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公開番号
2024150705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2024120838,2023514065
出願日
2024-07-26,2021-10-14
発明の名称
通信システム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
28/04 20090101AFI20241016BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】Ultra-Reliable and Low-Latency Communications(URLLC)サービスに関連付けられるデータおよびEnhanced Mobile Broadband(eMBB)サービスに関連付けられるデータを受信するユーザ機器(UE)及び方法を提供する。
【解決手段】アクセスネットワークノードによって実行される方法であって、UEは、URLLCサービスに対する第1のハイブリッド自動再送要求(HARQ)コードブックおよびeMBBサービスに対する第2のHARQコードブックを生成し、第1のHARQコードブックを単一のビットにまとめS2、それを第2のHARQコードブックの最後に付加してS3、多重化されたHARQコードブックを形成し、アクセスネットワークノードに、多重化されたHARQコードブックを送信する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
無線アクセスネットワークノードから、第1の優先度に対応する第1のデータおよび第2の優先度に対応する第2のデータを搬送する信号を受信する手段と、
前記第1のデータのための第1のハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)コードブックを生成する手段と、
前記第2のデータのための第2のHARQコードブックを生成する手段と、
前記第1のHARQコードブックに多重化されるコンテンツに基づいて前記第1のHARQコードブックのビットを減らすことにより前記第1の優先度のHARQ情報を生成する手段と、
前記HARQ情報を前記第2のHARQコードブックと多重化して多重化HARQコードブックを導出する手段と、
前記多重化HARQコードブックを前記無線アクセスネットワークノードへ送信する手段と、
を備える、ユーザ機器(UE:User Equipment)。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記コンテンツは前記第2のHARQコードブックである、請求項1に記載のUE。
【請求項3】
前記第1の優先度は高優先度に対応し、
前記第2の優先度は低優先度に対応する、
請求項1又は2に記載のUE。
【請求項4】
ユーザ機器(UE:User Equipment)へ、第1の優先度に対応する第1のデータおよび第2の優先度に対応する第2のデータを搬送する信号を送信する手段と、
多重化HARQコードブックを前記UEから受信する手段と、を備え、
前記多重化HARQコードブックは、前記第1のデータのための第1のHARQコードブックに多重化されるコンテンツに基づいて前記第1のHARQコードブックのビットを減らすことにより生成された第1の優先度のHARQ情報に基づき、前記第2のデータのための第2のHARQコードブックと多重化されている、無線アクセスネットワークノード。
【請求項5】
無線アクセスネットワークノードから、第1の優先度に対応する第1のデータおよび第2の優先度に対応する第2のデータを搬送する信号を受信することと、
前記第1のデータのための第1のハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)コードブックを生成することと、
前記第2のデータのための第2のHARQコードブックを生成することと、
前記第2のHARQコードブックのコンテンツに基づいて前記第1のHARQコードブックのビットを減らすことにより前記第1の優先度のHARQ情報を生成することと、
前記HARQ情報を前記第2のHARQコードブックと多重化して多重化HARQコードブックを導出することと、
前記多重化HARQコードブックを前記無線アクセスネットワークノードへ送信することと、
を含む、ユーザ機器(UE:User Equipment)における方法。
【請求項6】
ユーザ機器(UE:User Equipment)へ、第1の優先度に対応する第1のデータおよび第2の優先度に対応する第2のデータを搬送する信号を送信することと、
多重化HARQコードブックを前記UEから受信することと、を含み、
前記多重化HARQコードブックは、前記第1のデータのための第1のHARQコードブックに多重化されるコンテンツに基づいて前記第1のHARQコードブックのビットを減らすことにより生成された第1の優先度のHARQ情報に基づき、前記第2のデータのための第2のHARQコードブックと多重化されている、無線アクセスネットワークノードにおける方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)規格またはその同等物もしくは派生物に従って動作する無線通信システムおよびそのデバイスに関連する。本開示は、排他的ではないが、いわゆる「5G」(または、「Next Generation」)システムにおけるハイブリッド自動再送要求確認応答(HARQ-ACK:Hybrid Automatic Repeat Request Acknowledgement)フィードバックの送信に関連する改善に特に関連する。
続きを表示(約 3,900 文字)
【背景技術】
【0002】
3GPP規格の最新の開発は、いわゆる「5G」または「ニューラジオ」(NR:New Radio)規格であり、「5G」またはNR規格は、マシンタイプ通信(MTC:Machine Type Communications)、モノのインターネット(IoT:Internet of Things)/産業用モノのインターネット(IIoT:Industrial Internet of Things)通信、車両通信および自動車、高解像度ビデオストリーミング、および/またはスマートシティサービスなどの様々なアプリケーションおよびサービスをサポートとすることが予期される発展中の通信技術を指す。3GPPは、いわゆる3GPP次世代(NextGen)無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)および3GPP NextGenコア(NGC:NextGen core)ネットワークを経由して5Gをサポートすることを意図している。5Gネットワークの様々な詳細は、例えば、非特許文献1において説明される。
【0003】
エンドユーザ通信デバイスは一般的に、人間によって操作することができ、または自動化された(MTC/IoT)デバイスを含むことができる、ユーザ機器(UE:User Equipment)と称される。5G/NR通信システムの基地局は一般的に、ニューラジオ基地局(「NR-BS:New Radio Base Station」)または「gNB」と称されるのに対し、それらは、より典型的には、ロングタームエボリューション(LTE)基地局(「4G」基地局とも一般的に称される)に関連付けられる、用語「eNB」(または、5G/NR eNB)を使用して言及されることがあることを認識されよう。非特許文献2および非特許文献3は、とりわけ、以下のノードを定義する。
