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公開番号
2024140655
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-10
出願番号
2023051911
出願日
2023-03-28
発明の名称
信号処理装置、信号処理方法およびプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04W
72/566 20230101AFI20241003BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】移動体の状況に応じた好適なデータ送信を行う信号処理装置、信号処理方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】信号処理装置10において、読取部11は、移動体が有する複数の通信方式のそれぞれの特徴を示す特徴情報と、移動体が発信可能なデータの種類と優先度とを紐付けた優先度情報と、のそれぞれを記憶装置から読み取る。電波環境取得部12は、複数の通信方式のそれぞれの電波環境に関する情報を取得する。発信前データ受付部13は、移動体が発信するために生成した発信前データを受け付ける。発信条件設定部14は、特徴情報と、優先度情報と、電波環境と、に基づいて発信前データを発信する際の優先度と通信方式との設定処理を行う。出力部15は、設定処理に基づいて、発信前データを通信方式の通信を行う通信装置に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体が有する複数の通信方式のそれぞれの特徴を示す特徴情報と、前記移動体が発信可能なデータの種類と優先度とを紐付けた優先度情報と、のそれぞれを記憶装置から読み取る読取部と、
前記複数の通信方式のそれぞれの電波環境に関する情報を取得する電波環境取得部と、
前記移動体が発信するために生成した発信前データを受け付ける発信前データ受付部と、
前記特徴情報と、前記優先度情報と、前記電波環境と、に基づいて前記発信前データを発信する際の前記優先度と前記通信方式との設定処理を行う発信条件設定部と、
前記設定処理に基づいて、前記発信前データを前記通信方式の通信を行う通信装置に出力する出力部と、を備える
信号処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記読取部は、前記通信方式の通信速度に関する情報を含む前記特徴情報を読み取る、
請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項3】
前記読取部は、前記移動体の識別信号にかかる識別用データの優先順位を他のデータの優先順位より高く設定する前記優先度情報を読み取る、
請求項2に記載の信号処理装置。
【請求項4】
前記発信条件設定部は、前記発信前データのデータ量を加味して前記設定処理を行う、
請求項2に記載の信号処理装置。
【請求項5】
前記発信可能なデータは、前記移動体の識別用データ、前記移動体が有するカメラが撮影した画像データ、および所定のセンサが測定した測定データの少なくともいずれか1つを含む、
請求項1に記載の信号処理装置。
【請求項6】
前記発信条件設定部は、前記通信装置から発信中のデータが存在する場合には、前記発信中のデータの前記優先度と前記発信前データの前記優先度とに基づいて、前記優先度が相対的に高いデータを優先して発信する前記設定処理を行う、
請求項1~5のいずれか一項に記載の信号処理装置。
【請求項7】
前記移動体を制御する移動体制御部からの要求に応じて前記記憶装置が記憶する前記優先度情報を更新する優先度更新部をさらに備える、
請求項6に記載の信号処理装置。
【請求項8】
予め設定された前記移動体の複数の運航状態を記憶する運航状態記憶部をさらに備え、
前記読取部は、移動中の前記移動体の前記運航状態に応じた前記優先度情報を読み取る、
請求項6に記載の信号処理装置。
【請求項9】
コンピュータが、
移動体が有する複数の通信方式のそれぞれの特徴を示す特徴情報と、前記移動体が発信可能なデータの種類と優先度とを紐付けた優先度情報と、のそれぞれを記憶装置から読み取り、
前記複数の通信方式のそれぞれの電波環境を取得し、
前記移動体が発信するために生成した発信前データを受け付け、
前記特徴情報と、前記優先度情報と、前記電波環境と、に基づいて前記発信前データを発信する際の前記優先度と前記通信方式との設定処理を行い、
前記設定処理に基づいて、前記発信前データを前記通信方式の通信を行う通信装置に出力する、
信号処理方法。
【請求項10】
移動体が有する複数の通信方式のそれぞれの特徴を示す特徴情報と、前記移動体が発信可能なデータの種類と優先度とを紐付けた優先度情報と、のそれぞれを記憶装置から読み取り、
