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公開番号2024127520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036720
出願日2023-03-09
発明の名称給湯システム
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類F24D 15/00 20220101AFI20240912BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】複数の利用者が入浴を完了するまで浴室を設定温度で保温することのできる給湯システムを提供する。
【解決手段】
給湯機10と、浴室2内の温度を検知する温度センサ26と、浴室2内の利用者の有無を検知する人感センサ27と、浴室2を暖房する浴室暖房機30と、浴室暖房機30を制御する浴室暖房制御装置33とを備え、
浴室暖房制御装置33は、人感センサ27によって利用者の入室が検知された際に、温度センサ26によって検知された温度が設定温度以下であり、給湯機10によって浴室2内の浴槽3に湯はりがされた状態であり、且つ浴槽3内の湯の保温が自動実行されない設定である場合に、浴室暖房機30の運転を開始する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
給湯機と、
浴室内の温度を検知する温度センサと、
前記浴室内の利用者の有無を検知する人感センサと、
前記浴室を暖房する浴室暖房機と、
前記浴室暖房機を制御する浴室暖房制御装置とを備え、
前記浴室暖房制御装置は、前記人感センサによって利用者の入室が検知された際に、前記温度センサによって検知された温度が設定温度以下であり、前記給湯機によって前記浴室内の浴槽に湯はりがされた状態であり、且つ前記浴槽内の湯の保温が自動実行されない設定である場合に、前記浴室暖房機の運転を開始する給湯システム。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
前記給湯機を制御すると共に、前記浴室暖房制御装置と通信する給湯制御装置を更に備え、
前記浴室暖房制御装置は、前記浴槽への湯はりの情報および前記浴槽内の湯の保温設定の情報を含む給湯機情報を前記給湯制御装置から受信する請求項1記載の給湯システム。
【請求項3】
前記浴室暖房制御装置は、前記浴室暖房機の運転を開始した後に、前記温度センサによって検知された温度が前記設定温度より高くなった場合に前記浴室暖房機の運転を弱める請求項1または請求項2に記載の給湯システム。
【請求項4】
前記浴室暖房制御装置は、前記浴室暖房機の運転を開始した後に、前記人感センサによって利用者の退室が検知された場合に前記浴室暖房機の運転を終了する請求項1または請求項2に記載の給湯システム。
【請求項5】
前記浴室暖房制御装置と回線で接続されたリモコンを更に備え、
前記リモコンは、前記浴室暖房機の運転を禁止する設定を利用者が予め入力可能な操作部を備える請求項1記載の給湯システム。
【請求項6】
前記浴室暖房制御装置と回線で接続されたリモコンを更に備え、
前記リモコンは、前記浴室暖房機が運転を開始した場合に、その旨を報知する報知部を備える請求項1記載の給湯システム。
【請求項7】
前記浴室暖房制御装置と回線で接続されたリモコンを更に備え、
前記リモコンは、前記浴室暖房機が運転を終了した場合に、その旨を報知する報知部を備える請求項4記載の給湯システム。
【請求項8】
前記報知部による報知は、前記リモコンに設けられたディスプレイへの表示である請求項6記載の給湯システム。
【請求項9】
前記報知部による報知は、前記リモコンに設けられたディスプレイへの表示である請求項7記載の給湯システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、給湯システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、暖かい浴室で利用者が入浴できるように、温度センサで検知された浴室温度が設定温度以下の場合、湯はり運転に連動して浴室暖房機が運転を開始する給湯システムが開示されている。
【0003】
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-276966号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一度湯はりを完了した後に保温や追いだきをしないと、徐々に浴室内の温度が低くなってしまう。特許文献1の給湯システムは、湯はり運転と連動して浴室暖房機が動作するため、たとえ浴室内の温度が低くなっても、湯はりを完了した後には浴室暖房機は動作しない。このため、例えば、複数の利用者が順番に入浴した場合、順番の遅い利用者は、温度の低い浴室で入浴しなければならないといった課題があった。
【0006】
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、湯はりを完了してから時間が経った後も暖かい浴室での入浴が可能となる給湯システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係る給湯システムは、給湯機と、浴室内の温度を検知する温度センサと、浴室内の利用者の有無を検知する人感センサと、浴室を暖房する浴室暖房機と、浴室暖房機を制御する浴室暖房制御装置とを備え、浴室暖房制御装置は、人感センサによって利用者の入室が検知された際に、温度センサによって検知された温度が設定温度以下であり、給湯機によって浴室内の浴槽に湯はりがされた状態であり、且つ浴槽内の湯の保温が自動実行されない設定である場合に、浴室暖房機の運転を開始する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る給湯システムは、湯はりを完了してから時間が経った後も暖かい浴室での入浴が可能になるといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る給湯システムの構成を示す図である。
実施の形態1に係る給湯システムが有するリモコンの構造を示す断面図である。
実施の形態1に係る給湯システムの制御手順を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る給湯システムの制御手順を示すフローチャートである。
実施の形態1に係る給湯システムの制御手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を実施するための形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
(【0011】以降は省略されています)

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