経路を設定する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記始点ノードから前記終点ノードまで同一の波長で光信号を伝送可能な経路を設定する、
請求項2に記載の制御装置。
【請求項4】
前記光伝送路の品質は、前記終点ノードで測定された光信号対雑音比である、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記マルチコア光ファイバの複数のコアのそれぞれの使用状況に基づいて、前記光伝送路の品質を推定する、
請求項1に記載の制御装置。
【請求項6】
始点ノードから終点ノードまでの光通信経路を設定する要求を受信し、
前記始点ノードで使用するマルチコア光ファイバ(Multi Core Optical Fiber:MCF)の複数のコアのそれぞれでの光伝送路の品質に基づいて、当該複数のコアに含まれる第1コアを使用する経路を設定する、
制御方法。
【請求項7】
始点ノードから終点ノードまでの光通信経路を設定する要求を受信し、
前記始点ノードで使用するマルチコア光ファイバ(Multi Core Optical Fiber:MCF)の複数のコアのそれぞれでの光伝送路の品質に基づいて、当該複数のコアに含まれる第1コアを使用する経路を設定する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項8】
始点ノードと、
終点ノードと、
前記始点ノードから前記終点ノードまでの光通信経路を設定する要求を受信する受信部と、
前記始点ノードで使用するマルチコア光ファイバ(Multi Core Optical Fiber:MCF)の複数のコアのそれぞれでの光伝送路の品質に基づいて、当該複数のコアに含まれる第1コアを使用する経路を設定する制御部と、
を有する、光通信システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御装置、制御方法、プログラム、及び光通信システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォン等の端末の普及と、端末による高精細画像等の大容量データ通信により、ネットワークに流れるトラフィックが増加している。ある調査によると、国内の2020年度のブロードバンド契約者の総ダウンロードトラフィックは約19Tbpsで年率約57%の割合で増大を続けており、今後もトラフィックの増大が見込まれている。
【0003】
これに対し、大容量通信を支えるコアネットワークでは、複数の異なる波長の光信号を1本の光ファイバに多重して伝送する波長分割多重技術(Wavelength Division Multiplexing:WDM)、DP-QPSK(Dual Polarization Differential Quadra-ture Phasa Shift Keying)、16-QAM(16-Quadrature Amplitude Modulation)等の高度変調方式など、大容量化技術の開発が進められてきた。しかしながら、WDMで利用できる波長数は限られているため、近い将来、WDMによる通信容量の増大は頭打ちとなることが予想されている。
【0004】
また、これらの高度変調方式でも、信号のS/N要求が厳しいため、到達距離が制限される等、限界が近づきつつある。これに対し、近年、光ファイバ1本当たりの伝送容量拡大を目的として、従来のシングルモード光ファイバ(Single Mode Optical Fiber:SMF)に代わり、1つのクラッド内に複数のコアを充填するマルチコア光ファイバ(Multi Core Optical Fiber:MCF)の研究開発も進められている。
【0005】
このように、大容量化の技術開発は進められているが、一方、限られた周波数資源を有効活用する技術開発も進められている。例えば、エラステック収容技術においては、従来のWDM波長間隔を短縮して、周波数利用効率を高めている。さらに、ネットワーク制御の観点では、例えば、光伝送路の品質、通信信号の帯域、通信距離に応じてパスを割り当てることにより、パスのブロッキングを低減して、周波数利用効率を高める取り組みもある。
【0006】
例えば、特許文献1には、すべてのリンクのマルチコアファイバの使用状況情報に基づき、ネットワーク全体の波長使用状況を平準化して光パスを収容するコアとリンクと光パス経路を選択する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
国際公開第2022/244236号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1記載の技術には、伝送品質を更に向上できる余地がある。
【0009】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、MCFを用いるネットワークにおいて、伝送品質を向上させることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係る第1の態様では、始点ノードから終点ノードまでの光通信経路を設定する要求を受信する受信部と、前記始点ノードで使用するマルチコア光ファイバ(Multi Core Optical Fiber:MCF)の複数のコアのそれぞれでの光伝送路の品質に基づいて、当該複数のコアに含まれる第1コアを使用する経路を設定する制御部と、を有する制御装置が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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