前記複数の通信方式のそれぞれの電波環境を取得し、
前記移動体が発信するために生成した発信前データを受け付け、
前記特徴情報と、前記優先度情報と、前記電波環境と、に基づいて前記発信前データを発信する際の前記優先度と前記通信方式との設定処理を行い、
前記設定処理に基づいて、前記発信前データを前記通信方式の通信を行う通信装置に出力する、
信号処理方法を、コンピュータに実行させる
プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は信号処理装置、信号処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
社会生活において、例えばドローンあるいはUAS(Unmanned Aircraft System)と称される飛行体のように、新たな技術を利用した移動体が普及している。このような移動体は、無線通信により管理装置との情報交換を行う。移動体の無線通信に関連する技術については、種々の提案が行われている。
【0003】
例えば、特許文献1に記載の移動体通信システムは、制御チャネルに干渉障害が検出された場合、無線機を予備機に切替え干渉障害が解消しない場合は予備周波数の空き状況を参照し、使用可能な制御チャネルを選択して再割当てを行う。
【0004】
特許文献2に記載の技術は、送信データと各通信方式の適合度情報を設定し、適合度が所定値以上の通信方式が利用可能な場合はその方式で送信し、利用可能な通信方式が無い場合は適合度所定値以上の通信方式が現れるまでデータを保持後送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-013912号公報
特開2005-217515号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、移動体の無線通信においては、移動体の置かれた状況を考慮した通信を行うことが好ましい。例えば移動体の運航を管理する管理システムとの通信を行う場合に、FIFO(First In First Out)による通信を行った場合、運航管理に必須のデータの送信が遅延し、運航に支障を来す虞がある。
【0007】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、移動体の状況に応じた好適なデータ送信を行う信号処理装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示にかかる信号処理装置は、読取部と、電波環境取得部と、発信前データ受付部と、発信条件設定部と、出力部と、を有する。読取部は、移動体が有する複数の通信方式のそれぞれの特徴を示す特徴情報と、移動体が発信可能なデータの種類と優先度とを紐付けた優先度情報と、のそれぞれを記憶装置から読み取る。電波環境取得部は、複数の通信方式のそれぞれの電波環境に関する情報を取得する。発信前データ受付部は、移動体が発信するために生成した発信前データを受け付ける。発信条件設定部は、特徴情報と、優先度情報と、電波環境と、に基づいて発信前データを発信する際の優先度と通信方式との設定処理を行う。出力部は、設定処理に基づいて、発信前データを通信方式の通信を行う通信装置に出力する。
【0009】
本開示にかかる信号処理方法は、コンピュータが以下の処理を実行する。コンピュータは、移動体が有する複数の通信方式のそれぞれの特徴を示す特徴情報と、移動体が発信可能なデータの種類と優先度とを紐付けた優先度情報と、のそれぞれを記憶装置から読み取る。コンピュータは、複数の通信方式のそれぞれの電波環境に関する情報を取得する。コンピュータは、移動体が発信するために生成した発信前データを受け付ける。コンピュータは、特徴情報と、優先度情報と、電波環境と、に基づいて発信前データを発信する際の優先度と通信方式との設定処理を行う。コンピュータは、設定処理に基づいて、発信前データを通信方式の通信を行う通信装置に出力する。
【0010】
本開示にかかるプログラムは、コンピュータに以下の処理を実行させる。コンピュータは、移動体が有する複数の通信方式のそれぞれの特徴を示す特徴情報と、移動体が発信可能なデータの種類と優先度とを紐付けた優先度情報と、のそれぞれを記憶装置から読み取る。コンピュータは、複数の通信方式のそれぞれの電波環境に関する情報を取得する。コンピュータは、移動体が発信するために生成した発信前データを受け付ける。コンピュータは、特徴情報と、優先度情報と、電波環境と、に基づいて発信前データを発信する際の優先度と通信方式との設定処理を行う。コンピュータは、設定処理に基づいて、発信前データを通信方式の通信を行う通信装置に出力する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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