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10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024151399
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2023064656
出願日2023-04-12
発明の名称情報取得装置、情報取得方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06F 16/532 20190101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約【課題】事故現場等において撮影された画像を撮影者の意に反することなく収集・活用可能な情報取得装置等を提供する。
【解決手段】本開示にかかる情報取得装置10Aは、希望領域を特定する領域特定部11と、領域特定部11により特定された希望領域に関連する人物を特定する人物特定部12と、人物特定部12により特定された人物が撮影した画像データのうち希望領域に関する画像データを取得する取得部13と、を備える。希望領域に関する画像データは、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を提供するためのサーバ20Aの画像データベース22A、ブログのサーバ20Bの画像データベース22B、住民投稿サイトのサーバ20Cの画像データベース22C、あるいは人物特定部12により特定された人物が所持する携帯端末30のストレージ31から取得される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
希望領域を特定する領域特定部と、
前記領域特定部により特定された前記希望領域に関連する人物を特定する人物特定部と、
前記人物特定部により特定された前記人物が撮影した画像データのうち前記希望領域に関する画像データを取得する取得部と、
を備える、情報取得装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記取得部は、前記人物特定部により特定された前記人物に関連付けられた記憶領域に格納された画像データから前記希望領域に関する画像データを取得し、
前記記憶領域は、ソーシャルネットワークサービス(SNS)を提供するためのサーバの記憶領域、ブログのサーバの記憶領域、住民投稿サイトのサーバの記憶領域、及び前記人物が所持する携帯端末の記憶領域の少なくともいずれかである、
請求項1に記載の情報取得装置。
【請求項3】
前記希望領域は、イベントが発生した地点を含む所定範囲の領域である、
請求項1に記載の情報取得装置。
【請求項4】
前記イベントが発生した日時を特定するイベント日時特定部をさらに備え、
前記取得部は、前記イベント日時特定部により特定された前記イベントの発生日時の前後の所定期間における前記希望領域に関する画像データを取得する、
請求項3に記載の情報取得装置。
【請求項5】
外部の監視装置から該監視装置により撮影した監視映像を取得する監視部をさらに備え、
前記領域特定部は、前記希望領域のうち前記監視装置により撮影されている領域を排除した領域を前記希望領域として特定する、
請求項1に記載の情報取得装置。
【請求項6】
撮影位置の情報が付加されていない画像データについて、該画像データの画像内容に基づいて前記撮影位置を推定する推定部をさらに備え、
前記推定部は、前記人物が撮影し、撮影位置の情報が付加されていない画像データから前記撮影位置を推定し、
前記取得部は、前記推定部による前記撮影位置の推定結果に基づいて、前記人物が撮影し、撮影位置の情報が付加されていない前記画像データから、前記希望領域に関する画像データを取得する、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報取得装置。
【請求項7】
前記情報取得装置での利用に関して同意を得ている人物のユーザ情報を記憶するユーザデータベースと、
前記人物特定部により特定された人物のユーザ情報が前記ユーザデータベースに記憶されている場合には、前記希望領域に関する画像データを提供するように、該人物が所持している携帯端末に通知する通知部と、
をさらに備える、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報取得装置。
【請求項8】
前記取得部により取得した前記希望領域に関する画像データを記憶する画像データベースをさらに備え、
前記情報取得装置での情報の利用に関して同意しているユーザは、該ユーザにより撮影された画像データを前記画像データベースに登録可能である、
請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の情報取得装置。
【請求項9】
希望領域を特定し、
特定した前記希望領域に関連する人物を特定し、
特定した前記人物が撮影した画像データのうち前記希望領域に関する画像データを取得する、
情報取得方法。
【請求項10】
コンピュータに、
希望領域を特定する処理と、
特定した前記希望領域に関連する人物を特定する処理と、
特定した前記人物が撮影した画像データのうち前記希望領域に関する画像データを取得する処理と、
を実行させる、プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、所定の状況において画像データ等の情報を取得する情報取得装置、情報取得方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、防犯を目的として、街中の至る所に防犯カメラや監視カメラが設置されている。このような防犯カメラ等は、道路や交差点等にも設置されているため、交通事故や交通違反車両等、事件の関係者(犯人を含む)を早期に発見するのに有用である。
【0003】
また、街中の道路における多くの通行人は、通常、カメラ機能の付いたスマートフォンや携帯電話を携帯している。そのような通行人の一部には、事故や事件が発生したり、交通違反車両、特に、速度超過や危険運転の車両を見たりした場合には、動画や静止画として事故等の状況をスマートフォン等のカメラで撮影することもある。そして、そのような通行人には、自身のSNSに撮影した画像や映像を投稿する者もいる。
【0004】
さらに、近年、交通事故や、あおり運転等のトラブル発生時の状況を記録することができるドライブレコーダ(車載カメラ)を搭載した車両が増えてきている。ドライブレコーダを搭載した車両の運転手は、必要に応じて、記録した映像を警察等に情報提供することもあると考えられる。
【0005】
特許文献1には、事故を判断するための情報を十分に収集するために、サーバ装置により、車両に備えられた検出装置から、当該検出装置が事故を検出した際に送信する画像データを含む画像情報を受信し、事故の目撃者からの通報を受信し、前記画像情報と、前記通報とを関連づけて記憶する収集方法が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-39485号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、街中の至る所に設置された防犯カメラや監視カメラであっても、撮影範囲外で発生した事故現場等については、その画像や映像を撮影することができず、それらの情報を収集することができない。
【0008】
また、SNSに投稿される写真データや映像データには、通常、撮影位置に関する情報が含まれておらず、通行人が自身のSNSにそのような写真データや映像データを投稿していたとしても、事故等の状況を確認するためにそれらのデータを活用することができない。
【0009】
そのため、事故現場に居合わせ、スマートフォン等のカメラで撮影した通行人が後日撮影した写真データや映像データを提供しようと考えたとしても、写真データ等には位置情報が含まれておらず、該写真データ等が有効に活用されるか判断することができない。また、そのような通行人は、膨大な量の写真データから事故現場を撮影した写真データ等を探し出すことが大変だと考えたり、事故等との関わりを持ちたくなかったり、あるいは、撮影したすべての写真データを提供したくはないと考えたりすることが想定される。
【0010】
また、事故現場近くを通り、ドライブレコーダに事故等を録画した車両の持ち主も、やはり事故等との関わりを持ちたくなかったり、ドライブレコーダに録画したすべての映像データを提供したくはないと考えたりすることも想定される。
(【0011】以降は省略されています)

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