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公開番号2024088940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022203994
出願日2022-12-21
発明の名称連梯子
出願人アルインコ株式会社
代理人個人
主分類E06C 7/06 20060101AFI20240626BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】下梯子に上梯子を上下移動自在に並設した連梯子を提供する。
【解決手段】下梯子の上端近傍部に固定されて上梯子の左右柱脚を摺動自在に保持する固定側ガイド(3K)と、上梯子の下端近傍部に固定されて下梯子の左右柱脚を摺動自在に保持する移動側ガイド(3M)を設け、上梯子(2)の左右柱脚の下端近傍部に踏桟が設けられていない非連結部(2X)を形成し、該非連結部に上梯子の下動を阻止する係止機構(5)の係止体(8)を設けた連梯子において、下梯子及び上梯子は、少なくとも左右柱脚の表面に着色膜を有しており、前記固定側ガイド及び移動側ガイドは、左右柱脚を摺動自在に保持する保持部に合成樹脂製の保持材(13)を設けており、前記移動側ガイド(3M)は、前記上梯子の左右柱脚の非連結部(2X)において最下位の踏桟(2a1)と前記係止体(8)の間の位置に設けられている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
上下に間隔をあけて配置された踏桟により左右一対の柱脚を連結した下梯子と上梯子が構成され、上梯子が下梯子の背面側にガイド機構を介して上下移動自在に連結状態で並設され、上下移動により両梯子の踏桟が相互に上下方向に整列状態とされたとき上梯子の下動を阻止する係止機構が設けられており、
前記ガイド機構(3)は、下梯子の上端近傍部に固定されて上梯子の左右柱脚を摺動自在に保持する固定側ガイド(3K)と、上梯子の下端近傍部に固定されて下梯子の左右柱脚を摺動自在に保持する移動側ガイド(3M)により構成され、
前記係止機構(5)は、上梯子の左右柱脚の内側に回動自在に枢結された係止体(8)と、該係止体を下梯子の踏桟に交差姿勢とするように保持するスプリングを備え、前記係止体は、上梯子が上下動するときは下梯子の踏桟の摺擦を受けて上下回動することにより該踏桟を乗り越えると共に、上梯子が上動するとき下梯子の踏桟の踏面と背面に係止するほぼL形の切欠き部(12)を備え、該切欠き部を係止した状態で上梯子の上動は許すが下動は阻止するように構成されて成る連梯子において、
前記上梯子(2)は、上下方向に所定ピッチで間隔をあけて踏桟(2a)を配置する一方において、最下位の踏桟(2a1)と該踏桟の上に配置される次の踏桟(2a2)の間隔を2倍のピッチとすることにより、両踏桟の間において相互に踏桟で連結されていない左右柱脚の非連結部(2X)を形成し、該非連結部に前記係止体(8)を設けており、
前記下梯子及び上梯子は、少なくとも左右柱脚の表面に着色膜を有しており、前記固定側ガイド及び移動側ガイドは、左右柱脚を摺動自在に保持する保持部に合成樹脂製の保持材(13)を設けており、
前記移動側ガイド(3M)は、前記上梯子の左右柱脚の非連結部(2X)において、最下位の踏桟(2a1)と前記係止体(8)の間の位置に設けられて成ることを特徴とする連梯子。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記係止体(8)は、上側爪部(10)と下側爪部(11)を備え、両爪部の間に前記切欠き部(12)を形成すると共に、該切欠き部の反対側における上側爪部と下側爪部の外側縁部に傾斜カム部を形成しており、
前記上側爪部の傾斜カム部は、上梯子が上動するとき、下梯子の踏桟の摺擦を受けて係止体を下回動させるように構成され、前記下側爪部の傾斜カム部は、上梯子が下動するとき、下梯子の踏桟の摺擦を受けて係止体を上回動させるように構成されており、
前記下梯子及び上梯子は、踏桟(1a)(2a)の表面に着色膜を有しており、前記上側爪部と下側爪部の傾斜カム部(15a)(15b)を合成樹脂製のカバー材(15)により形成して成ることを特徴とする請求項1に記載の連梯子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の梯子を相互に上下移動自在に並設した連梯子に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
連梯子は、下梯子に対して上梯子を上下移動自在に連結状態で並設している。そこで、上梯子を上動させた状態で使用することにより、高所作業のための高さ範囲を拡張可能とする反面、上梯子を下動させて下梯子の背面に重なるように格納することにより、コンパクトな状態で持ち運びや保管を可能にする利点がある。
【0003】
下梯子及び上梯子は、それぞれ、上下に間隔をあけて配置された踏桟により左右一対の柱脚を連結することにより構成され、上梯子が下梯子の背面側にガイド機構を介して上下移動自在に連結状態で並設され、上下移動により両梯子の踏桟が相互に上下方向に整列状態とされたとき上梯子の下動を阻止する係止体を備えた係止機構が設けられている。
【0004】
前記梯子を構成する柱脚及び踏桟は、アルミニウム等の金属により押出成形された型材により構成され、型材を切断した所定長さのものが使用されている。
【0005】
前記ガイド機構は、下梯子の上端近傍部に固定されて上梯子の左右柱脚を摺動自在に保持する固定側ガイドと、上梯子の下端近傍部に固定されて下梯子の左右柱脚を摺動自在に保持する移動側ガイドにより構成されている。この際、これらのガイドも、アルミニウム等の金属により押出成形された型材により構成され、型材を切断した所定長さのものが使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実用新案登録第3081014号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述のように、梯子を構成するアルミニウム等の金属製の柱脚及び踏桟は、表面処理を施されているが、一般的に、外観の全体が金属色とされた製品として提供されている。このため、工事用ないし作業用としての製品イメージが定着しており、趣味感に乏しく、しかも、競合製品の間において、外観による差別化が困難である。
【0008】
そこで、梯子を構成する柱脚と踏桟のうち、少なくとも柱脚、好ましくは柱脚及び踏桟の両方を塗装することにより、梯子の外観を金属色とは異なる色彩により表すことが望ましい。
【0009】
ところが、連梯子の場合、下梯子と上梯子は、相互に固定側ガイドや移動側ガイドにより連結され、上下動の際に、金属製のガイドにより柱脚が摺動自在に保持されているので、塗装表面が摺擦されることより、塗装の損傷や剥離を生じるという問題がある。
【0010】
この点の問題を解決するため、本発明者は、固定側ガイドや移動側ガイドに合成樹脂製の保持材を設け、これを塗装表面に摺擦させれば、塗装の損傷や剥離を防止できることを知得した。
(【0011】以降は省略されています)

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