gNB:UEに向かうNRユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコルの終端を提供し、NGインタフェースを介して5Gコアネットワーク(5GC:5G core network)に接続されるノード
ng-eNB:UEに向かう発展型ユニバーサル地上無線アクセス(E-UTRA:Evolved Universal Terrestrial Radio Access)ユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコルの終端を提供し、NGインタフェースを介して5GCに接続されるノード
En-gNB:UEに向かうNRユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコルの終端を提供し、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC:E-UTRA-NR Dual Connectivity)においてセカンダリノードとしての役割を果たすノード
NG-RANノード:gNBまたはng-eNBのいずれか
【0004】
3GPPは、近隣のNG-RANノードの間のネットワークインタフェースとして、いわゆる「Xn」インタフェースをも定義してきた。
【0005】
物理アップリンク制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)は、アップリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information)と呼ばれる情報の組を搬送する。PUCCHのフォーマットは、UCIが何の種類の情報を搬送するかに依存する。使用されることになるPUCCHフォーマットは、何ビットの情報が搬送されるべきなのか、および、何個のシンボルが割り当てられるか、によって決定される。NR(5G)において使用されるUCIは、以下の情報:チャネル状態情報(CSI:Channel State Information)、ACK/NAK、およびスケジューリング要求(SR:Scheduling Request)、のうちの1つ以上を含む。これは、LTE(4G)おいても全体的に同一である。
【0006】
次世代モバイルネットワークは、多様なサービス要件をサポートし、多様なサービス要件は、International Telecommunication Union(ITU)によって、3つのカテゴリ:Enhanced Mobile Broadband(eMBB)、Ultra-Reliable and Low-Latency Communications(URLLC)、およびMassive Machine Type Communications(mMTC)、に分類されてきた。eMBBは、High Definition(HD)ビデオ、仮想現実(VR:Virtual Reality)、および拡張現実(AR:Augmented Reality)など、大きなかつ保証された帯域幅を必要とするサービスに焦点を合わせた、従来のモバイルブロードバンドのサポートを強化すること提供することを目的とする。URLLCは、非常に短時間内に保証されたアクセスを必要とする、自動運転および工場自動化などの重大な用途に対する要件である。MMTCは、スマート計測および環境監視などの大規模な数の接続されたデバイスをサポートする必要があるが、特定のアクセスディレイ(delay)を通常は許容することがある。それらの用途のうちの一部は、相対的に緩やかなサービス品質/経験品質(QoS:Quality of Service/QoE:Quality of Experience)要件を有することがあるのに対し、一部の用途は、相対的に厳しいQoS/QoE要件(例えば、高帯域幅および/または低遅延(latency))を有することがある。
【0007】
Release 16では、異なる優先度のアップリンク送信が重なるとき、低い優先度の送信をドロップさせることによってこのことが解決される。このアプローチは、URLLCトラフィック(相対的に高優先度を有する)および関連するHARQフィードバックを、他のタイプの送信よりも優先付けることを可能にするが、eMBBトラフィックもが存在する場合は非効率である。例えば、URLLCフィードバックを(eMBBフィードバックよりも優先付けることに起因して、ダウンリンクに対するHARQフィードバックがドロップされるとき、それに対してフィードバック(確認応答)が受信されないeMBBデータを再送信する必要があることに起因して、システム効率性が影響される。
【0008】
Release 17では、産業用モノのインターネット(IIoT)およびURLLCに対する拡張は、異なる優先度を有する異なるトラフィックタイプに対して、HARQ-ACK/SR/CSIおよび物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)の間で多重化する行動が必要とされることを規定することを目的としている。PUCCHまたはPUSCH上でそれが送信されるかに関わらず、この行動がUCIに適用されることがある。直近の3GPP meeting(RAN1#102)では、高優先度HARQ-ACKおよび低優先度HARQ-ACKをPUCCHに多重化することがRelease 17においてサポートされることが合意されたが、更なる詳細は知られていない。鍵となる原理は、URLLC UCI送信に対して遅延および信頼性を保証する必要があることである。
【0009】
高優先度(例えば、URLLCの)HARQ-ACKに対する影響を最小にするための、eMBB HARQ-ACKコードブックサイズを低減させるためのいくつかの提案が存在する。トランスポートブロック(TB:transport block)に基づくフィードバックを使用して、eMBB HARQ-ACKコードブックを圧縮することによって、またはUCIペイロードサイズにフィードバックを適合させるために必要な程度の数のコンポーネントキャリアを破棄することによって、そのようなサイズの低減を達成することができる。代わりに、eMBB HARQ-ACKおよびURLLC HARQ-ACKに対して独立して最大の許容可能なコードレートが構成されることがあり、eMBB HARQ-ACKを抑制することによって、URLLC HARQ-ACKを拡大することによって、最終的なペイロードが調節されることがある。関連するRRC構成に関係なく、低優先度HARQコードブックを生成するために、空間バンドリング(Spatialbundling)が使用されることがある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0010】
‘NGMN 5G White Paper’ V1.0[online], Next Generation Mobile Networks (NGMN) Alliance, Internet<URL: https://www.ngmn.org/5g-white-paper.html>
3GPP Technical Specification (TS) 38.300 V16.3.0
3GPP Technical Specification (TS) 37.340 V16.3.0
3GPP Technical Report (TR) 38.912 V16.0.0, section 8.2.2.2
【発明の概要】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
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