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公開番号2024150973
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-24
出願番号2023064050
出願日2023-04-11
発明の名称着座率向上装置、着座率向上方法および着座率向上プログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241017BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者が混雑した電車内で空いた座席に着座できる確率を向上できる着座率向上装置を提供する。
【解決手段】着座率向上装置20は、電車内の座席に着座している乗客が撮影された画像または映像に写る乗客の特徴を用いて、乗客が降車する駅である降車駅を予測する予測部21を備える。また、予測部21は、複数の特徴を用いる場合、降車駅の予測に寄与する度合いが高い順に複数の特徴をそれぞれ用いてもよい。また、予測部21は、予測された降車駅で乗客が降車する確率を予測してもよい。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
電車内の座席に着座している乗客が撮影された画像または映像に写る前記乗客の特徴を用いて、前記乗客が降車する駅である降車駅を予測する予測部を備える
ことを特徴とする着座率向上装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
予測部は、複数の特徴を用いる場合、降車駅の予測に寄与する度合いが高い順に前記複数の特徴をそれぞれ用いる
請求項1記載の着座率向上装置。
【請求項3】
予測部は、予測された降車駅で乗客が降車する確率を予測する
請求項1記載の着座率向上装置。
【請求項4】
予測部は、複数の降車駅を確率と共にそれぞれ予測する
請求項3記載の着座率向上装置。
【請求項5】
予測された降車駅を示す情報を、乗客の降車駅の予測を要求した利用者が携帯する端末に向けて送信する送信部を備える
請求項1記載の着座率向上装置。
【請求項6】
電車内に設置されたカメラが撮影した画像または映像、または乗客の降車駅の予測を要求した利用者が携帯する端末のカメラが撮影した画像または映像を受信する受信部を備える
請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の着座率向上装置。
【請求項7】
電車内の座席に着座している乗客が撮影された画像または映像に写る前記乗客の特徴を用いて、前記乗客が降車する駅である降車駅を予測する
ことを特徴とする着座率向上方法。
【請求項8】
複数の特徴を用いる場合、降車駅の予測に寄与する度合いが高い順に前記複数の特徴をそれぞれ用いる
請求項7記載の着座率向上方法。
【請求項9】
コンピュータに、
電車内の座席に着座している乗客が撮影された画像または映像に写る前記乗客の特徴を用いて、前記乗客が降車する駅である降車駅を予測する予測処理
を実行させるための着座率向上プログラム。
【請求項10】
コンピュータに、
予測処理で、複数の特徴を用いさせる場合、降車駅の予測に寄与する度合いが高い順に前記複数の特徴をそれぞれ用いさせる
請求項9記載の着座率向上プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、着座率向上装置、着座率向上方法および着座率向上プログラムに関し、特に電車内の画像または映像を用いて乗客の降車駅を予測する着座率向上装置、着座率向上方法および着座率向上プログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
電車は、通勤や通学において多く使用される交通手段の1つである。通勤や通学を行う人が多い朝の時間帯では、多くの人が電車に乗る。よって、朝の時間帯において、乗客が電車内の座席に座ることは困難である。
【0003】
例えば、電車で通勤を数時間行う乗客にとって、座席に座れないために長時間立ったままの姿勢を維持することは、疲労がたまる原因の1つである。
【0004】
毎日の出退勤時刻を労働者自身が決定できるフレックスタイム制等を利用すれば、乗客は、朝の時間帯を回避して電車で通勤できる。しかし、朝の時間帯を回避する場合であっても、電車内の座席に座って快適に通勤できるとは限らない。また、学生にとって朝の時間帯を回避して電車で通学することは難しい。
【0005】
特許文献1には、乗客が座席から立った場合に乗客の降車駅を予測する降車駅情報システムが記載されている。特許文献1に記載されている降車駅情報システムは、列車に乗車中の利用者が所持する端末装置を備えた降車駅情報システムである。
【0006】
特許文献1に記載されている端末装置は、撮影手段と、撮影手段により撮影された列車内の撮影画像に基づいて列車内の乗客が立ったことを判定する判定手段と、判定手段により乗客が立ったことが判定されたときの利用者の位置情報を取得する位置情報取得手段とを備える。
【0007】
また、特許文献1に記載されている端末装置は、位置情報取得手段により取得された利用者の位置情報に基づいて乗客の降車駅を特定する降車駅特定手段をさらに備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2021-111169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に記載されている降車駅情報システムの利用者である乗客は、座席から立った乗客の降車駅を予測できる。すなわち、特許文献1に記載されている降車駅情報システムの利用者は、主に予測された降車駅に電車が到着する直前に、判定対象の乗客が座っていた座席に着座できると判断できる。
【0010】
しかし、特許文献1に記載されている降車駅情報システムが利用される場合、上述したように判定対象の乗客が座席から立ってから降車駅の予測が行われる。電車が降車駅に到着する直前に降車駅の予測が行われると、予測のタイミングと判定対象の乗客が電車を降りるタイミングが殆ど変わらなくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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