TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024126925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023035688
出願日2023-03-08
発明の名称キャビネット
出願人株式会社荏原製作所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 7/23 20060101AFI20240912BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】簡単な構造で雨水などの液体の浸入を防止することができるキャビネットが提供される。
【解決手段】キャビネット30は、キャビネット本体31と、カバー35と、を備える。カバー35は、傾斜面66A上をスライド移動するスライド突起100を有している。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
キャビネット本体と、
前記キャビネット本体に着脱可能に取り付けられたカバーと、を備え、
前記キャビネット本体は、前記カバーに対向する正面部から前記正面部の反対側に配置された背面部に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面を有する上面部を備えており、
前記カバーは、前記傾斜面上をスライド移動するスライド突起を有しており、
前記スライド突起は、前記傾斜面に滑らかに接触する曲面部を有している、キャビネット。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記スライド突起は、前記曲面部から折れ曲がる折れ曲がり部を有しており、
前記カバーを前記キャビネット本体に取り付けたとき、前記折れ曲がり部は、前記上面部に形成された段部に接触する、請求項1に記載のキャビネット。
【請求項3】
前記スライド突起は、
前記カバーの上面壁から下方に延び、かつ前記曲面部に接続された第1部位と、
前記上面壁と平行に延び、かつ前記第1部位に接続された第2部位と、を有している、請求項1に記載のキャビネット。
【請求項4】
前記スライド突起は、前記第2部位に接続され、かつ前記第1部位と平行に延びる第3部位をさらに有しており、
前記カバーは、前記第3部位に取り付けられ、かつ前記スライド突起のスライド移動により、前記キャビネット本体に押し付けられるシール部材を備えている、請求項3に記載のキャビネット。
【請求項5】
前記スライド突起は、前記第3部位に接続され、かつ前記カバーの正面壁を補強する第4部位をさらに有している、請求項4に記載のキャビネット。
【請求項6】
前記第1部位、前記第2部位、前記第3部位、および前記第4部位を有する前記スライド突起は、一体成形部材である、請求項5に記載のキャビネット。
【請求項7】
前記傾斜面は、前記正面部の側に配置された正面側傾斜面であり、
前記上面部は、前記背面部の側に配置された背面側傾斜面をさらに有しており、
前記正面側傾斜面は、前記背面側傾斜面よりも大きな傾斜角度を有している、請求項1に記載のキャビネット。
【請求項8】
前記正面側傾斜面および前記背面側傾斜面を有する上面部は、一体成形部材である、請求項7に記載のキャビネット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャビネットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスビルやマンションなどの建物に水を供給するためのポンプ装置を備えた給水装置が知られている。給水装置は、ポンプ装置と、ポンプ装置を収納するキャビネットと、を備えている。ポンプ装置は、水を圧送するためのポンプと、ポンプを駆動するためのモータと、モータの運転を制御する制御装置と、を備えている。キャビネットは、ポンプ装置を収納しており、屋外に設置可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-11621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
キャビネット内の電子機器(特に、モータや制御装置などの電気電子部品)が雨などの液体に接触すると、電子機器が故障するおそれがある。したがって、液体の、キャビネット内への浸入を防止することは重要である。特に、近年では、台風などの強風、強雨が多く発生しており、液体がキャビネット内に浸入する危険性が高くなっている。
【0005】
そこで、本発明は、簡単な構造で雨水などの液体の浸入を防止することができるキャビネットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様では、キャビネット本体と、前記キャビネット本体に着脱可能に取り付けられたカバーと、を備えるキャビネットが提供される。前記キャビネット本体は、前記カバーに対向する正面部から前記正面部の反対側に配置された背面部に向かって斜め下方に傾斜する傾斜面を有する上面部を備えており、前記カバーは、前記傾斜面上をスライド移動するスライド突起を有しており、前記スライド突起は、前記傾斜面に滑らかに接触する曲面部を有している。
