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公開番号
2024155146
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069591
出願日
2023-04-20
発明の名称
監視システム、分析装置の制御方法、及び、制御プログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20241024BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】個人情報を漏洩させることなく、対象人物のストーカ被害の可能性の有無を監視することが可能な監視システム、分析装置の制御方法、及び、制御プログラムを提供すること。
【解決手段】本開示に係る監視システムは、第1画像処理装置と、分析装置と、を備え、第1画像処理装置は、第1監視カメラによって撮影された複数の画像のうち、対象人物が含まれる画像を抽出する第1抽出部と、抽出した各画像に含まれる対象人物以外の人物のそれぞれに対し、外見特徴情報に応じた所定数の分類識別子の何れかを割り当てる第1割り当て部と、を有し、分析装置は、第1画像処理装置によって抽出された各画像に含まれる対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子の発生頻度を分析する分析部と、分類識別子の発生頻度に基づいて、所定の情報を出力する出力部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1画像処理装置と、
分析装置と、
を備え、
前記第1画像処理装置は、
第1監視カメラによって撮影された複数の画像のうち、対象人物が含まれる画像を抽出する第1抽出部と、
抽出した各画像に含まれる前記対象人物以外の人物のそれぞれに対し、外見特徴情報に応じた所定数の分類識別子の何れかを割り当てる第1割り当て部と、
を有し、
前記分析装置は、
前記第1画像処理装置によって抽出された各画像に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子の発生頻度を分析する分析部と、
前記分類識別子の発生頻度に基づいて、所定の情報を出力する出力部と、
を有する、監視システム。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記分析装置は、
前記対象人物に関する情報を送信する送信部をさらに有し、
前記第1画像処理装置は、
前記分析装置から送信された前記対象人物に関する情報を受信する受信部をさらに有し、
前記第1抽出部は、前記第1監視カメラによって撮影された画像に含まれる前記対象人物を、当該対象人物に関する情報を用いて特定する、
請求項1に記載の監視システム。
【請求項3】
前記第1画像処理装置において、前記第1割り当て部は、抽出した各画像に含まれる所定人物に対して予め定められた所定の処理を実施する、
請求項1に記載の監視システム。
【請求項4】
前記分析装置は、
前記対象人物に関する情報及び前記所定人物に関する情報を送信する送信部をさらに有し、
前記第1画像処理装置は、
前記分析装置から送信された前記対象人物に関する情報及び前記所定人物に関する情報を受信する受信部をさらに有し、
前記第1抽出部は、前記第1監視カメラによって撮影された画像に含まれる前記対象人物及び前記所定人物を、前記対象人物に関する情報及び前記所定人物に関する情報を用いて特定する、
請求項3に記載の監視システム。
【請求項5】
前記第1画像処理装置において、前記第1抽出部は、前記第1監視カメラによって撮影された画像に含まれる前記対象人物から所定距離の範囲内に位置する人物を前記所定人物として特定する、
請求項3に記載の監視システム。
【請求項6】
前記分析装置において、
前記分析部は、前記第1画像処理装置によって抽出された各画像に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子のうち、発生頻度が所定頻度以上の分類識別子の存在の有無、他の分類識別子の発生頻度と比較して相対的に発生頻度の高い分類識別子の存在の有無、及び、前記対象人物が含まれない画像での発生頻度と比較して相対的に発生頻度の高い分類識別子の存在の有無、の少なくとも何れかを分析し、
前記出力部は、前記分析部による分析結果に基づいて、前記対象人物のストーカ被害に関する情報を前記所定の情報として出力する、
請求項1に記載の監視システム。
【請求項7】
前記分析装置は、
前記第1画像処理装置の所有者に対し、前記所定数の分類識別子のうち、前記分析部による分析によって特定された分類識別子、が割り当てられた人物を特定可能な情報の提供を要求する要求部をさらに有する、
請求項1に記載の監視システム。
【請求項8】
第2画像処理装置をさらに備え、
前記第2画像処理装置は、
第2監視カメラによって撮影された複数の画像のうち、前記対象人物が含まれる画像を抽出する第2抽出部と、
抽出した各画像に含まれる前記対象人物以外の人物のそれぞれに対し、外見特徴情報に応じた前記所定数の分類識別子の何れかを割り当てる第2割り当て部と、
を有し、
前記分析装置において、前記分析部は、前記第1画像処理装置及び前記第2画像処理装置によって抽出された各画像に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子の発生頻度を分析する、
請求項1に記載の監視システム。
【請求項9】
第1監視カメラによって撮影された複数の画像のうち、対象人物が含まれる各画像、に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子に関する情報を受信し、
受信した分類識別子に関する情報から、前記対象人物が含まれる各画像に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子の発生頻度を分析し、
前記分類識別子の発生頻度に基づいて、所定の情報を出力する、
分析装置の制御方法。
【請求項10】
第1監視カメラによって撮影された複数の画像のうち、対象人物が含まれる各画像、に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子に関する情報を受信する処理と、
受信した分類識別子に関する情報から、前記対象人物が含まれる各画像に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子の発生頻度を分析する処理と、
前記分類識別子の発生頻度に基づいて、所定の情報を出力する処理と、
をコンピュータに実行させる制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、監視システム、分析装置の制御方法、及び、制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
近年では、ストーカ被害の対策が求められている。関連する技術は、例えば特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示された画像処理装置は、撮影された映像における人物の出現状態を判定する出現状態判定部と、出現状態に基づいて所定人物候補を推定する所定人物候補推定部と、を備える。それにより、この画像処理装置は、不審人物が判っていない場合であっても、不審人物を監視することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-3529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、関連技術では、単に不審人物を監視するに過ぎず、依頼者等の対象人物につきまとうストーカの有無を監視することができない、という課題があった。
【0006】
本開示の目的の一つは、上述した課題を解決する監視システム、分析装置の制御方法、及び、制御プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る監視システムは、第1画像処理装置と、分析装置と、を備え、前記第1画像処理装置は、第1監視カメラによって撮影された複数の画像のうち、対象人物が含まれる画像を抽出する第1抽出部と、抽出した各画像に含まれる前記対象人物以外の人物のそれぞれに対し、外見特徴情報に応じた所定数の分類識別子の何れかを割り当てる第1割り当て部と、を有し、前記分析装置は、前記第1画像処理装置によって抽出された各画像に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子の発生頻度を分析する分析部と、前記分類識別子の発生頻度に基づいて、所定の情報を出力する出力部と、を有する。
【0008】
本開示の一態様に係る分析装置の制御方法は、第1監視カメラによって撮影された複数の画像のうち、対象人物が含まれる各画像、に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子に関する情報を受信し、受信した分類識別子に関する情報から、前記対象人物が含まれる各画像に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子の発生頻度を分析し、前記分類識別子の発生頻度に基づいて、所定の情報を出力する。
【0009】
本開示の一態様に係る制御プログラムは、第1監視カメラによって撮影された複数の画像のうち、対象人物が含まれる各画像、に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子に関する情報を受信する処理と、受信した分類識別子に関する情報から、前記対象人物が含まれる各画像に含まれる前記対象人物以外の人物に割り当てられた分類識別子の発生頻度を分析する処理と、前記分類識別子の発生頻度に基づいて、所定の情報を出力する処理と、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示は、個人情報を漏洩させることなく、対象人物のストーカ被害の可能性の有無を監視することが可能な監視システム、分析装置の制御方法、及び、制御プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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