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公開番号2024063826
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022171936
出願日2022-10-27
発明の名称扉枠構造
出願人三和シヤッター工業株式会社
代理人個人,個人
主分類E06B 1/02 20060101AFI20240507BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】シンプルな構成を備えた扉枠構造を提供する。
【解決手段】
壁体1に形成した開口の内部空間には、前記開口の左右に位置して高さ方向に延びる一対の支柱2が設けてあり、支柱2の上端は前記内部空間の天井3に連結されており、支柱2の下端は前記内部空間の床面4に連結されており、左右の支柱2間には、前記開口の上端、下端に位置して上枠5、下枠6が連結されており、上枠5と、下枠6と、支柱2の部分からなる縦枠部2Aと、から、扉体を受け入れる四周枠が形成されている、扉枠構造。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
壁体に形成した開口の内部空間には、前記開口の左右に位置して高さ方向に延びる一対の支柱が設けてあり、前記支柱の上端は前記内部空間の天井に連結されており、前記支柱の下端は前記内部空間の床面に連結されており、
前記左右の支柱間には、前記開口の上端、下端に位置して上枠、下枠が連結されており、
前記上枠と、前記下枠と、前記支柱の部分からなる縦枠部と、から、扉体を受け入れる四周枠が形成されている、
扉枠構造。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記四周枠を形成する上枠、下枠、縦枠部の見付部は、前記壁体の外面と略同一あるいは外部に少し突出した垂直面上に位置しており、
前記支柱は、前記縦枠部の上側に位置する上側部位を備えており、
前記上側部位は、前記壁体の内面の内側に位置している、
請求項1に記載の扉枠構造。
【請求項3】
前記壁体は、壁体ボードから形成されており、
前記壁体ボードは、前記支柱の前記上側部位の外側に位置しており、
前記壁体ボードの一部は、前記上枠の上辺に当接している、
請求項2に記載の扉枠構造。
【請求項4】
前記支柱は、前記縦枠部の下側に位置する下側部位を備えており、
前記下側部位は、前記縦枠部の前記見付部よりも内側に位置している、
請求項1~3いずれか1項に記載の扉枠構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、扉枠構造に係り、詳しくは、点検口を形成する扉枠構造に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
ビルやマンションには、EPSや入居者用の物置のための点検口が設けられる場合が多い。例えば、世帯数の多いマンション等では、点検口の設置個所が多く、また、点検口を開閉する扉装置では、遮音や断熱等の建具性能が要求されないことから、より簡素で安価、かつ、施工効率が良い扉枠構造が要望されている。
【0003】
図8に、点検口を形成する従来の扉枠構造を例示する。このものでは、予め開口部補強材R1、R2を施工した上で、左右の縦枠2´、上枠5´、下枠6´からなる扉枠を取り付けるようになっており、現場進捗に合わせた施工手順が求められ、効率性に課題があった。
【0004】
特許文献1には、施工効率を向上させた点検扉が記載されているが、このものは、天井と床にそれぞれ固定した上基枠、下基枠に対して四方枠組みされた枠体を取り付けるものであり、また、点検扉は閉鎖姿勢において、縦枠の外側に位置している。特許文献1に開示された点検扉が適用され得る現場は限定的である。
特開2002-155670
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、シンプルな構成を備えた扉枠構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明が採用した技術手段は、
壁体に形成した開口の内部空間には、前記開口の左右に位置して高さ方向に延びる一対の支柱が設けてあり、前記支柱の上端は前記内部空間の天井に連結されており、前記支柱の下端は前記内部空間の床面に連結されており、
前記左右の支柱間には、前記開口の上端、下端に位置して上枠、下枠が連結されており、
前記上枠と、前記下枠と、前記支柱の部分からなる縦枠部と、から、扉体を受け入れる四周枠が形成されている、
扉枠構造、である。
1つの態様では、四周枠において、前記縦枠部、前記上枠、前記下枠には、全閉姿勢の扉体の端面が近接する見込面(第1見込辺22、下辺52、上辺61)、及び、前記扉体の内側見付面の戸当たり部(中間見付辺24、垂下辺53、立ち上がり辺63)が形成されている。
【0007】
1つの態様では、前記四周枠を形成する上枠、下枠、縦枠部の見付部は、前記壁体の外面と略同一あるいは外部に少し突出した垂直面上に位置しており、
前記支柱は、前記縦枠部の上側に位置する上側部位を備えており、
前記上側部位は、前記壁体の内面の内側に位置している。
1つの態様では、前記壁体は、壁体ボードから形成されており、
前記壁体ボードは、前記支柱の前記上側部位の外側に位置しており、
前記壁体ボードの一部は、前記上枠の上辺に当接している。
【0008】
1つの態様では、前記支柱は、前記縦枠部の下側に位置する下側部位を備えており、
前記下側部位は、前記縦枠部の前記見付部よりも内側に位置している。
1つの態様では、前記下枠の上辺と前記開口の外側の床が略同一高さに位置している。
1つの態様では、前記下側部位は、前記壁体の内面の内側に位置している。
1つの態様では、前記壁体は、壁体ボードから形成されており、
前記壁体ボードは、前記支柱の前記上側部位の外側に位置しており、
前記壁体ボードの一部は、前記下枠の下辺に当接しており、当該壁体ボードは、前記支柱の前記下側部位の外側に位置している。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る扉枠は、支持機構と縦枠の機能を兼用する一対の支柱と、上枠と、下枠とから形成されており、開口部補強材を用いることが無いシンプルな構成であり、施工も簡略化され施工効率が良い。
また、後述する実施形態から明らかなように、扉枠は溶接を用いることなく、螺子で組み立てることができ、施工効率が良い。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に扉枠構造を備えた扉装置の正面図であり、全閉姿勢にある扉体が示してある一方、壁体は省略されている。
図1に示す扉装置の縦断面図である。
図1に示す扉枠構造のA矢視横断面図である。
本実施形態に係る扉枠構造の縦枠を示す図である。
扉枠構造の縦枠の他の実施形態を示す図である。
本実施形態に係る扉枠構造の上枠を示す図である。
本実施形態に係る扉枠構造の下枠を示す図である。
従来の扉枠構造を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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