TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024128246
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-24
出願番号2023037119
出願日2023-03-10
発明の名称エアコン室外機用遮光シート
出願人株式会社ナム
代理人個人,個人
主分類F24F 1/58 20110101AFI20240913BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】遮光シートに間隙形成部材を設けずに、遮光シートの下面とエアコン室外機の天板の上面との間に大きな空気の流通空間を形成し、エアコン室外機の天板からも熱を放出させることを可能にしたエアコン室外機用遮光シートを提供すること。
【解決手段】貼着部材4を、エアコン室外機5の天板51の奥行寸法Dよりも大きい間隔Wで遮光シート1に平行に取り付け、一方側の貼着部材4をエアコン室外機5の天板51の前縁に沿って、他方側の貼着部材4をエアコン室外機5の天板51の後縁に沿ってそれぞれ貼着することによって、遮光シート1の下面11とエアコン室外機5の天板51の上面との間に貼着部材4の厚みtよりも大きな寸法Tの空気の流通空間Cが形成されるようにする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
遮光シートを貼着部材を介してエアコン室外機の天板を覆って配設するようにするエアコン室外機用遮光シートにおいて、前記貼着部材を、エアコン室外機の天板の奥行寸法よりも大きい間隔で遮光シートに平行に取り付け、一方側の貼着部材をエアコン室外機の上前縁に沿って、他方側の貼着部材をエアコン室外機の上後縁に沿ってそれぞれ貼着することによって、遮光シートの下面とエアコン室外機の天板の上面との間に貼着部材の厚みよりも大きな寸法の空気の流通空間が形成されるようにしたことを特徴とするエアコン室外機用遮光シート。
続きを表示(約 230 文字)【請求項2】
前記遮光シートの上面が、傾斜面に形成されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のエアコン室外機用遮光シート。
【請求項3】
前記遮光シートの上面が、三角屋根形に形成されるようにしたことを特徴とする請求項2に記載のエアコン室外機用遮光シート。
【請求項4】
前記遮光シートが、エアコン室外機の前方及び/又は後方に張り出す庇部を備えるようにしたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のエアコン室外機用遮光シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアコン室外機用シートに関し、特に、直射日光を遮り、エアコン室外機からの熱放出を効率的に行えるように遮光シートの下面とエアコン室外機の天板の上面との間に空気の流通空間を形成し、エアコン室外機の天板からも熱を放出させることを可能にしたエアコン室外機用遮光シートに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、エアコン室外機には、エアコン室外機を雨露から保護するとともに、太陽からの強い直射日光を遮蔽してエアコン室外機の温度上昇を防ぐため、雨除け用の屋根或いはシェードを取り付けるようにすることがある。
このエアコン室外機用屋根としては室外機形状に合わせて室外機外に枠を別設し、該枠に合成樹脂製の波板等の屋根板を取り付けるように構成している。このため、エアコン室外機の大きさ、形状に合わせて形成することができる利点がある。
【0003】
ところで、従来のエアコン室外機用屋根は、枠と屋根板とより構成するので必然的にその構成が複雑となり、高価となり、その取り付けが困難になるという問題があった。
また、太陽の直射日光、特に真夏の強力な直射日光を遮蔽するため、特許文献1に開示されているようなエアコン室外機用シェードが提案されている。このエアコン室外機用シェードは遮光シート(遮光ボード)とこの遮光シートの一面に積層された金属膜を含む反射板とからなり、これをエアコン室外機の天板上に直接接触するようにして配設し、該エアコン室外機用シェードをエアコン室外機に平ベルトにて結んで固定するように構成しているので、強い直射光線も遮ることができる。また、その構成も屋根式に比べ簡単となり、かつエアコン室外機に簡易に取り付けられる利点がある。
【0004】
しかし、このエアコン室外機用シェードはエアコン室外機の天板上に沿って直接接触しているため、強い太陽の直射光線は遮ることができても、エアコン室外機の天板が該エアコン室外機用シェードにて保温されるようになり、エアコン室外機本体内で産出される熱はこのエアコン室外機用シェードにて遮られて室外機の天板からの放熱が妨げられるので放熱作用が低下するという問題があった。
