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公開番号2024074117
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022185202
出願日2022-11-18
発明の名称縦型ブラインド
出願人株式会社ニチベイ
代理人個人,個人
主分類E06B 9/36 20060101AFI20240523BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】意匠性に優れた縦型ブラインドを提供する。
【解決手段】縦型ブラインドは、ヘッドレール2内にヘッドレール2の長手方向に所定間隔で配置された複数のキャリア3の各々から第1ルーバー及び第2ルーバーが吊り下げられる縦型ブラインドである。複数のキャリア3の各々は、駆動軸11から伝達される駆動力により回転する軸部8と、第1ルーバーが吊り下げられる第1吊下部材9と、軸部8に一体回転可能に軸支され、軸部8の回転により軸部8を回転軸心として第2ルーバーが第1ルーバーの少なくとも前面側を回動可能となるように、軸部8から軸部8と交差する方向にオフセットした位置に第2ルーバーが吊り下げられる第2吊下部材10と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ヘッドレール内に前記ヘッドレールの長手方向に所定間隔で配置された複数のキャリアの各々から第1ルーバー及び第2ルーバーが吊り下げられる縦型ブラインドであって、
前記複数のキャリアの各々は、
駆動軸から伝達される駆動力により回転する軸部と、
前記第1ルーバーが吊り下げられる第1吊下部材と、
前記軸部に一体回転可能に軸支され、前記軸部の回転により前記軸部を回転軸心として前記第2ルーバーが前記第1ルーバーの少なくとも前面側を回動可能となるように、前記軸部から前記軸部と交差する方向にオフセットした位置に前記第2ルーバーが吊り下げられる第2吊下部材と、を備える縦型ブラインド。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数のキャリアの各々は、前記ヘッドレール内を前記ヘッドレールの長手方向に移動可能とされており、
前記第2吊下部材は、前記第2ルーバーが前記ヘッドレールの長手方向に対して交差する位置まで回動した状態において、前記第2ルーバーが隣接する前記第1ルーバーの端部同士の間に位置するように、前記オフセットした位置に前記第2ルーバーが吊り下げられる、請求項1に記載の縦型ブラインド。
【請求項3】
前記複数のキャリアの各々は、前記第1ルーバーが前記ヘッドレールの長手方向に沿う角度を保持するように前記第1吊下部材を付勢する付勢手段を更に備え、
前記複数のキャリアの各々の前記第2吊下部材は、前記第2ルーバーが隣接する前記キャリアの前記第1ルーバーを前記付勢手段による付勢力に抗して押しながら回動するように前記第2ルーバーが吊り下げられる、請求項2に記載の縦型ブラインド。
【請求項4】
前記第1吊下部材は、前記軸部と同軸上に前記軸部に対して相対回転可能に軸支され、前記付勢手段により前記第1ルーバーが前記ヘッドレールの長手方向に沿う角度を保持するように付勢される、請求項3に記載の縦型ブラインド。
【請求項5】
第1ルーバー及び第2ルーバーを備える縦型ブラインドであって、
前記第1ルーバーは、ヘッドレールから前記ヘッドレールの長手方向に所定間隔で吊り下げられ、
前記第2ルーバーは、前記ヘッドレール内に前記ヘッドレールの長手方向に所定間隔で配置された複数のキャリアの各々から吊り下げられ、
前記複数のキャリアの各々は、
駆動軸から伝達される駆動力により回転する軸部と、
前記軸部に一体回転可能に軸支され、前記軸部の回転により前記軸部を回転軸心として前記第2ルーバーが前記第1ルーバーの少なくとも前面側を回動可能となるように、前記軸部から前記軸部と交差する方向にオフセットした位置に前記第2ルーバーが吊り下げられる吊下部材と、を備える縦型ブラインド。
【請求項6】
前記複数のキャリアの各々は、前記ヘッドレール内を前記ヘッドレールの長手方向に移動可能とされており、
前記吊下部材は、前記第2ルーバーが前記ヘッドレールの長手方向に対して交差する位置まで回動した状態において、前記第2ルーバーが隣接する前記第1ルーバーの端部同士の間に位置するように、前記オフセットした位置に前記第2ルーバーが吊り下げられる、請求項5に記載の縦型ブラインド。
【請求項7】
前記第1ルーバーは、半透明なルーバーであり、