【0007】
一態様では、前記スライド突起は、前記曲面部から折れ曲がる折れ曲がり部を有しており、前記カバーを前記キャビネット本体に取り付けたとき、前記折れ曲がり部は、前記上面部に形成された段部に接触する。
一態様では、前記スライド突起は、前記カバーの上面壁から下方に延び、かつ前記曲面部に接続された第1部位と、前記上面壁と平行に延び、かつ前記第1部位に接続された第2部位と、を有している。
一態様では、前記スライド突起は、前記第2部位に接続され、かつ前記第1部位と平行に延びる第3部位をさらに有しており、前記カバーは、前記第3部位に取り付けられ、かつ前記スライド突起のスライド移動により、前記キャビネット本体に押し付けられるシール部材を備えている。
【0008】
一態様では、前記スライド突起は、前記第3部位に接続され、かつ前記カバーの正面壁を補強する第4部位をさらに有している。
一態様では、前記第1部位、前記第2部位、前記第3部位、および前記第4部位を有する前記スライド突起は、一体成形部材である。
一態様では、前記傾斜面は、前記正面部の側に配置された正面側傾斜面であり、前記上面部は、前記背面部の側に配置された背面側傾斜面をさらに有しており、前記正面側傾斜面は、前記背面側傾斜面よりも大きな傾斜角度を有している。
一態様では、前記正面側傾斜面および前記背面側傾斜面を有する上面部は、一体成形部材である。
【発明の効果】
【0009】
スライド突起を有するカバーをキャビネット本体に取り付けることにより、カバーは、キャビネット本体に密着する。したがって、キャビネットは、簡単な構造で液体の浸入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
給水装置の一実施形態を示す模式図である。
複数のポンプを備えた給水装置の内部構造の一実施形態を示す正面図である。
キャビネットの斜視図である。
キャビネットの正面図である。
図5(a)はキャビネット本体に取り付けられたカバーを示す側面図であり、図5(b)はキャビネット本体に取り付けられるカバーを示す図である。
キャビネット本体に取り付けられたカバーを示す上面図である。
キャビネットの上部を示す拡大斜視図である。
図8(a)はキャビネットの上部を示す拡大側面図であり、図8(b)は異なる傾斜角度を有するキャビネット本体の上面壁を示す図である。
正面側傾斜面に接触するスライド突起を示す図である。
キャビネット本体に密着するシール部材を示す図である。
折れ曲がり部を有するスライド突起のメリットを説明するための図である。
図12(a)および図12(b)は、スライド突起の突起部の変形例を示す図である。
図13(a)はスライド突起の全体を示す斜視図であり、図13(b)はスライド突起に装着されたトップシールを示す図である。
図14(a)乃至図14(c)は、スライド突起の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
防犯網戸システム
21日前
三協立山株式会社
建具
2か月前
アルインコ株式会社
連梯子
3か月前
アルインコ株式会社
作業台
21日前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
3か月前
株式会社ニチベイ
ブラインド
2か月前
三協立山株式会社
開口部装置
3日前
三協立山株式会社
開口部装置
3日前
積水ハウス株式会社
梯子
1か月前
豊和工業株式会社
止水パネルの取付具
1か月前
個人
戸板密着機構及びそれを含む戸
2か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
13日前
株式会社高橋監理
防火設備用の非常出入引戸
2日前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
建具
1か月前
株式会社LIXIL
雨戸
2か月前
株式会社LIXIL
建具
2日前
富士フイルム株式会社
居室設備
今日
株式会社LIXIL
建具
2か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
27日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
27日前
文化シヤッター株式会社
シャッター装置
3か月前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
27日前
株式会社ニチベイ
電動ブラインド
9日前
三和シヤッター工業株式会社
扉体
27日前
株式会社 浅原
建物の出入口部開閉装置
3日前
株式会社LIXIL
サッシ
2日前
株式会社ショーワ興業
梯子用架台
2か月前
文化シヤッター株式会社
シャッター装置
2か月前
株式会社LIXIL
サッシ
3日前
株式会社横引SR
L型横引シャッター装置
2か月前
個人
ドアとフェンスとを連関させる防犯用ドア装置
1か月前
続きを見る