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公開番号
2024127524
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-20
出願番号
2023036725
出願日
2023-03-09
発明の名称
貯湯式給湯機
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人加藤国際特許事務所
主分類
F24H
1/18 20220101AFI20240912BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】夜間時間帯での湯切れを防止する使い勝手のよい貯湯式給湯機を提供する。
【解決手段】貯湯式給湯機は、加熱手段7を動作させて湯水を沸上げる沸上げ動作を昼間時間帯に行うように設定する設定手段44、設定手段44からの指令に従い昼間時間帯に湯水を沸上げるよう加熱手段7を制御し、昼間時間帯に行う沸上げ動作が設定されている状態で貯湯タンク8に湯切れが発生したか否かを昼間時間帯以外の時間帯に判断し、湯切れが発生したと判断すると昼間時間帯以外の時間帯に湯水を沸上げるよう加熱手段7を制御する制御手段36を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
貯湯タンク、
前記貯湯タンクに貯えられるべき湯水を加熱する加熱手段、及び、
前記加熱手段を動作させて湯水を沸上げる沸上げ動作を昼間時間帯に行うように設定する設定手段、及び、
前記昼間時間帯に行う前記沸上げ動作が設定されている状態で前記貯湯タンクに湯切れが発生したか否かを前記昼間時間帯以外の時間帯に判断し、前記湯切れが発生したと判断すると前記昼間時間帯以外の時間帯に湯水を沸上げるよう前記加熱手段を制御する制御手段を備える、貯湯式給湯機。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記湯切れが発生したと判断すると、前記昼間時間帯に行う前記沸上げ動作によって生成される湯量よりも少ない湯量の湯を生成するよう前記加熱手段を制御する、請求項1に記載の貯湯式給湯機。
【請求項3】
前記制御手段は、過去の給湯使用量に基づき前記昼間時間帯に行う前記沸上げ動作の開始時刻を学習演算し、前記加熱手段はその演算された前記開始時刻に前記沸上げ動作を開始する、請求項1に記載の貯湯式給湯機。
【請求項4】
前記制御手段は、前記湯切れが発生したと判断して前記貯湯タンクに貯まる湯量が所定量になるまで湯水を沸き上げるよう前記加熱手段を制御し、前記所定量をその日の使用した湯量に応じて変更するように制御する、請求項1に記載の貯湯式給湯機。
【請求項5】
前記制御手段は、前記所定量に上限値を設ける、請求項4記載の貯湯式給湯機。
【請求項6】
前記制御手段は、前記昼間時間帯に行う前記沸上げ動作が設定されている状態において前記沸上げ動作を停止する機能を有する、請求項1に記載の貯湯式給湯機。
【請求項7】
前記昼間時間帯において前記沸上げ動作を停止しているか否かの状態を報知する報知手段を備える、請求項6に記載の貯湯式給湯機。
【請求項8】
前記昼間時間帯以外の時間帯において湯の沸き上げを実施中であるか否かの状態を報知する報知手段を備える、請求項1に記載の貯湯式給湯機。
【請求項9】
前記制御手段は、前記湯切れが発生したと判断して前記貯湯タンクに貯まる湯量が所定量になるまで湯水を沸き上げるよう前記加熱手段を制御し、
前記設定手段は使用者によって操作されて前記所定量を変更可能に設定する、請求項1に記載の貯湯式給湯機。
【請求項10】
前記昼間時間帯では、家庭内に設けられる発電設備で発電された電力を使って湯水の沸き上げを実施し、前記昼間時間帯以外の時間帯では、商用電力系統から供給される電力を使って湯水の沸上げを実施するように構成される、請求項1~請求項9のいずれか一項に記載の貯湯式給湯機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、貯湯タンクを有する貯湯式給湯機に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、発電設備によって生じる余剰電力の予測推移に基づいて、給湯機の沸上げ運転によって沸上げる貯湯量を決定する給湯機が開示されている。この給湯機は湯水を沸上げるための複数の制御モードを有し、利用者は複数の制御モードのなかから一つを選択することができる。制御モードには、余剰電力で湯の沸上げを行わない「停止モード」、余剰電力を用いて昼間に湯水を沸上げる「通常モード」、通常モードよりも昼間の沸上げ湯量を少なくする「少なめモード」、及び、通常モードよりも昼間の沸上げ湯量を多くする「多めモード」がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/008636号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
太陽光発電等の余剰電力を用いて湯の沸上げを行う給湯機では、その余剰電力を有効活用しつつ、消費電力を抑えるために夜間時間帯での沸上げ運転を停止することが望ましい。しかしその場合、突発的な湯の使用によって湯切れが発生してしまうといった問題がある。
【0005】
本開示は、上記のような課題を解決するため、夜間時間帯での湯切れを防止する使い勝手のよい貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る貯湯式給湯機は、加熱手段を動作させて湯水を沸上げる沸上げ動作を昼間時間帯に行うように設定する設定手段、設定手段からの指令に従い昼間時間帯に湯水を沸上げるよう加熱手段を制御し、昼間時間帯に行う沸上げ動作が設定されている状態で貯湯タンクに湯切れが発生したか否かを昼間時間帯以外の時間帯に判断し、湯切れが発生したと判断すると昼間時間帯以外の時間帯に湯水を沸上げるよう加熱手段を制御する制御手段を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る貯湯式給湯機によれば、夜間時間帯での湯切れを防止することができ、貯湯式給湯機の使い勝手がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1に係る貯湯式給湯機35の構成図である。
貯湯式給湯機35の沸上げ動作を説明するフローチャートである。
貯湯式給湯機35のリモコン装置44が備える表示部44aの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本開示の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面及び以下の説明において、同一のもの及び実質的に同一のものには同一の符号を付し、同一の符号を付したものの説明は繰り返さない。
【0010】
実施の形態1.
図1は、本開示の実施の形態1に係る貯湯式給湯機35の構成図である。貯湯式給湯機35として、ヒートポンプサイクルを利用して湯水を沸上げるヒートポンプ給湯機が例示される。貯湯式給湯機35は、タンクユニット33と、HPユニット7と、HP往き配管14及びHP戻り配管15と、運転動作の指令及び設定値の変更操作をするリモコン装置44とを備えている。HPユニット7とタンクユニット33とはHP往き配管14及びHP戻り配管15の各々を介して接続され、さらに図示しない電気配線とを介して接続されている。「HP」はヒートポンプ(Heat Pump)の略語である。タンクユニット33には、制御部36が内蔵されている。タンクユニット33及びHPユニット7が備える各種弁類、ポンプ類等の作動は、これらと電気的に接続された制御部36により制御される。制御部36とリモコン装置44とは、相互通信可能に接続されている。リモコン装置44には、図示を省略するが、貯湯式給湯機35の状態等の情報を表示する表示部、使用者が操作するスイッチ等の操作部、スピーカ、マイク等が搭載されている。
(【0011】以降は省略されています)
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