前記第2ルーバーは、不透明なルーバーである、請求項1から6のいずれかに記載の縦型ブラインド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、縦型ブラインドに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ヘッドレール内を移動可能に配列された複数のキャリアの各々からルーバーが吊り下げられた縦型ブラインドが開示されている。この縦型ブラインドでは、複数のキャリアの1つおきのキャリア(第1キャリア)のみに、ヘッドレール内に設けられた駆動手段の運動をルーバーの鉛直軸周りの回転に伝達する回転伝達機構が設けられている。前記回転伝達機構が設けられていないキャリア(第2キャリア)には、ルーバーを鉛直軸回りの所定の回転方向に常時付勢する付勢手段が設けられている。
【0003】
第1キャリアに吊り下げられたルーバーがヘッドレールに対して略垂直になるように回転した状態(以下、全開状態という)では、縦型ブラインドは、第2キャリアに吊り下げられたルーバーによって、両隣の第1キャリアに吊り下げられたルーバー同士の間の隙間がほぼ塞がれた状態を保持するように構成されている。第1キャリアに吊り下げられたルーバーがヘッドレールに対して略平行になるように回転した状態(以下、全閉状態という)では、縦型ブラインドは、隣り合う第1キャリアに吊り下げられたルーバー同士の間で形成されるヘッドレールに対して垂直な方向から見た隙間がないように構成されている。従って、第1キャリアに吊り下げられたルーバーが全開状態であっても全閉状態であっても、隣り合う第1キャリアに吊り下げられたルーバー同士の間に隙間が生じることを防止できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-140952号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の縦型ブラインドでは、全閉状態において、隣り合う第1キャリアに吊り下げられたルーバー同士の間から第2キャリアに吊り下げられたルーバーの一部が露出するように構成されているため、第1キャリアのルーバーのデザインと第2キャリアのルーバーのデザインとが異なる場合、全閉状態における意匠性について改善の余地がある。すなわち、見た目の統一感を得ることができる構成が望まれている。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、意匠性に優れた縦型ブラインドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、1つのキャリアに対して2つのルーバーが吊り下げられた縦型ブラインドであって、一方のルーバーが他方のルーバーの前面側を回動できる構成とすることで、上記の課題を解決できると考え、これに基づいて、以下のような新たな縦型ブラインドを発明するに至った。
【0008】
本発明による縦型ブラインドは、ヘッドレール内に前記ヘッドレールの長手方向に所定間隔で配置された複数のキャリアの各々から第1ルーバー及び第2ルーバーが吊り下げられる縦型ブラインドであって、前記複数のキャリアの各々は、駆動軸から伝達される駆動力により回転する軸部と、前記第1ルーバーが吊り下げられる第1吊下部材と、前記軸部に一体回転可能に軸支され、前記軸部の回転により前記軸部を回転軸心として前記第2ルーバーが前記第1ルーバーの少なくとも前面側を回動可能となるように、前記軸部から前記軸部と交差する方向にオフセットした位置に前記第2ルーバーが吊り下げられる第2吊下部材と、を備える。
【0009】
前記複数のキャリアの各々は、前記ヘッドレール内を前記ヘッドレールの長手方向に移動可能とされており、前記第2吊下部材は、前記第2ルーバーが前記ヘッドレールの長手方向に対して交差する位置まで回動した状態において、前記第2ルーバーが隣接する前記第1ルーバーの端部同士の間に位置するように、前記オフセットした位置に前記第2ルーバーが吊り下げられるのが好ましい。
【0010】
前記複数のキャリアの各々は、前記第1ルーバーが前記ヘッドレールの長手方向に沿う角度を保持するように前記第1吊下部材を付勢する付勢手段を更に備え、前記複数のキャリアの各々の前記第2吊下部材は、前記第2ルーバーが隣接する前記キャリアの前記第1ルーバーを前記付勢手段による付勢力に抗して押しながら回動するように前記第2ルーバーが吊り下げられるのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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