そして、エアコン室外機が昇温すると、特に夏場の冷房運転時には冷媒冷却効率が低下して、冷房能力の低下を招き、これにより電力を無駄に消費するという問題があった。
【0005】
この問題に対処するために、直射日光を遮り、エアコン室外機からの熱放出を効率的に行えるように室外機の天板とエアコン室外機用遮光シート(遮光ボード)間に空気の流通を可能とする隙間を形成し、エアコン室外機の天板からも熱を放出させることを可能にしたエアコン室外機用遮光シートが提案されている(特許文献2参照。)。
このエアコン室外機用遮光シートは、図11に示すように、エアコン室外機5の天面側を直射日光を遮るようにした十分な大きさを有する遮光シート1を主体とし、遮光シート1の片面に直射日光を反射するようにした光線反射層を一体に形成し、遮光シート1の下面に2個以上(本例においては、3個。)の間隙形成部材2を並設することで空気の流通空間Cを形成して構成している。そして、遮光シート1の間隙形成部材2を設けた箇所に締結具3を挿通する挿通孔Hを穿設してエアコン室外機5に締結具3を掛け渡して固定するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3141403号公報
実用新案登録第3179448号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、特許文献2に開示したエアコン室外機用遮光シートの場合、遮光シート1に間隙形成部材2を設ける必要があり、コスト増になるとともに、大きな空気の流通空間を形成し難いという問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題点に鑑み、遮光シートに間隙形成部材を設けずに、遮光シートの下面とエアコン室外機の天板の上面との間に大きな空気の流通空間を形成し、エアコン室外機の天板からも熱を放出させることを可能にしたエアコン室外機用遮光シートを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明のエアコン室外機用遮光シートは、遮光シートを貼着部材を介してエアコン室外機の天板を覆って配設するようにするエアコン室外機用遮光シートにおいて、前記貼着部材を、エアコン室外機の天板の奥行寸法よりも大きい間隔で遮光シートに平行に取り付け、一方側の貼着部材をエアコン室外機の上前縁に沿って、他方側の貼着部材をエアコン室外機の上後縁に沿ってそれぞれ貼着することによって、遮光シートの下面とエアコン室外機の天板の上面との間に貼着部材の厚みよりも大きな寸法の空気の流通空間が形成されるようにしたことを特徴とする。
【0010】
この場合において、前記遮光シートの上面が、傾斜面に形成されるようにすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社ナム
エアコン室外機用遮光シート
10日前
株式会社コロナ
加湿器
4日前
株式会社コロナ
空気調和機
3日前
株式会社コロナ
石油給湯機
1日前
個人
トイレ用換気機構
4日前
日本キヤリア株式会社
空気調和機
4日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
4日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
4日前
株式会社パロマ
湯沸器
4日前
大阪瓦斯株式会社
温水供給システム
4日前
シャープ株式会社
加湿器
10日前
大和ハウス工業株式会社
除塵装置
4日前
シャープ株式会社
加熱調理機
4日前
日本プラスト株式会社
風向調整装置
7日前
三菱電機株式会社
空気調和機
4日前
シャープ株式会社
加熱調理機
4日前
三菱電機株式会社
給湯システム
14日前
株式会社富士通ゼネラル
温水暖房装置
10日前
株式会社LIXIL
給湯システム
7日前
大阪瓦斯株式会社
熱供給システム
4日前
株式会社LIXIL
給湯システム
7日前
大阪瓦斯株式会社
ミスト機能付き浴室暖房乾燥機
4日前
大阪瓦斯株式会社
熱電併給システム
4日前
日本プラスト株式会社
風向調整装置
4日前
株式会社ナム
エアコン室外機用遮光シート
10日前
アイリスオーヤマ株式会社
空気調和機
4日前
トヨタ自動車株式会社
環境調整システム
4日前
ダイキン工業株式会社
換気装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
調理システム
10日前
ダイキン工業株式会社
空調システム及び換気装置
7日前
株式会社不動テトラ
地中熱交換器の設置方法
14日前
三菱電機株式会社
貯湯式給湯機
14日前
リンナイ株式会社
加熱調理器
4日前
高砂熱学工業株式会社
空調システム
4日前
ヴァレオ システム テルミク
液体加熱装置
4日前
三菱電機株式会社
給湯システム
14日前
続きを見る