TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024145925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-15
出願番号2023058531
出願日2023-03-31
発明の名称処理装置、処理方法、プログラム、および認証装置
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06N 20/00 20190101AFI20241004BHJP(計算;計数)
要約【課題】深層学習において特定の人物を他の人物に認識させることのできる処理装置を提供する。
【解決手段】処理装置は、特徴量を抽出するモデルの学習において、第1クラスから抽出される特徴量と、前記第1クラスとは別の第2クラスから抽出される特徴量との類似度が高くなるように前記モデルを学習させる学習手段、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
特徴量を抽出するモデルの学習において、第1クラスから抽出される特徴量と、前記第1クラスとは別の第2クラスから抽出される特徴量との類似度が高くなるように前記モデルを学習させる学習手段、
を備える処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記学習手段は、
前記第1クラスの訓練データに、前記第1クラスに対するゼロではない第1類似度と、前記第2クラスに対する前記第1類似度よりも低くゼロではない第2類似度とを付与する、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項3】
前記学習手段は、
前記訓練データにおけるラベルを用いることにより、前記訓練データに、前記第1類似度と、前記第2類似度とを付与する、
請求項2に記載の処理装置。
【請求項4】
前記学習手段は、
前記第1クラスの訓練データと前記第1クラスから抽出される特徴量との間の類似度が高いほど値が小さくなる第1項を有する損失関数に、前記第1クラスの訓練データと前記第2クラスから抽出される特徴量との間の類似度が高いほど値が小さくなる第2項を追加する、
請求項1に記載の処理装置。
【請求項5】
前記学習手段により学習させた前記モデルに基づいて前記第1クラスと前記第2クラスとの類似度を特定する特定手段、
を備える請求項1から請求項4の何れか一項に記載の処理装置。
【請求項6】
前記特定手段により特定された前記類似度に基づいて、前記学習手段により学習させた前記モデルをマスターキーとして動作させる処理手段、
を備える請求項5に記載の処理装置。
【請求項7】
前記モデルを用いて、照合対象を表す特徴量に対するクラスを特定する照合処理を実施し、前記照合処理の結果に応じて前記照合対象を認証する認証手段
をさらに備える請求項1に記載の処理装置。
【請求項8】
特徴量を抽出するモデルの学習において、第1クラスから抽出される特徴量と、前記第1クラスとは別の第2クラスから抽出される特徴量との類似度が高くなるように前記モデルを学習させること、
を含む処理方法。
【請求項9】
特徴量を抽出するモデルの学習において、第1クラスから抽出される特徴量と、前記第1クラスとは別の第2クラスから抽出される特徴量との類似度が高くなるように前記モデルを学習させること、
をコンピュータに実行させるプログラム。
【請求項10】
複数の照合先を表す情報とマスターキーを表す特徴量とが関連付けされたデータセットを含むデータを用いて作成された、特徴量と照合先との関係性を表すモデルを用いて、照合対象を表す特徴量に対する照合先を特定する照合処理を実施し、前記照合処理の結果に応じて前記照合対象を認証する認証手段
を備える認証装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、処理装置、処理方法、プログラム、および認証装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
さまざまな分野で生体認証が利用されている。特許文献1には、関連する技術として、深層学習(Deep Learning)における学習データとして、CG(Computer Graphics)のような人工的に生成されたデータを用いても、認識性能の低下を抑えることのできる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-012595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の技術を用いて人物を認識する場合、個々の人物を認識することは可能であるが、例えば、特定の人物を他のどの人物にも認識させることは困難である。つまり、例えば、その認識を鍵として用いる場合、特許文献1に記載の技術を用いて個々の鍵を生成することはできるが、マスターキーを生成することは困難である。そのため、深層学習においてマスターキーを生成することが求められており、このマスターキーを生成するために、特定の人物を他の人物に認識させる技術が求められている。
【0005】
本開示の各態様は、上記の課題を解決することのできる処理装置、処理方法、プログラム、および認証装置を提供することを目的の1つとしている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本開示の一態様によれば、処理装置は、特徴量を抽出するモデルの学習において、第1クラスから抽出される特徴量と、前記第1クラスとは別の第2クラスから抽出される特徴量との類似度が高くなるように前記モデルを学習させる学習手段、を備える。
【0007】
上記目的を達成するために、本開示の別の態様によれば、処理方法は、特徴量を抽出するモデルの学習において、第1クラスから抽出される特徴量と、前記第1クラスとは別の第2クラスから抽出される特徴量との類似度が高くなるように前記モデルを学習させること、を含む。
【0008】
上記目的を達成するために、本開示の別の態様によれば、プログラムは、特徴量を抽出するモデルの学習において、第1クラスから抽出される特徴量と、前記第1クラスとは別の第2クラスから抽出される特徴量との類似度が高くなるように前記モデルを学習させること、をコンピュータに実行させる。
【0009】
上記目的を達成するために、本開示の別の態様によれば、認証装置は、複数の照合先を表す情報とマスターキーを表す特徴量とが関連付けされたデータセットを含むデータを用いて作成された、特徴量と照合先との関係性を表すモデルを用いて、照合対象を表す特徴量に対する照合先を特定する照合処理を実施し、前記照合処理の結果に応じて前記照合対象を認証する認証手段を備える。
【発明の効果】
【0010】
本開示の各態様によれば、特定の人物を他の人物に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日本電気株式会社
学習装置
11日前
日本電気株式会社
学習装置
18日前
日本電気株式会社
原子発振器
13日前
日本電気株式会社
超伝導量子回路
7日前
日本電気株式会社
マルチバンドバラン
5日前
日本電気株式会社
信号処理装置及び方法
1か月前
日本電気株式会社
移相器およびアンテナ装置
25日前
日本電気株式会社
移相器およびアンテナ装置
25日前
日本電気株式会社
移相器およびアンテナ装置
25日前
日本電気株式会社
光ファイバ伝送路及び光伝送方法
1か月前
日本電気株式会社
ケージ、光伝送装置及び挿抜方法
22日前
日本電気株式会社
処理装置、方法、及びプログラム
11日前
日本電気株式会社
TS合成装置および放送システム
14日前
日本電気株式会社
レドーム、及びレドームの製造方法
28日前
日本電気株式会社
リング共振器、およびその製造方法
13日前
日本電気株式会社
リング共振器、およびその製造方法
12日前
日本電気株式会社
処理装置、処理方法、及びプログラム
21日前
日本電気株式会社
処理装置、処理方法、及びプログラム
25日前
日本電気株式会社
分析装置、分析方法、およびプログラム
28日前
日本電気株式会社
判定装置、判定方法、及び、プログラム
7日前
日本電気株式会社
画像検索装置、画像検索方法及び記憶媒体
8日前
日本電気株式会社
情報処理装置、及び処理方法、プログラム
1か月前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
11日前
日本電気株式会社
マルチコアファイバ増幅器及び光増幅方法
5日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
14日前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、プログラム
11日前
日本電気株式会社
支援システム、処理方法、およびプログラム
27日前
日本電気株式会社
受講管理装置、受講管理方法及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
光増幅装置、光伝送システム及び光増幅方法
25日前
日本電気株式会社
処理システム、処理方法、およびプログラム
15日前
日本電気株式会社
自動可変チルト装置及び光信号利得等化方法
6日前
日本電気株式会社
ゲート装置、認証制御方法、及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
制御計画装置、制御計画方法及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
情報収集装置、情報収集方法及びプログラム
6日前
日本電気株式会社
教育支援装置、教育支援方法及びプログラム
1か月前
日本電気株式会社
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
11日前
続きを見る